The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2004 ランゲ・ロッソ イル・プロヴィンチャーレ サン・フェレオーロ

 | ワイン
ココに来て続いている『ランゲ』のオーガニックな造り手です。
このワインは『ランゲ・ロッソ』ですから、ネッビオーロということになります。



この造り手の前回の赤は、『04’ドルチェット・ディ・ドリアーニ スペリオレ』でしたが、
価格的には同じくらい、ジッサイ飲みましても、果実のポテンシャルは同等と感じました。



濃密で、ピュアで、骨格堅固・・・
総体的には閉じていて、味わい的には五里霧中!
ネッビオーロのティピシテは未だ見えてきません。

ですから、ドルチェットなら、ソレもいいでしょう。
でもネッビオーロとくれば、どうなのか?と、
ワタクシとすれば、考えざるを得ないわけです。

先日の『ジュゼッペ・マスカレッロ』のネッビオーロを飲んだ後ですからナオサラなんですね。

あのまるでピノ・ノワールのようにフィネスを持った、
薫り高い、静謐な液体・・・

あのネッビオーロを知った後では、しょうがない!ということです。
それでも、その日のこんな料理を存分に引き立ててくれました。



このワインを飲んでみますと、はたしてナチュラル完璧主義が、
こういう品種にはどうなんだろうか?と思うことが、間々あります。

ドルチェットはよかったが、ネッビオーロには全てを削ぎ落とすのではなく、
アクセサリーも必要なのでは?と思う今日この頃です。

今の時代を先行する事象を追い求めるのも大事なのでしょうが、
今まであった確固たるものも忘れてはいけないということだと思います。

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2008 ランゲ ビアンコ コステ・ディ・リアヴォーロ サン・フェレオーロ

 | ワイン
『ランゲ・ビアンコ』のDOCに品種の制約がどうだったか?
は、詳しくは分からないけれど、これがまた面白い構成品種なんですわ・・・



リースリングとゲヴュルツトラミネール!

聞いただけでも、薫ってきそうなアロマティックな品種でしょう。

ジッサイ素晴しい香りでした!
レンゲの花、アカシアの蜂蜜、花梨、マルメロ、黄桃、バレンシア・オレンジなどなど・・・

しかしながら、香りの印象よりは味わいは甘くは無く、
シッカリと辛口に抑えられていて、料理にも合いそうな感じ!

その日は『トリッパのグリル』にマリアージュ!
実に美味しかった。



このワイン、軽く冷やして飲み始め、グラスで自然シャンブレで楽しむのがいいでしょう♪
イタリアならではの、実に素敵な白ワインでした。

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1988 レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・アマローネ スペリ

 | ワイン
実はこのワインこそ、月光氏が先日の小ワイン会に持ち込んだワインなんですね。

答えを聞いてみて、一同ビックリ!
陰干し葡萄による『レチョート』なのですが、
『アマローネ』すなわち、糖分の完全発酵を完遂させますと、
甘さも控えめ、加えて熟成による薫りのコンプレシティも生まれて、
実に滋味を感じる、シリアスなワインにメタモルフォーゼするんですね・・・

『スペリ』はヴェネト州のヴァルポリチェッラ地域の名門で、
ワイン造りは代々受け継がれて、現在は5代目で、100%家族経営とのこと・・・



飲んでみますと、濃厚なガーネットに、若干ブラウンの縁取りがあって、
その香気は完熟プラムやブラックチェリーのジャムを思わせ、
スパイス感に焙煎が絡まり、フィニッシュには上質なショコラを感じるはず♪

味わいは力感とフィネスを持ち合わせ、正にリッチそのもので官能の世界にいざないます。

コレは大人のワインだよ、子供じゃあダメだよ!
とダレかが言ったとか言わないとか・・・

まあイイ、いずれ金曜日のあの会の、あのタイミングで飲めてヨカッタ!
参加者は皆さんソウ感じたと思います。

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唯一ココだけで購入可能!
素晴しい『アマローネ』でした↓
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2009 コブ ピノ・ノワール ライス・スピヴァック・ヴァインヤーズ ソノマ・コースト

 | ワイン
東京から帰ってきて、翌日のことですが、
好き者が集まっての小ワイン会・・・

レストラン『アル・Fルノ』に集合いたしました。

家でのワイン会は、ココにきて自重しておりますが、
外部でのこのような形でのワイン会は、恒例化してきたように思われます。

まずは持ち寄ったワインは以下の通り↓



この中でワタクシ、スタートワインのランゲ・ビアンコと表題のカリ・ピノを持ち込みました。
お料理は次のような流れ↓





最近の『Aル・フォルノ』さんは、料理の美味しさも乗りに乗っているようです(笑)

で、再び登場した『コブ』ですが、以前は『フラワーズ』の醸造責任者!
自前の畑で、目の覚めるような、ブルピノ・グランクリュをも驚かす、
見事なカリ・ピノを連発!

前回の『2008 コブ ピノ・ノワール ジャックヒル』に続いて、
この『ライス・スピヴァック』も凄かった!



何が凄いかって?それはアルコール度数13%に抑えられた、奥ゆかしさがあって、
なおかつ樽もフレンチオークで新樽35%に留められ、樽熟成は20ヶ月、
そして出来たワインのスパイス感とチェリー・リキュール様の香気には、
エレガンスと品格が満ち溢れ、ジュブレイのグランクリュとも見紛う見事さなんですわ・・・

カリピノのお仕着せがましさと、しな垂れかかるシツコサは微塵もありません!

さて名だたる造り手のシャルム・シャンベルタンとココのライス・スピヴァックと、
貴方はドッチを選ぶのか?

面白いところだと思う・・・

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ココが最安値でしょうか↓
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『岩手県果実酒研究会』にバローロ登場す!

 | ワイン
今回はイタリアはピエモンテでの生活経験のあるシニアソムリエ粟田圭一氏をお招きして、
食事をしながらの、くつろいだ雰囲気での研究会でした。

当方実は最近、ネッビオーロを開ける機会が多く、
というのも、パスタ好きが高じてのお話なのですが、
その流れでバローロにはツイツイ聞きたい事、言いたい事がいっぱいある。

そこへ絶妙のタイミングでこのオハナシ!
四の五の言わずに、参加を決めました。

とは言っても、おそらく濃厚系の新興系、しかもボーイズ系あたりが登場し、
何がなんだか分からんうちに終わってしまうパターン?ではなかろか?
の不安があったのですが・・・

参加をし、いきなりワインが登場し、そのワインが↓

2009 ネッビオーロ・ダルバ ジュゼッペ・マスカレッロ



2007 バローロ ラ・ピラ ロアーニャ



だったのだから、大喜び!
ハッキリ言いまして、やはりネッビオーロを知るためには、
このようなクラシックな造りの、歴史のあるアジェンダに限ると考えていた所へ、こう来た!
しかも前日抜栓までして、準備怠り無くということだったんですね・・・

粟田殿、お主できる!

結果、ジュゼッペ・マスカレッロはピノ・ノワールのようにフィネスを魅せつけ、
ミネラルと大地とマラスキーノチェリーのアロマに焙煎まで薫っています。

ロアーニャはバローロの骨格があって、クリュの優しいティピシテと、
紫の薫りの立ち昇る、バローロらしさをフル展開、お見事でした。

その日のメインディッシュ『短角牛のバローロ煮込み』と驚くべき相性を魅せてくれたことは、
説明するまでもありません。



実に今回の研究会は、イタリアな夜でした!
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2012 ファンキー・シャトー ストラテ・カッセ 長野県上田市

 | ワイン
先日の『根菜屋』さん行脚で、秘密裏にこのワインを持ち込んで、
空港の税関でパンツの中の麻薬を、すっとぼけて知らないと言った、かの勝新のマネではないけれど、
偶然ブリーフケースに入っていたとうそぶいて、ヒンシュクをかったことがありました。

何しろ、到着1週間の待ちでしたが、
兎に角開けてみたくてしょうがない・・・

濃密系と思しきセミヨン100%であるゆえ、オデンには合わないだろう、
との判断は、モチあったには、あったのですが、セッカチの性分には勝てなかった。

前述のすっとぼけ云々のあとの、しっぺ返しもあったけど、
ファンキーだから許して、とは言わなかったが、
一件落着してこのワインを開けました。

そこで、お品書きをツラツラと眺めてみましたら、
ラフテー(沖縄風豚の角煮)の文字をハッケン♪



おそらく、この黄金に輝く、グリスたっぷりの、豊満セミヨンにはラフテーでしょ!
と気合もろとも、それをオーダーし、合わせましたところ、
コレが予想通りのゲキテキ・マリアージュ!

実に美味しくいただきました♪

それにしても、2007年の標高530mの自社園場取得整地に始まって、
2012年のワイン発出荷の造り手ですが、
志が高ければ、質の向上には年月など必要は無いようです。

見事なセミヨンなんだわさ・・・

さて、次は何が出てくるのか?気の置けないファンキーでした。
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2011 Deux Robes Violettes リュー・ド・ヴァン 長野県東御市

 | ワイン
先週の誕生日のことなどスッカリ頭には無くて、
久しぶりにMr.ベンジャミンと酒を飲もうと『想いZけ』さんにアポとって、
表題のワインを小脇に抱えてお邪魔をしたわけです。

まずはいつもの先付けに舌鼓を打ちながら、それをビールで流し込み、
そこに薫り豊かな『魚貝の奉書焼き』が登場して、
店主氏自ら包み紙を開けたところに、抜群のタイミングで、
『11’瑞雲 ロゼ 四恩醸造』が差し出されたんですね・・・





しかも『おめでとうございます!』のお祝いの言葉まで添えて・・・

まあそのお料理の美味しさもさることながら、
薄いピンクの『瑞雲 ロゼ』は、ほんのり甘みの乗ったペティヤンで、
こんなワインでお祝いしてもらった当事者は、嬉しいったらありゃしない!

ということで、この場を借りてアリガトー!

で、盛り上がったところで、件の『リュー・ド・ヴァン』を開けたって寸法です。

ソーヴィニヨン・ブランの鬼才として、その名を馳せる『リュー・ド・ヴァン』ですが、
この『カベルネ&メルロ』も凄い!



ソレは新大陸の凝縮性や、ボルドーの長熟性ではなく、
スタイリッシュながらも和のお出汁が利いた、実に表情豊かなお味♪
香りも大地とスパイスを鏤めて、黒系カラントのアロマを解き放ち、
良く料理を引き立てる、気の利いたヤツなんですわ・・・

この日は『トビウオのフリッター』と『白金豚とパプリカの炒め物』などと、
ゲキテキ・マリアージュを魅せてくれました。

また一つニッポン・ボルドー系の佳作を発見!
長野県東御市・・・憶えておきましょう!

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10’ですが、ココにありました↓
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2003 クロ・ド・ヴージョ フィリップ・シャルロパン・パリゾ

 | ワイン
カレラのヴィオニエをゴチソウになった後、
当方持込のワインが表題のワイン!

アンリ・ジャイエの正統なる後継者と言って憚らぬ『シャルロパン』でした。
2003年にも何の不足もなし!しかも『クロ・ド・ヴージョ』♪



クリマはどうなの?と小難しいことを、さり気なく語る御仁もいるけれど、
『クロ・ヴージョ』は『クロ・ヴージョ』じゃん!とB系で迫りたくなるのは、
おそらくワタクシだけではないでしょう。

で、果実は緻密で、隙は無し・・・それはイイでしょ!
そして、香りは閉じてて、注ぎたては色気もへったくれもない。
加えて、酸度は抑えられていて、繊細さのカケラも無いんです。

コレは、どう考えてもジャイエの路線ではないよね・・・
悪いワインとは言いません、
でもコッチから気を使わなければならない、居心地の悪いスナックのようで、
一所懸命いいとこ見つける、努力を要するワインです。

おそらく、早かったということでしょうな、
最後の最後に、退散する直前に、一番美味しくなっておりました。

また次にトライしてみましょう(笑)

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09’はココが安い↓


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2005 ヴィオニエ カレラ マウント・ハーラン

 | ワイン
誕生日シリーズの真っ只中、いつものイタリアン『アル・Fルノ』に、
飲み頃と思しき『2003 クロ・ヴージョ フィリップ・シャルロパン・パリゾ』を抱えてお邪魔。

そしたら、オーナー・シェフのS澤さんから豪華な花束は頂くし、
なんとも嬉しい、白ワインまでゴチソウしてくれると言う。

しかもブラインドで・・・

で、飲む前に、その白ワインはヒジョーに難しいですよ!との前置きまであって、
当方とすれば、難しいったって、30分の時間も貰えば、品種と地域くらいはダイジョウブ!
と鷹をくくっていたわけですが、あにはからんや、本当に難問だったんですね・・・

すなわち、結果は表題のワインなのですが、まず色合いは、少し色づきの良い麦藁色。
エッジには相当太い足が伝わり、香りはアロマティックではありませんでした。



ミネラルが利いて、清涼感すらある。
アロマは通常の黄色い果実の佇まい・・・
トーゼンのことながら、ニュートラルの品種と思いました。

生産地はカリフォルニア、品種はシャルドネ、酸度が少なく、甘さが勝るので、
地域はソノマではなくて、むしろサンタ・バーバラ方面かな・・・

で結果、シャルドネ、造り手はサンタ・バーバラのカレラ!と言ったら、
種明かしで、ヴィオニエと聞いてビックリ!

まあ『カレラ』まで当たったのだから、それにも逆にびっくりだけど、
基本の品種特性を見損じたのには残念至極・・・

そんなことでの、楽しい夕餉のスタートを演出してもらい、
スタッフの皆さんにもアリガトー!

ブラインドは出す方も、出される方もタマランということです。(笑)

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直近のヴィンテージの10’ですが、ココから買えます。↓


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1976 シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン

 | ワイン
100点満点の1975年の次の年だけに、
評点者の失望も大きかったのでしょう・・・

眼を背けるほどの、酷評の1976年ですが、
ボルドーはそれでも、ここに至るまでの保存状態云々で随分違います。

この誕生日に合わせて開けた『ラ・ミッション』は、
もちろん『記念日のボルドー!』のお題目よろしく、
加えてこの日は特にも自分の好きなものを飲みたい!と気持ちを一にし、
やおら開けたというわけなんですね・・・

さて、76年の危うい『ラ・ミッション』から、お主は何を望むのか?



それは、危うさのミナモトともいえる、艶やかなブーケ♪
ハバナシガーやアイラのモルトやフェロモン様の香気を感じたいが為!

果実は熱波に苛まれて、アルコールが高く、眼の緩んだ、茫洋とした『ラ・ミッション』で、
加えて酸度が低く抑えられている。

煮詰め感が大きく、ヴィンテージ・ポートの佇まいも見て取れなくも無い様相です。

それでも、いつも感じる、このワインに見るダンディズムは、
決して消えることはありません・・・

いつものお店で、前沢牛を炙って、頬張りながらのバースデイ『ラ・ミッション』!
文句のつけようないでしょ!

文句をつけたら、バチがあたる!

この際言わせて貰うけど、陰で上手い事やってるヤツは、必ずバチが当たる!
ジンセイそいうふうに、出来ているんだと・・・指南役を買ってでてくれたあの人には、サンキュー!

そして区切りのバースデイに、また一つ勉強するのでした。

ところでヤッパリこのワイン美味しかった!

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94’ですが、この辺が意外に面白いのかもしれない↓
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