The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ドメイヌ・ソガ プライヴェート・リザーヴ ルージュ ヒデオ・ヴァインヤード 小布施ワイナリー

 | ワイン
ご存知長野県は新潟県境、栗の産地『小布施』にある曽我さんのドメーヌであります。

ここまで登場した2本は100%メルロで造られていましたが、
このワインは長野県高山村産の自社畑メルロを中心に、
カベルネ・ソーヴィニオンとプティ・ヴェルドを加えているとのこと・・・

発酵は自生酵母で約一ヶ月、ホーロータンクで行います。
樽熟成は当然行われるようですが期間は不明、新樽率はこれも100%なんですね!

『プライヴェート・リザーヴ ルージュ・プルミエ』は本格的なボルドータイプのプレステージで、
ドメーヌの直売店でのみ販売されるものとのことです。



前にも触れましたが、このワインが5本のメルロ系列で人気No1でありました。

ワタクシとしては、香りの中に見られるボルドー系のワインとは違う香り・・・
何と言いましょうか、どこかケミカルな風味が気にはなったのですが、
それにしても優しさと力強さの両面を持つ味わいの見事さは、
他の造り手とは一線を画しているものと言えるでしょう。

ヴィンテージは2008年で2009年のポテンシャルには敵わないわけですが、
逆に飲み頃の早い、いわゆるレストラン向きのワインとなり、
そうゆう意味では、既にこうして飲める代物となっているわけです。

この年以降はビオロジックな畑造りと100%自社畑の方向付けをし、
更に邁進するこのドメーヌですが、ワインのしなやかさとスケール感は失わず、
むしろ本場ボルドーに迎合することなく、目指す所はニッポンワインの独特のスタイル!

これからも、見守りたいドメーヌの一つと言えるでしょう。


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2009 城戸PR メルロ、二回目の登場です!

 | ワイン
『奥出雲・・・』のあとに、有名な二人のメルロ系が登場いたしました。

一人が『城戸ワイナリー』の城戸さん、もう一人が『ドメイヌ・ソガ』の曽我さんなんですね!
何ゆえ有名か?と言いますと、説明するまでもなく『ウスケボーイズ』の中心人物だからなのですが、
そんなことはサレカマナイデ、先入感無しに真正面から両者のワインを飲み込んでみました。

『城戸ワイナリー』の『98’プライヴェート・リザーヴ メルロ』は、
以前にも和食屋さんに持ち込んで、登場いたしましたのですが、
まずはココで改めてデータなどを説明いたしますと・・・



長野県はメルロの優良地所『桔梗が原』に有る自社畑産のメルロ100%を使用し、
発酵は自生酵母で約2週間ステンレスタンクで行います。
樽熟成は約12ヶ月、もちろん新樽率は100%とのことで、
年産284本(2008年)という少量生産なんですね・・・

このワインは日本ワインとは思えないほどの、威風堂々とした本格的なボルドータイプ!

トップの焙煎やらココアやらの複雑な香りに始まって、濃厚なカシスのアロマを楽しめ、
骨格堅固で硬さもありますが、基本舌触りは滑らかでベルヴェッティー!
5本の中では際立ったコンセントレイションを見せつけ、パワフルで筋肉質♪
まだまだ先がありますが、食事と一緒なら今でも行ける・・・
いわゆろ正統派、そんな感じのメルロでありました!

今回の流れでは、人気第一位は『ドメイヌ・ソガ』が圧倒的でしたのですが、
実はココだけの話、このワインにも1票入っていまして、心の中でワタクシも一票入れました!

ここはニッポンですから、こんだけ気合を入れなくても・・・
という意見も確かにそれはその通りでしょうが、この真面目さ、丁寧さがワタクシは好きなんですね!

まずは5年以上は待って、熟成した状態でまた飲んでみたいと思っております!

そして次に登場したのが『ドメイヌ・ソガ』のメルロ系ルージュだったんですね。
続きは後ほど・・・


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2009 奥出雲ワイン メルロ

 | ワイン
『盛岡ワイン・・・ニッポン!』のメルロを中心とした流れの最初のワインは、
島根県の『奥出雲ワイン メルロ』でありました!





これは自社畑産と栽培農家のメルロを100%使用し、
発酵はステンレスタンクで培養酵母を使い1ヶ月、
樽熟成は14ヶ月間かけて新樽は使わず、
2008年物は2960本造られたらしい。

これがまた、優しく滑らかな口当たりのメルロでして、
いかにも和食のテーブルに存在感を表しそうなワインなんですね・・・

わずかにチョコ系のアクセントを見せながらスパイス感を帯び、
紫の花やブラックベリーのアロマを楽しめます。

柔らかな甘みを感じつつも、適度な酸度を伴ったミディアムな果肉を味わえるのですが、
ソレがヒジョーにバランスが見事で、様々な要素が良く溶け込んでいる訳です。

09’ですが、既に今飲める状態です!

クイクイっと飲めるメルロがあっても、イイじゃあないのでしょうか?


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2010 身土不ニ 今荘野畑ヴァインヤード ベリーA  バリックスタイル ヒトミワイナリー 滋賀

 | ワイン
昨晩は高校時代のバスケットボール仲間と一献を傾け、
いつもよりは少しばかりですが、多めにお酒をいただきました。

それでも、そんな仲間とのお酒はイイ酒でして、
アレだけ飲んでも朝から大丈夫・・・

ヒョットしたら、今の時点で未だ酔っているかもよ?
てな気分なんですね・・・

毎年この季節に昼はゲームをし、夜は酒盛りなのですが、
今年は皆さんの日程が折り合わず、酒盛りだけになりました。

話題の中心は『市民体の○校戦でのお前のシュートはコウだった・・・』とか、
『ラスト18秒前に逆転した後のディフェンスの陣形にミスがあった・・・』とか、
いずれバスケのハナシのみ!

毎年話す内容は同じ話題だけなのですが、何故か気分良く帰れるこの酒盛りは、
世知辛い年末の雑事の事どもの中にあって、オアシスみたいなものなんですね・・・

で、チョット寒めの小春日和に、気分良くPCに向かっているところであります。

さて、その前の日は、チョット珍しい『滋賀県』のビオ系風の『ベリーA』を開けてみました。

出張帰りの83’息子が久しぶりに家飲みに付き合うとのことで、
ビールのあとにそのワインを出したわけです。



『身土不ニ』とは『地のものを食せば、長生きができる』という意味、
今荘野畑地区は琵琶湖北の傾斜の有る土地で水はけがよく、
寒暖の差の有るマイクロクライメットともあいまって、
面白い葡萄が取れるということです。

そこのマスカット・ベリーAを使いフレンチオークの樽発酵、11ヶ月の樽熟成、
無濾過、未加熱で充填して仕上げたとのこと・・・

なぜにビオ系風と言ったかといいますと、第一印象が『ラピエール』のヌーヴォーに似ている!
これはワタクシだけの感想かもしれないのですが、そんな感じです!

あまやかなオークとベリーの風味が心地よく、
ミディアムなフルーツの甘さと酸度の下支えの妙?

グングン飲めて正気に帰る?
ファジーな味わいとモヤモヤの妖しさで心はラビリンスてな調子!

ワタクシの本流ではありませんが、こんな酒盛りも有りかもしれません!
気持ちよく飲ませていただきました。
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2010 ケルナー・ドライ 山崎ワイナリー 北海道

 | ワイン
6.5ヘクタールの自家畑産の葡萄のみでワインを生産する、
日本では今の時点では極めて珍しい、生粋の家族経営ドメーヌが北海道は三笠市にあります。

ソレが『山崎ワイナリー』でして、おそらくワインの質は全て世界標準と言えるでしょう。



今までに『ツヴァイゲルトレーベ』を飲んで、驚かされ!
『ピノ・ノワール』を飲んで、目を見張り・・・

そして今回『ケルナー・ドライ』を御相伴いただく機会があり、
白ワインの造りにもセンスの良さを見せ付けられ、
なるほど業界での評価もあながち嘘ではないな!と確認したしだい・・・

その香りと味わいはこの品種のティピシテとは違いますが、
1本の辛口の白ワインとして見た場合、薫り高く、キュッと締まった、グッドバランスの、
秀逸なワインの範疇である事は間違いないでしょう・・・

ところで『ケルナー種』とは『リースリング』と『トロリンガー』の交配種で、
近年ドイツを中心に栽培されている葡萄品種なんですね・・・

これを低温発酵、シュール・リーなどで丁寧な仕込を進めるわけですが、
出来たワインの色合いは黄色みのない透明な外観を示しております。

注がれてスグにグラスに鼻を近づけますと、白い花にミネラル、それにシトラスやレモン、
更にはフレッシュな青リンゴのアロマを感じます!

果実の味わいは、良く引き締まった極めて辛口に仕上げており、料理との相性も良し!

ストレスを和らげる為に葡萄の木にクラシックを聞かせていた!
という独特の栽培法が功を奏したかどうか?はサダカではありませんが、
引き締まってはいるものの、味わいには優しさと落ち着きがあるんですね・・・

北の大地の家族5人のみのドメーヌ・・・
ワイン造りの方向性は定まっているようです。

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2010 タケダワイナリー サン・スフル 白発泡 山形県産デラウエア100%

 | ワイン
『盛岡ワイン・・・ニッポン!』のスタートワインにこれを登場させました。

今や創業90年を迎え、ますます日本のワイナリーの牽引者として、
目が離せない『タケダワイナリー』!

何と言っても、ワイナリーの周辺には15ヘクタールの自社畑が広がり、
その畑で近年ビオディナミに取り組んでいる一族経営のドメーヌであります。

この『タケダワイナリー』で最近登場させたのが『サン・スフル』シリーズで、
読んで字のごとく『亜硫酸無添加』の3種類のワインだったんですね・・・

特にも、山形県産のデラウエアを粒選びで選別し、良質なものだけで造った、
優しくナチュラルなスタイルのワインが今回のこれなわけです。



ここにきて、業界を席巻しているビオ系ワイン専門飲食店では、
スタートワインの定番に成りつつあるこのワインですが、
心地の良い微発泡とバランスの良い優しい果実の味わいを考えれば、
然もありなんというところでしょうか?

基本辛口ですが、仄かな甘みも気持ちよく、
サッパリとして抜群な料理との相性も見せてくれます。

どうやら世の中の流れはこんな感じの方向へ流れているようです・・・

なるほどね♪保守本流の救世主も、今のところ出番待ちってところでしょうか?


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2002 コート・ロティー ラ・ムーリンヌ ギガル

 | ワイン
『第131回 オテル・・・』の最後を飾ったのは『コート・デュ・ローヌ』のオオモノです。

『ギガル』には『コート・ロティ』の三つの畑があって、
『コート・ブリュンヌ』の『ラ・ランドンヌ』と『ラ・トュルク』
そして『コート・ブロンドー』の『ラ・ムーリンヌ』なんですね・・・

今回登場したのは、その中でも一番歴史の長い『ラ・ムーリンヌ』の2002年物でありました!





『もし無人島にワインを一本だけ持っていけるのなら、何を持っていくのか?と聞かれれば、
ワタシはコート・ロティ ラ・ムーリンヌを持って行く』と著名なワイン評論家が言ったそうですが、
もし85年が手元にあれば、何も考えずにワタクシもそうするかもよ!

などと、言うだけタダですから、言わせて貰いますが・・・

でもそれだけ、このワインには、もしワインの精霊がいるとすれば、
間違いなくこのワインにはソレが宿っている!

そんな気が致します!

細かいコメントは抜きにして、2002年物も凄かった!

濃密かつ芳醇、華麗にしてエレガント・・・
数ある賛美を並べても、なお言葉が足りないような気が致します。

そんな『ラ・ムーリンヌ』を飲みながら、
『オテル』の最後に素敵な時間を過させていただきました。


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2008 ブラン・ド・ヴァランドロー No.1 AOC ボルドー

 | ワイン
『ジャン・リュック・テュニュヴァン』の『シャトー・ド・ヴァランドロー』が白ワインを生産、
ファースト・ヴィンテージは2003年とのことです!

なんと先日の『オテル・・・』に、T君がこのワインをご持参いただき、
ワタクシも御相伴に預かりました。

ソーヴィニヨン・ブラン30%、ソーヴィニヨン・グリ20%、セミヨン50%のセパージュで、
『AOC サンテミリオン』の白は有りませんので、アペラシオンはAOCボルドーとなるんですね!



グラスに注がれた色合いは、極めて色の薄いイエローですが、
きらきら輝く照りがあって、ピュアーなワインの佇まいなんですね・・・



グラスに注がれるなりの華やぎのアロマが心地よく、そこにはミネラルであったり、
パッションフルーツであったり、黄色いフルーツであったりなんですね・・・

果実はまるでブルゴーニュのようにスタイリッシュで軽やかで、
とても『ボルドー・ブラン』とは思えません!

じゃあ薄くて面白くないのか?と言いますと、これも一つのスタイル!
『サンテミリオン』といえば『モンブスケ・ブラン』とくる訳ですが、
このワインはむしろ対角に有るスタイルでしょう・・・

このワイン、酒販店で価格がいろいろあって、下記の様に適切な値段設定を選ぶべきでしょう!

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T商店にアリマシタ♪
[2008] ブラン・ド・ヴァランドロー No.1

[2008] ブラン・ド・ヴァランドロー No.1
価格:7,329円(税込、送料別)

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11.22のキュイジーヌは・・・

 | キュイジーヌ
後半の『メルロ』シリーズに入る前に、白ワインと料理のマリアージュを楽しんで貰おうと、
四品のキュイジーヌを並べたんですね・・・

まずは『アミューズ』ですが、『ブロッコリーのタルト』に『ユリネの和え物、花野菜のクスクス風』
『人参のマリネ』『大根のスライスとサーモンの燻製』などを並べました。



もちろん『タケダワイナリー サン・スフレ』との相性は抜群で、あっと言う間の完食!

続きまして、『茄子のゼリー寄せ、ビーツとパプリカのマリネを添えて』が登場し、
これも御出汁のきいたサッパリとした味わいで、『窓辺 橙』と見事にマリアージュしたわけです。



さてここで、甲州ワインですので和風の一品を合わせるのが肝要と考え、
またまた御出汁系のあんかけ仕立ての『豚肉と蕪と牛蒡の煮込み』を出していただき、
これがなんと『窓辺 橙』のゆる~~い、ぼはっとした味わいと絶妙なタッチで合いまして、
ヒジョーに満足致しました。



最後は、赤ワインの登場を見据えて、更には『山崎ワイナリー』の『ケルナー』とも合わせるべく、
真鱈を低温のオリーヴ油で火入れをしました『真鱈のフォンダン、パッションフルーツのソース』で、
とりあえず『メルロ・シリーズ』の前に腹ごしらえ完了と相成ったわけ・・・



料理は軽めで・・・とも言ったのですが、どうしてどうして!
いつもと変わらぬ展開となりました。

身内の事で何ですが、見事の一言!


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『盛岡ワイン・サンプリング・クラブ -日本!』開催いたしました。

 | ワイン
『オテル・・・』から既に10日以上も経って、まだ最後の大事な2本も報告出来ずにおりまする。

しかも、その間の行脚もあったのですが、ソレもまだ・・・
毎日更新でこのテイタラクですから、困ったもんです!

『おめ~!そんだけ飲んでるからよ!』と言われれば、
『ハイ!確かに・・・』と答えざるを得ずなんですね・・・

自らのマダラ健忘症克服のために始めたはずのブログですので、
話題提供の遅れを意識するって事は、本来の方向性から逸脱してきている懸念も有るには有るわけでして、
ナンヤカンヤ言いながらも、見られている!という劇場型の感覚を拭い去る事は出来ないんですね。

もっと気楽に書けばイイのに・・・
いつもそう思うのですが、ソウはならないのは性(さが)!

という事で、ご勘弁ください!

さて、それで昨晩の事ですが、新しい形のワイン会を始めました。
構成メンバー、会が始まった経緯などはここでは触れませんが、
今までとは全く違う接点とだけ言いましょう!

それで『オテル・・・』の報告も未だその状況ですので、詳しくはその後になりますが、
まずは登場したワインのラインナップをご覧下さい↓



1.2010 タケダワイナリー サン・スフル 白発泡 デラウエア100%

2.2010 窓辺 橙 四恩醸造

3.2010 ケルナー・ドライ 山崎ワイナリー

4.2009 奥出雲ワイン メルロ

5.2009 城戸プライベート・リザーヴ メルロ 長野県桔梗が原

6.2008 ドメイヌ・ソガ プライベート・リザーヴ ルージュ プルミエ ヒデオ・ヴァインヤード 小布施ワイナリー

7.2008 シャトー・ルミエール ルージュ

8.2005 丹波カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロ 限定醸造

9.2002 シャトー・マグドレーヌ サンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセ

と、このような流れ・・・
説明するまでもなく、ニッポンワインを並べてみました。

この中で、3番と9番はブラインドで登場させたのですが、
その時ばかりは、皆さん大盛り上がり!回答振りも見事なもので、
ワタクシ流石だなあ・・・と感心してしまいました。

そして後半の赤の6本は『メルロ・セパージュ』なんですね!
4番と5番はメルロ100%で、6番から8番まではカベルネとのブレンドでして、
そのカベルネ比率は後半に行くに従って多くなります。

最後の9番は『シャトー・マグドレーヌ』をブラインドで出した訳ですが、
メルロ85%、フラン7%、残りはあまりの古木で不明とのこと・・・
大好きなこのシャトーで会を閉めさせていただきました。

さてさて、今回立ち上がった『盛岡ワイン・サンプリング・クラブーニッポン!』
この街で美味しいニッポン・ワインを追い求めます!

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