Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

源空寺(2015年12月13日参拝)

2016年02月25日 | 法然上人二十五霊跡

本教寺から歩いて数分の場所にあるのが源空寺。
法然上人二十五霊跡の札所の一つであります。



所在地:京都府京都市伏見区瀬戸物町745
宗派:浄土宗
御本尊:円光大師
創建:建久6年(1195)
開基:忍空上人
開山:法然上人
中興年:慶長17年(1612)
中興:幡随意
札所:法然上人二十五霊跡



【歴史】
当寺はその昔、木幡の里にあり、
三井寺の碩徳公胤僧正の弟子忍空上人の草庵であった。

忍空上人は深く法然上人の徳風を仰ぎ、
特に浄土の教義を信じて専修念仏せられていた。

法然上人御年63歳の時、上人をこの地にお迎えして人々に教化された。
人々は法然上人とのお別れを惜しみ、御影を安置せんことを請う。
その願いを感ぜられた上人は、かねて御書写の法門及び法語数通で持って
「張貫きの御影像」を作ってこれを忍空上人に授与された。

慶長年間、江戸の幡随意上人は九州の異教徒教化の帰途、
法然上人の影像を拝されたが、余りにも土地辺鄙なのを歎かれ、
現今の地に移されんことを請われた。

家康公もまた随喜の余り、桃山城内の一宇を寄進され、
ここに長く念仏弘通の専門道場の基礎が確立された。

よって寶海山法然院源空寺と呼び定められる由縁である。


【山門】


6台ぶんほどの無料駐車場がありました。




これはまた変わった山門ですね。

この山門は1623年に廃城になった伏見城城内の建物の一部を移築し、
楼門風にしたものだそうです。


【朝日大黒天】


伏見城の巽櫓から徳川家光によって移されたもの。


【即一六躰地蔵尊・愛染明王】


同じく巽櫓から移されたもの。


【境内】



【本堂】


普段拝観する際は予約が必要ですが、
御朱印をお願いすると本堂に入れていただきました。

法然上人の札所はどこも本堂に上げていただけるのが良いところです。
しかし今日は違った。

堂内には喪服を着た方々が20名ほど居て、
御住職は読経をされている。

どうやら年忌法要中のようだ。

こんな時に本堂に入れていただいても、
居心地最悪ですよ。(^^;

早々に立ち去ったのは言うまでもない。


【十三重搭】



【稲荷社】



【御朱印】



ふぅ、今日はさすがに参った。

お寺参りは本堂に上がってこそと、
いつも言っておりますが、法事の時は別。

法事の最中に一人場違いな人間がいるのを想像してくださいよ。

つらかったっすよ~。(苦笑)


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