Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

養源院(2016年2月11日参拝)

2016年04月13日 | 仏閣
三十三間堂の前にあるのが血天井で有名な養源院。

先ほど参拝した相国寺の塔頭も養源院であったが、
養源院といえばここというべきお寺です。

と言いながら、初めての参拝となります。(^^;



所在地:京都府京都市東山区三十三間堂廻り町656
宗派:浄土真宗遣迎院派
御本尊:阿弥陀如来
創建:文禄3年(1594)
開基:淀殿
開山:成伯法印


【縁起】

豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政、祖父浅井久政らの
二十一回忌の供養の為に秀吉に願って創建した。

浅井長政・久政は天正元年(1573)小谷城で自刃。

開山は浅井氏の庶流にあたる比叡山の僧成伯法印である。
元和2年5月7日に崇源院が養源院で淀殿・豊臣秀頼の菩提を弔う。

その後、元和5年(1619)火災により焼失。
元和7年(1621)淀殿の妹である徳川秀忠の正室・崇源院の願により再興。
以後、徳川氏の菩提所となった。

江戸時代の養源院は一般の人は参拝出来ず、将軍家や大大名という、
高貴な身分の人だけに参拝が許されていた。

誰もが拝観できるようになったのは明治時代に入ってからのこと。

もと天台宗で第二次大戦後に浄土真宗遣迎院派に改宗した。


【南門】



【境内】


左手に2台ほど車は停めれそうでしたが、
山門の間は狭いから厳しいな。


【白衣弁財天】





【毘沙門堂】





【参道】


意外と広い境内です。


【境内社】


白鷹龍神、赤桃明神、白玉明神が祀られていました。


【鐘楼堂】



【卍地蔵尊】



【本堂】




本堂には葵の御紋が。

早速拝観開始。

やっぱり人気のあるお寺だけあって、
入ると20名以上がいて説明が始まっていた。

まずは本堂でお参りで御住職からいろいろ説明していただく。

見事な襖絵を守る為か照明が若干暗めになっていました。


廊下は左甚五郎作といわれる鶯張廊下で、
歩くとキュッキュと音が鳴りました。


横には俵屋宗達の象さんの杉戸絵がありました。
これ、この前に京都国立博物館で見ましたよ。(笑)

次は血天井拝見です。


【血天井】

(画像はネットで拾ったもの。)

伏見城の留守居役鳥居元忠が石田三成の大軍により、
切腹し自害した悲劇の武将。

その家臣も約380名が自害等で伏見城で果て、
その血痕の跡が生々しく残っていました。

ここのはシャレになりません。
手だけじゃなく、身体や顔がありましたから。(^^;

改めて供養の気持ちを持ったのは言うまでもない。

ちなみに鳥居元忠は第一次上田合戦では7千もの兵を率いながら、
真田軍に敗れ去っています。


血天井を見終ると玄関にある俵屋宗達の唐獅子を見てから、
御住職と一緒に外に出ます。


【護摩堂】



【本堂・客殿】





【お市の方供養塔】


お江の方の母親なのは今更説明不要。


【崇源院供養塔】


各地に彼女の供養塔がありますが、
こちらのもなかなか立派なものです。


【歴代住職墓】



【御朱印】


浄土真宗ですけど御朱印はいただけます。
遣迎院派というのはマイナーですけどね。

書置きでした。

さて、いよいよ刀剣を見に京博へ行きますか。
楽しみや。


【京都国立博物館】




早速入館すると列が出来ていた。

長蛇の列じゃないけど、進み方が異常に遅い。
最後列で40分から50分待ちのアナウンス。

マジか~?

ただ係員によると後ろから見るならすぐにいけるとのこと。

歩き疲れていたので後ろから見ることに。
ガラス越しに名刀の数々が展示されていた。

その名刀の前には刀剣ファンがじっくり見ている。

アカン、これでは列が進まない訳だ。(^^;

私は背が高いので見れたけど、
背が低い女性は見えなかっただろうね。


名物義元左文字、銘則国、膝丸、銘吉行、名物秋田藤四郎、名物二ツ銘則宗など、
よくぞこれほどの名刀を集めたな、と感心した。

骨喰藤四郎は1月17日までだったので見れませんでしたが、
この前見たから問題無し。


それにしても刀剣乱舞の影響で若い女の子が多かったですね。
昔では考えられない。

一人の女の子が偉そうにウンチクを垂れていたのを見て、
ちょっとムカついたのはここだけの話。(^^;

あと、刀剣乱舞のせいで、刀の写真を検索すると、
アニメばっかり出て凄く困ります。

アニメのイケメンなんて見たくないから。(笑)

智積院(2016年2月11日参拝)

2016年04月13日 | 真言宗十八本山
続いて本日のテーマの一つである刀剣を堪能しに、
「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」が開催されている
京都国立博物館へ向かう。

あの名物義元左文字が展示されるとあっては行くしかあるまい。
歴史&刀剣好きなら見ておかないとね。


実はその前に、伊藤若冲生誕300年記念を企画している宝蔵寺へ行って、
髑髏の御朱印をいただきに参拝しようと思ったが、
やっぱりいくらなんでも髑髏の御朱印というか、
スタンプであっても悪趣味だろということで参拝中止。


京博の近くに到着。

宝蔵寺の代わりに近くの智積院を参拝することにした。

智積院って好きなお寺なんですよ。



<2011年5月6日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1bced7e8d35a2d5e4ed2066a550d486d


<2011年8月27日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/d74ac22e700d408bdb4140ae49a06e14


<2012年5月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/614a26d66e44d6a97332eaed01f0774c


<2013年11月4日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/648b46aa1184e6a73baccc2e757b1ee6



所在地:京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
宗派:真言宗智山派
御本尊:金剛界大日如来
創建:慶長3年(1598)
開基:玄宥
札所:真言宗十八本山、近畿三十六不動尊、京都十三仏霊場


【冠木門】



【境内】





【紅梅】




花に興味がそんなに無いと言いながら、
咲いていたら撮ってしますね。(^^


【金堂】




ここもいつの間にか撮影禁止になってました。(泣)


【明王殿】



【大師堂】



【鐘楼堂】



【鐘楼】





【御朱印】