新興宗教の金剛寺を後に富田林市へ移動。
富田林といえばPLが有名ですが、
今回は楠木正成所縁の寺院である楠妣庵観音寺を参拝です。
所在地:大阪府富田林市大字甘南備1103
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:千手観音菩薩
創建:伝・延元4年/伝・暦応2年(1339)
開基:伝・楠木正行
開山:伝・授翁宗弼
中興:大正6年(1917)
中興開山:池上慧澄
札所:河内西国霊場
【縁起】
楠木正行が崩御した後醍醐天皇を悼み、
河内国石川郡甘南備にある峰條山の一角の地を浄め、
後醍醐天皇の念持仏であった千手観音を安置した
「峰條山観音殿」と称する一殿を建立したのが起源とされる。
開基とされる正行とその弟正時が四條畷の戦いで討死にした後、
二人の母で楠木正成正室の久子も、観音殿と同じ地に草庵を結び隠棲した。
久子は敗鏡尼と称し、念持仏の十一面観音を奉祀して、
夫と息子、一族の菩提を弔いつつ、16年間の余生を過ごした。
久子の入寂後、正行の弟楠木正儀は、不二房行者を住持させて、
観音堂改め観音寺とし、楠木一族の香華寺としたとされる。
享保年間までは尼僧を住持させて護持されていたが、
明治6年(1873)には廃寺となる。
大正4年(1915)岐阜県益田郡下原村出身の篤志家加藤鎮之助によって
購入されることになり、大正6年(1917)5月に草庵が再建された。
大正11年(1922)には同じく鎮之助により本堂も建立され、
池上慧澄(臨済宗大学学長)が住持として請われ晋山、
約半世紀を経て再興が果たされた。
【参道】
無料駐車場は三カ所あり一番下に停めて歩きました。
【紅梅】
【楠公夫人常用の井戸】
何とも言えぬ雰囲気です。
【石段】
【山門】
山門手前にも無料駐車場があります。
拝観料200円です。
【本堂】
運悪く法要が行われていたが、
すぐに終わったので御住職に本堂に上げていただいた。
華美な装飾も無く良い意味で至って普通の内陣でした。
【境内】
上にお堂があるようです。
この苔がたまらんです。
【昭和天皇お手植えのくすの木】
大正6年だから皇太子時代に来られていたんですね。
【十一面観音堂】
【楠公夫人御墓】
【石塔】
【草庵】
【本堂】
【庫裏】
昔懐かしい建物でした。
【桜】
桜はまだまだでした。
【山門】
反対側にも山門がありました。
格式の高さを感じるからこちらが正門なんでしょう。
場所柄どうしても車での参拝になるので、
こちらの山門から入る人は少ないでしょう。
【楠公の像】
【御朱印】
富田林といえばPLが有名ですが、
今回は楠木正成所縁の寺院である楠妣庵観音寺を参拝です。
所在地:大阪府富田林市大字甘南備1103
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:千手観音菩薩
創建:伝・延元4年/伝・暦応2年(1339)
開基:伝・楠木正行
開山:伝・授翁宗弼
中興:大正6年(1917)
中興開山:池上慧澄
札所:河内西国霊場
【縁起】
楠木正行が崩御した後醍醐天皇を悼み、
河内国石川郡甘南備にある峰條山の一角の地を浄め、
後醍醐天皇の念持仏であった千手観音を安置した
「峰條山観音殿」と称する一殿を建立したのが起源とされる。
開基とされる正行とその弟正時が四條畷の戦いで討死にした後、
二人の母で楠木正成正室の久子も、観音殿と同じ地に草庵を結び隠棲した。
久子は敗鏡尼と称し、念持仏の十一面観音を奉祀して、
夫と息子、一族の菩提を弔いつつ、16年間の余生を過ごした。
久子の入寂後、正行の弟楠木正儀は、不二房行者を住持させて、
観音堂改め観音寺とし、楠木一族の香華寺としたとされる。
享保年間までは尼僧を住持させて護持されていたが、
明治6年(1873)には廃寺となる。
大正4年(1915)岐阜県益田郡下原村出身の篤志家加藤鎮之助によって
購入されることになり、大正6年(1917)5月に草庵が再建された。
大正11年(1922)には同じく鎮之助により本堂も建立され、
池上慧澄(臨済宗大学学長)が住持として請われ晋山、
約半世紀を経て再興が果たされた。
【参道】
無料駐車場は三カ所あり一番下に停めて歩きました。
【紅梅】
【楠公夫人常用の井戸】
何とも言えぬ雰囲気です。
【石段】
【山門】
山門手前にも無料駐車場があります。
拝観料200円です。
【本堂】
運悪く法要が行われていたが、
すぐに終わったので御住職に本堂に上げていただいた。
華美な装飾も無く良い意味で至って普通の内陣でした。
【境内】
上にお堂があるようです。
この苔がたまらんです。
【昭和天皇お手植えのくすの木】
大正6年だから皇太子時代に来られていたんですね。
【十一面観音堂】
【楠公夫人御墓】
【石塔】
【草庵】
【本堂】
【庫裏】
昔懐かしい建物でした。
【桜】
桜はまだまだでした。
【山門】
反対側にも山門がありました。
格式の高さを感じるからこちらが正門なんでしょう。
場所柄どうしても車での参拝になるので、
こちらの山門から入る人は少ないでしょう。
【楠公の像】
【御朱印】