The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

嵐山か・・・

 | ジャーニー
去年の祇園祭りの日に、京都は嵯峨野を旅した事は、すでに報告の通り・・・
嵯峨嵐山駅を下車し、天竜寺へ、
天竜寺前の気の利いた料理屋で食事をし、一息・・・
その日は、なんと日中35度Cを越える猛暑でした。

涼しげなはずの嵯峨野の竹林も、足取りが重い・・・
ヤットの事で、大河内山荘へ、

竹林の向こうからトロッコ電車の音が、
なんとも言えない風情でありました。
山荘で頂いた抹茶が美味しい事・・・救われた気がしました!
抹茶でですよ!いかに水分が不足していたのかが分かりますでしょ!!
むしろ、冷えたソーヴィニオンなんかあれば、最高ですが・・・

さて、そこを抜けて嵐山は京都吉兆の前で、
『ここが吉兆ですか・・・』と板前修業のお兄さんに声をかけたのを思い出しました。

と言うのも、今日のNHKの「プロフェッショナル」の再放送、
吉兆の創始者湯木貞一の孫、徳岡邦夫がゲストだったのですよ!
画面の風景の門構えに見覚えあります・・・

なつかしいですな・・・
嵐山ですか・・・
秋には京都必ず行きます!
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ルイ・レミーのラトリシエール

 | ワイン
ラルー・ビーズ女史が88’にドメーヌ・ルロアを興したのはあまりにも有名!

ラルー・ビーズと言えばDRCなわけで、
92’にそこをわざわざ出る事になって、タダで引き下がる事も考えにくい・・・

案の定、シャルル・ノエラのロマネ・サン・ヴィヴァンやルイ・レミーのラトリシエールなどを買収し、ドメーヌ・ルロアは新化しつつある訳であります。
そして今に至っております!

なんとイトウゾ神父、小生の誕生日の次の日の巴里祭の当日に、87’ラトリシエール・シャンベルタン ルイ・レミー(ドメーヌ・ルロア買収直前のいわくつき)を出してくれました。

チョット濁りのある、アンバーなエッジの薄いルビーの色合いです。
オリエンタルな妖しのブケに、乾燥したプラムの風味・・・
甘苦の味わいには、どこかビオっぽいニュアンスが・・・
わたくし、90年代のバッド・ヴィンテージのビオ系かと思ってしまいました。

凄いとは言いません、激旨とも言いません・・・
でも、結構楽しめる、古酒ピノの一つと言う事は出来るのでしょう・・・!

イトウゾ氏には大感謝です!!
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アンフォーラ!土壷で??

 | ワイン
フリウリ・ヴェネッツィア・ジュリアの鬼才、自然派ヨスコ・グラブナーの念願がかなった様であります。
でも私達には、本当のところを理解できておりません!
見れば『あっ!!』っと驚きます。
玉葱の皮のようなオレンジでしょうか?
とてもこれを見て、白ワインとは思えないでしょう・・・

01’ブレッグ アンフォーラ

このワインはグラブナーが97’から実験的トライしていた醸造方法・・・
なにしろ、グルジアはテラコッタ製の壷での醸造、熟成であります。
01’から正式に採用され、『やっと自分の造りたい物が出来た!』と満足しているらしい・・・ですが、皆さんいかがでしょうか?

色からすれば、年代物の白ワイン?ってところでしょうが、
その味わいは意外や意外・・・
むしろミネラル感たっぷりで、辛口にしまって、始めはさらりとしています。
高いアルコールと自然派特有のまったりとした滋味が時間と共に濃度を上げ、
最後は印象的な、ドライトマトの風味の戻り香とスパイス感が心地よし!
というところでしょうか・・・

鬼才仲間ジャン・フランコ・ソルデーラがこの白は認める!と言ったのも、
嘘ではなさそうであります!

いずれにしてもこのワイン、ビオ度高めです!!
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ヌッフ行脚、黒々系?

 | ワイン
先日のヌッフ行脚では、硬軟とりまぜて楽しませていただきました。
最初出てきましたのは、土っぽい、親しみ易さのある、飲みごろのピノ・ノワール!
これが最高の旨味系でありまして、02’ベルトラン・アンブロワーズのヴォ−クランだったのにはビックリ!

ファーストインプレッションではNSGでしたが、あまりのしなやかさに、とうとう最後はボーヌとヒヨッテしまったわけ!
イトウゾ神父の演技も最近大した物で・・・
こちらも、作戦練りなおしの必要に迫られている様であります。

まあ、言われてみれば、アンブロワ−ズはショパン・グロフィエで丁稚奉公してたわけですから、旨味系のしなやかなワインが出来て、当然と言えば当然!!

それにしても、またしてもやられました!!

その後に、くだんの黒々系の登場です。

とにかく、フランスではない、そして旧大陸までは一挙に正解!!
しかし、スペインのテンプラニーニョか?イタリアか?が問題・・・
イトウゾ氏の絶妙な演技で、テルモのトロ?
なんて変なことを考えて、結局息消沈とあいなったわけですが、
ワインはとにかく見事な物・・・

ミネラリーなトップにヴィオレットの花束、濃密なブラックベリーのジャムなど・・・
タンニンは巨大ですがあくまでも流麗・・・
強いフルーツのダイナミズムを感じる凄まじさ!
そして、端正な味わいも見せてくれます・・・
ワインの『太陽と戦慄』ってところでしょうか?

このワイン!バジリカータ州の銘酒、
テヌータ・デ・クエルチェの2000年物・・・
そう!戦慄のアリアニコなんです!!

驚きの黒々系!
イトウゾ氏には大感謝、ゴチでした!!
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やはりキスラーに決めました!

 | ワイン
57回のZooに、10本の白ワインが並び、
そのオオトリにブラインドで96’キスラーのキャンプ・ミーティング・リッジが登場しました。

それは言葉に出来ないほどの素晴らしさでありました!
白ワイン、とりわけシャルドネに限定して、
これほどのインパクトを与えた代物・・・

例えば、74’ル・モンラッシェ DRC でしょうか?
若めのワインでは、89’ピュリニー・モンラッシェ フォラティエール ルロアでしょうか?

とにかく、それに匹敵する衝撃です!

最初、濃厚な黄金色の液体が目の前に運ばれた時、「これはモンラッシェだ!」
と思いました。
それと言うのも、1m離れながらも、濃厚なアローマが立ち昇るのを感じます。
焦がしバター、蒸かした栗、ヘーゼルナッツ、などなど
更にはハシバミ、蜜蝋、蜂蜜などのトップノート、
そして品格のある熟した黄色いフルーツの香気に、麝香のニュアンス・・・
確かに酸度は低いのか?
しかしながら濃厚なバタリーなフルーツは極上のフィネスを備えています。
その味わいは、およそ新大陸のそれではありません!

その時点で、会費を考え合わせて、そのオオトリのワインを類推・・・
モンラッシェかキスラーしかない!
見事なレッグスを確認し、キスラーに手を挙げたってわけ・・・

わたしはその晩、白ワインの入ったグラスを鼻にぶら下げて、仕事をしている夢を見ました・・・
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ルシュノー、ヴィラージュ比べ

 | ワイン
02’クロ・ド・ラ・ロッシュや03’NSG プルリエなどを飲むにつけ、
わたしの中でのルシュノーへの評価はうなぎ上り・・・

濃密なフルーツながらも、抑制があり、
いわゆる、凸凹していない調和のある味わいなんですね・・・
欲を言えば、古典派の造り手の重厚な底味の深みのような、
古木もしくは伝統的な環境から醸し出される何かが欲しい!
と言う事になるのでしょうか?

最近03’モレ・サン・ドニのヴィラージュ物を飲みました。
このワインが、わたしとしては不満だったのです。

どこか、派手派手の一本調子・・・こんな言葉があるとすればですが、
所謂『Over−Decoration』!!
味わいに飾りが多すぎるんです・・・クドサを感じました。

以前飲みました、NSGのヴィラージュの方が端正で奥ゆかしいニュアンス!
好感が持てたのですが・・・
ルシュノーのヴィラージュ比べでは、NSGに軍配が上がるのでしょうか?

まあでも、モレ・サン・ドニの名誉の為に付け加えさせてもらいますと、
フォルスター(12度C)の内部に3〜4日の放置で、見事なメタモルフォーゼが起こりましたのも事実!!
このモレって、長期熟成型のピノ・ノワールの見本のようなワインなんですね!

じっくり待つべきなのでしょう!!
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久しぶりにビオ、ビオ!

 | ワイン
なんやかんや言いながら、ビオってどないなっているのか?気になるんですね・・・
04’ラ・コンブのボーヌ・モンスニエール・ルージュ開けてみました。

このドメーヌの02’03’って、あのシャソルネイのフレデリック・コサールが総監督、シャソルネイのメンバーでグラメノンの息子オリヴィエ・リヴィエールが醸造責任者との事で鳴り物入りだったのを覚えています。

オリヴィエは二年間のみで、今は南仏で相変わらずビオっているらしいですよね!
では、04’ラ・コンブは誰が造ったのでしょう?

飲んだイメージではコサールで間違いなし!
03’ムーラン・ナヴァンのように、ブレタノミセス菌に冒されて、パーフェクトな運国斎状態ではありません!大丈夫!!

石灰岩を思わせるミネラリーな風味での幕開けです!
甘い、レッドカラントやラズベリーのピュアーなアローマ・・・
涼しげなミンティーなニュアンス!白い花のエッセンスが続きます!
04’にしては薄い色合いで、軽やかな果実!
タッチの柔らかい味わいでも、底味のグリップは見事!
十分にお出汁がきいています!
余韻も十分ですが、時間と共に気になる甘苦のフィニッシュが目立ちます。

自分としては、グラスで開いてくるというよりは、
むしろダウングレード?

始めは確かに華やかで美味しかった!
こうゆうワイン、5年後はどうなるのでしょう?

01’NSG レ・ザルジリエール シャソルネイはそのために取って置きましょう!!
ビオのワインはまだまだ分かりません!
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雨続きます!Post海の日・・・

 | ライフ
これも、温暖化現象からくるのでしょうか?
400ミリの降雨量?
地球はどうなっているのでしょう

盛岡は幸いにして、今の所大雨の被害はないようです。
でも、長雨と低温による作物への影響が心配との話も聞かれます。
杞憂であればいいのですが・・・

先日の「海の日」も小雨まじりの一日でした。
都南大橋から門の北上川沿いに曲がる所、いつも水かさが心配で眺めています。
門から東安庭の浄水場前を抜け、四号線へ・・・
垂れ込めた霧雨を分け入る様に疾駆!

トゥワイライトの静けさに鳴り響くCD・・・
久しぶりに『Doors』聞いています。
霧雨の日は「Riders On The Storm」が最高です。

自宅に戻り、ビールとおつまみでお休みモードの9時頃だったでしょうか?
携帯に仙台のY先生から連絡が入りました。

「先生、メール見てくれましたよね?」
わたくし・・・「確か、チェックしたはずですが・・・」(この時点で海の日を思いだしました・・・Y先生の聖誕祭だった!!)

じつは、その日はチェックしておらず・・・
「今から行きます〜〜と」
急いで身支度してCーリーズBについたのが☆11時☆

海の日の年中行事にギリギリセーフ!!
それから、夜中二時まで・・・美味しいワインを頂きました。
おそらく(不確実ですが)、以下のラインナップでありました↓

1997 Pouilly Fuisse Haut Classe Domaine Ferre

1993 のシャンパーニュでしたが・・・何だったか忘れました!

1969 Medoc Cruse

2001 Bonne Mares Domaine Frederic Magnien

駈け付けるまで、ビールで一部酩酊状態・・・
そこへ持ってきて、最近の目に余る『マダラ健忘症』
本当に、シャンパンは間違いないのですが、銘柄忘れました・・・トホホ・・・

69’クリュ−ズのメドックは、あたかもバローロの古酒樽の上で、
綱渡りをライブで挙行している危うさ!!
妖しの香料とマオタイ古酒の香気が充満!息苦しい!!
でも、フルーツ残ってました!これって、結構いけますよね?
竹ちゃん、どーを?

01’これは珍しい!フレデリックのドメーヌ物!!
甘く、適度なフルーツです。目の詰まった、精緻なタッチ!
香よ−し!ヴィオレットの花束に熟したカラントのジャム・・・ちょっとミネラリーなアクセント!余韻も満足出来得る物・・・
わたくしは、このボンヌ・マールで昇天!!

とにかく、Y先生にはいつもながらの大感謝です!!
その夜は『Love Her Madly』(Doors)を聞きながら、帰りたい気分ってところでしょうか?
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プリモ・パラチューム

 | ワイン
今日は、娘がお世話になった女子高の後援会の集まりがあり、帰りにぶらりとO様にお邪魔・・・

冷えたドイツビールを飲みながら、最近のワイン談義などを少し・・・
それから、バイ・ザ・グラスで赤ワインをお願いしました。

出てきましたのは、なんと98’のマディラン!
それも、チョット前には話題騒然となったスーパー・ネゴス!!
『プリモ・パラチューム』のもの

とりあえず98’とは珍しい!
タナー種100%でしょうか?
濃厚な、むしろ黒に近いヴィオレットの色合いには暫しビックリ!
ミネラリーに閉まった香気のトップノーズ!
カカオや林檎の摩り下ろしの特徴的なアローマに続き、熟したブラックプルーンのジャム!!
巨大なタンニンの壁も、目が細かく、ざらつきもなし・・・
むしろ、果実は伸びやかで、旨味も十分であります!

若き天才グザヴィエ・コペル!恐るべしと言う所でしょうか!!

ベストチョイスのO様にサンキュウ!!
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チョィ悪にはシチリア?

 | ワイン
先日の週末レストランのラスト2問のブラインドは、意外な組み合わせ!

一つは01’グルフィのネロブファレッフィ、
そして、もう一つは88’のメゾン・モワイヤールのエシェゾー
でありました。

ネロブファレッフィは言わずと知れたシチリアの銘酒!
ネーロ・ダヴォラの古木から、瑞々しい、濃厚な、余韻が桁外れのフルーツが生まれます。
ちょうど、カベルネのタンニンとブルピノの酸味と果実の合体技と言った所でしょうか?

なんと、チョィ悪対応で出した所、その本人が当ててしまったという、おさまりのつかない結果に・・・さすが、ネオイタリアンですな〜〜!

88’モワイヤールのエシェゾーは思いの外イイ感じの熟成ぶり!
土っぽい風味のトップにプラムのドライなフレーヴァー、更にはオリエンタルな香料のアクセント!クローブや胡椒を感じます!!
88’の難しさもほどほどに・・・タンニンが解ける前に、果実がダウングレードしそうな危うさはあります。
でも、このワインはセーフでした!

美味しく頂きましたでしょうか?
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