Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

百万遍知恩寺(2016年6月18日参拝)

2016年07月13日 | 法然上人二十五霊跡
法然上人二十五霊跡も残り三カ寺となりました。

その内の一つである百万遍知恩寺へ参ります。

実は既に参拝済みの門跡寺院である三時知恩寺と勘違いしていて、
百万遍知恩寺は既に参拝していたと思っていたのです。(苦笑)

賀茂御祖神社、銀閣寺、金戒光明寺、京都御所等、
錚々たるビッグネームに囲まれた地にありながら、
今まで見逃していたとは我ながら恥ずかしい。(^^;

という訳で、初めての参拝となります。


所在地:京都府京都市左京区田中門前町103
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
開基:勢観房源智上人
開山:法然上人
札所:法然上人二十五霊跡


【縁起】
もとは皇円阿闍梨の住房比叡山功徳院の里坊で、
平安時代前期に円仁が創建したものと伝えられる。

法然上人は賀茂の神職から招かれ賀茂の神宮寺を居とし、
賀茂の禅坊と呼ばれていました。
今の百萬遍知恩寺の前身です。

建暦2年(1212)法然上人は入滅され、
法然上人の直弟子勢観房源智上人が、師の恩徳を偲び、
報いる為には恩を知らなければならないと、
恩を知るお寺、知恩寺と名付けられたのです。

元弘元年(1331)第8世善阿空円の時、都に疫病が蔓延した際、
後醍醐天皇の勅命により七日七夜百萬遍の念仏を唱えたところ、
疫病が治まったことから百萬遍の号が下賜されました。

以来、百萬遍念珠繰りが修されるようになった。

その後、幾度かの移転の後、
江戸時代に入り寛文2年(1662)に現在地に移転。

現在も数珠繰りの「ひゃくまんべんさん」と呼ばれ親しまれている。


【山門】


大型の駐車場がありますが有料です。

山門は有料駐車場の反対側にあるので、
わざわざ山門まで行ってから参拝開始。


【境内】


浄土宗の本山クラスの雰囲気が漂う境内です。

奥に見えるのが本堂である御影堂です。


【稲荷社】



【地蔵尊】



【阿弥陀堂】


文化8年(1811)に建立後、火災により天保3年(1832)頃再建。

お堂が開いていたので中を見てみると、
大学生達が近所の子供達と何やら遊んでいた。

近年になってこのような催しをやってるみたい。

私も有難い事に堂内に入れていただきました。

不思議な事に堂内はまるで禅宗のような雰囲気でしたね。

こちらには阿弥陀如来が祀られていました。


【阿弥陀経石】




全国に三基しか無く、残りの二つは正林寺と宗像大社にあるとか。

両方とも参拝したけど記憶無し。(^^;

宗像大社はたぶん私が拝観しなかった
神宝館に安置されているんでしょうね。


【御影堂】




現在の御影堂は寛文7年(1667)、当山第39世光誉萬霊上人が、
時の将軍より金五百両を賜り、全国を行脚して建立したもの。


立派な御影堂です。

内陣はいかにも浄土宗の本堂といった雰囲気で、
胎内に遺骨と遺髪が納められている法然上人像、
作風・技法から快慶作と推定される阿弥陀如来が祀られていました。


外陣には世界最大の大念珠が吊るされていました。

大念珠のお触りはOKですが、
堂内の撮影はNGでした。


【釈迦堂】




寛文4年(1664)建立されたもの。

釈迦堂は入れませんでしたが、
素晴らしい釈迦如来様がいらっしゃいました。


【鐘楼堂】



【勢至堂】



【納骨堂】



【加茂大明神】



【百萬弁財天】



【蔵】



【御朱印】


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