The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2014 グッド・モーニング トム ピノ・ノワール パトリック・サリヴァン

 | ワイン
まあこのワインにお目にかかるのに、随分時間がかかった。
ワイン・ダイヤモンズがそれなりに話題になっていたのは承知していたけれど、自ら手を伸ばそうという気にはなれなかったのだ。



いろいろ意見はあると思うが、美味しいかどうか?と聞かれれば、美味しいと答える。
コスパはどうか?と聞かれれば、イイと思うと答えるでしょう。
ワインの調和の中心点はずれているけれど、ブル・ピノのプルミエ・クラスのダイナミズムを感じる事はできる。
そこへもってきて、値段はブルピノ・プルミエの半分といってもいいのだろう。

何と言ってもオーストラリアといえば、日照量の過多による、味わいのオーヴァー・デコレーションや、アルコール度数の高さに辟易するけれども、このワインは違う!
いわゆる、ブルゴーニュ的フィネスがあるのだ!
アルコール度数12.5%もオドロキだけど、何たってフィネス!
そこはかとなく感じる調和と、しっとりとした優しげなタッチが素敵なのだ。

そしてそこへもってきて、この色気は何だ?
上等な造り手によるものとインスタントに認証してしまいそうなイキオイなのだ!

パトリック・サリヴァンって何者?
こうなったら、もう少し追い求めてみようと思う・・・
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2001 シャトー・ラネッサン ボルドー・オーメドック

 | ワイン
かのデイヴィット・ペッパーコーン氏はこのワインをこう表現したそうな『ラベルの奴隷ではない人のためのワイン』と・・・
世の中には、どれだけラベルの奴隷と化している人々が多いことか、思い返してみれば、嘗ての自分もその一人だったのかもしれないが。

ここで一つ言っておかねばならぬことがある、それはラベルに飛びつく人々を、いったんその気にさせてしまうと、これは大変なことになるということだ。
その主宰であることの重荷を一番知っているのは、何を隠そうワタクシだったのだろう・・・
で、自分は今、ソコから開放されて、自由気ままなワインライフを楽しませてもらっている。
しかしながら、あの時代があったことは、懐かしくもあるし、イイ思い出でもある。
ここはともかく、次世代へのバトンタッチと湿気こもうという算段なのだ・・・(笑)

本題からそれてしまったけれど、ラネッサンはサンジュリアン近郊のキュサック村にあるオーメドックで、すなわち最高のコスパを誇る、優れもののボルドーだ!ということなのだ。



細かいことはここでは語らないけれど、この2001年も実に安定感のあるクラシック・ボルドーだった。
ラベルではなく、味わいでワインを選ぶ健全なワインヒートはこのワインを評価するだろう!

パパジイでは一定の評価は獲得できたけど、ここ以外でどんだけなのかは心配だ、さてどうなのだろうか?

さてさて・・・

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ここにあります↓
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2004 サン・トーバン スール・ガメイ ルイ・ジャド

 | ワイン
この適正な値段のイケテル白ワインをこの一年で何度か飲んだ。
特にも『パパジイ』では同じメンバーが2度持ち込んで、これがまた素晴らしい代物だった。



実は今回も、味わいといい、バランスといい、熟成感といい、実に見事で、偽らざる気持ちを言えば、このワインが他の赤ワインを差し置いて、最高のジャストミートと言っても良いのだろう。

まあ言ってみれば、バランスはシャサーニュのそれで、多少ミニマムだけれども、ブル・シャルの王道を行くと言っても過言ではない。

過小評価された、目立たない、窓際のシャルドネに光を当てるワイン・ヒートの心根に一票!
そうゆうワイン飲みを見つけるのって大変なのよん(笑)

また愚痴言ってしもうた、ゴメン・・・
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2009 アロース・コルトン レ・ボーティエール ドメーヌ・デ・クロワ

 | ワイン
このワインがナチュールに近いとか、最近注目のドメーヌであるとか、かのカミーユ・ジルーの出であるとか、パンジャマン・ルルーの好敵手であるとか、そんな雑音は抜きにして、実際飲んでみて良いワインだと思った。



始め立ち上がりに、ビチーっとミネラルがきいて、程なくクレーム・ド・カシスの香気が漂い、そこからあまやかで悩ましく、好ましげな香りが湧き上がるのだ。

味わいは生き生きとして、艶やかな果実があって、そこには精緻な骨格を意識するも、そのテクスチャーはあくまでも滑らかだ。

もちろん2009年は熟成の高原部は未だ見えてはいない。
それでも今飲んでの切り口は、それなりに楽しめて、ブルピノのメインストリームに乗りつつも、造りはクラシックのそれを行く!

ここのワイン、興味あり!もちろん、しばらく見届けるつもりだ!
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2000 クロ・ド・ヴージョ シャルロパン・パリゾ

 | ワイン
先日の『パパジイ』で、2000年物の希少な『クロ・ド・ヴージョ シャルロパン・パリゾ』をご相伴にあずかった。
出展者は在庫豊富な珈琲店主氏、新年にこのクラスを飲めるシアワセをかみ締めながら飲んだ。



さりとて、このグラン・クリュはいわゆる玉石混交!
モノによっては残念なお味で拍子抜けとなる場合もある。
過去にはそんな経験も幾つかあったのを良く覚えている。
しかしながら、ここではその具体例は出展者の名誉にかかわるので、割愛させていただく。

さて、今回はどうだったのか?
もちろん、凝縮感からいえば、メオやルロワや嘗てのルネ・アンジェルの物には到底及ばない。
しかしながら、平穏無事な果実があって、トップのミネラルに始まって、キャッチーな香りが展開する。
82名にも及ぶ地主の中で、区画は最下部の中央に位置し、その中にあっても魅力的なヴジョにしたものだと評価できると思う。

ヴィンテージの2000年は熟成期間18年で高原部の入り口に差し掛かったところ。
まだまだ練れて、複雑味は一層付与されるものと推察される。

パリゾの優しい抽出が想像されるフィネスとエレガンスのヴジョ!
美味しくいただきました♪
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2006 シャンボール・ミュジニ レ・グリュアンシェール デュジャック

 | ワイン
とにかく見所の多かった『パパジイ』だけど、何がいけてたのか?と問われれば、やはりこの表題のワインと言うだろう。

それは、そろそろ会も終盤に近づいたころ、ブラインドで登場したのだけれど、当方もこのワインの大体のテロワはビビビと感じてしまったのだ。
それは石灰岩質のミネラル感だったり、赤系果実の芯ぽいアロマだったり、解けてくれば、エレガンスの中心にそこはかとなく果実の底力が見て取れるのだ!



2006年にしてシャンボールのテロワをものの見事に投影してくれる『デュジャック』!
かつての、しなだれ系の色香はないけれど、果実の詰まり方と味わいのダイナミズムは半端じゃないと思う・・・

グリュアンシェールだよな、あのグリュアンシェール・・・
そう感じてしまうほど、デュジャックの充実振りは嘗てのそれではないのだろう。

それにしても、ブルゴーニュならではの展開ではあったのだ!
さてこの昨今、らしさを味わえるブルゴーニュはどれだけあるのだろうか?
なかなか大変なことだと思うのはワタクシだけなのだろうか?
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新年『パパジイの会』無事終了です!

 | ワイン
あけましておめでとうございます、と皆で乾杯よろしく、松も既に開けていますが、今年のパパジイも昨日滞りなくスタート致しました。

好きもの親爺の持ち寄りワインのテーマは『新年らしいワイン』との事♪
並べてみれば、なるほどね、というのもあるし、どこに新年らしさがあるのか?というのもある。

まあそれでも、飲んでみると、持ち寄りオヤジの密かな企てのごとくの妖しげなソコ味も感じとることができ、含み笑いなども自然に湧きあがるのだった。
そんなことなどもあって、勝手な話もあって、そしてそのワインに対する想いなどもボソッとではあるけれど、開陳できるこの『パパジイ』、いつものように軽やかなステップで始まったというわけ・・・

で、まずはその日の会に並んだワインをご覧いただくけれど、ここではいつものように列挙するのみ。



1.2014 ツボ・デラ フィーチャリング・オレンジ ヒトミワイナリー

2.2004 サン・トーバン スール・ガメイ ルイ・ジャド

3.2009 アロース・コルトン ドメーヌ・ド・クロワ

4.2000 クロ・ド・ヴージョ シャルロパン・パリゾ



5.2001 シャトー・ラネサン オー・メドック

6.2006 シャンボール・ミュジニ レ・グリュエンシェール デュジャックーブラインド

7.2014 グッド・モーニング・トム パトリック・サリヴァン

と、こんな感じで並んだわけ・・・
まあコメントを書き入れる前にワクワクするんだけれど、さて何処から行こうか?という感じです。

近々アップしますので、乞うご期待というところ。
ということで、ではまた・・・
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1998 ブルゴーニュ ピノ・ノワール エマニュエル・ルジェ

 | ワイン
名うての造り手のACブル・ピノを隠し持って、しかるべきときに開けるつうこと、昔はよくやったよね・・・
まあ今回はルジェだったけれど、ルーミエやセラファンなどだったら、なおさら面白いわけだ。

でもここにきて、ワインの裾野が広がって、興味の対象が半端じゃないので、例えばナチュールやニッポンワインなどなど・・・
だから、いまさらそんな事ばかりヤッテモいられないと言うことでもあるわけだ。

それから、もう一つ、最近思うのは、どういったら良いのかな・・・
ワインを取り巻く環境さえそろえば、どこでも出かけたいけれど、そうでないところへは遠慮がちになる事も間々あるわけだ。

実際ワインに対する、好き嫌いの間口は広い方だと思うけれど、イイ感じで飲みたいというのが、干支5回りの+2年のオヤジの考えていることなのだ。

チョット寄り道したけれど、本題のこのワイン!イイ造り手のブルピノを相当年隠していた物だ。
エロく、緩く、複雑に熟成していて、鮨屋に持ち込んだけれど、鱧に一番合ってたようだ。







ここまで待たなくても、イイのだろうけれど、エロいブルピノはソリャア好きだもの、超ウレシかった♪
そんな遊び、またやってみようっと♪
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2013 バルベラ・ダルバ ヴィニョータ コンテルノ・ファンティーノ

 | ワイン
先日、まったくの私的な新年会で盛岡の新しいイタリアンにお邪魔をした。
そのイタリアンは他のイタリアンのシェフが、センセイ行ってみたら?と、異口同音にのたまうので、覗いて見たしだいだ。

で、料理はこの流れ↓











ワタクシ的には前半の流れは好みで、後半は表題のワインが良い御伴となった♪
で、このバルベラが実にヨカッタのだ。



初めての造り手だったのだが、清水系の心持ちでセレクトして、アッビナメントを獲得した。
このことは実に大事で、同伴者の労いの食事ともなれば、その辺のところは説明しなくても分かるでしょ・・・

2013年にして、充分に楽しめる豊満な果実のこのバルベラ!
いわゆる、鋭敏というよりは重厚、熟成というよりは溌剌といった総体的なニュアンスがあり、食べても良し、飲みだけでも良しのオールラウンドな味わいと言える。

色合いは濃厚なルビーレッドに輝いており、エッジはガーネットを帯びている。
完熟したブラックチェリーとプルーンのアロマに、僅かなハーブの香りも見つけられ、待てばガトーのニュアンスまで到達するのだ!

味わいはブラッキーで凝縮した果実に満ち溢れており、その裏打ちにはしっかりとした酸味と長い余韻があるのだ。

メインの料理に華を添えたということは説明するまでもない!
見事な取り合わせとなったのだ。

いつの日にか、機会があったら、上のクラスも飲んでみたいと思う。
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『2005 キオス テンプラニーニョ 』&『イカスミのパエリア』♪

 | ワイン
新年のお節に飽きた頃合なので、スペイン料理でも食べに行こうかと、いつもの材木町のお店にお邪魔をした。
このお店に行く時は、まずは向かう前に、『イカスミのパエリア』のオーダーをするのが常套手段となる。
説明するまでもなく、パエリアの仕込には、それなりの時間がかかるのだ。
そして、ここの『イカスミのパエリア』を外すわけには行かない。
その理由は、まずはそれを食べてみることで分かるはずだ!

で、お店に着いて、『トマトのサラダ』『ビーツのマリネ』などをツマミながら、まずは白ワインでカラダを慣らすのだ。





そうこうしているうちに、肉料理も登場して、トリはこの通りの真っ黒パエリアとなる。↓





そのタイミングで、件のラマンチャ・ワインを合わせたのだ!
『2005 キオス テンプラニーニョ』・・・



スペインはラマンチャ地方の標高800mの厳しい土地で、無農薬、有機栽培で作られた樹齢30年以上のテンプラニーニョを使用とのこと。

加えて、醸造も人工的な加工は一切しないで、何も足さず、何も引かずのナチュラルに熟成させたものだ。

飲んでみて、僅かに粉っぽさを感じるも、ノーブルな香気に、土の要素も見て取れる、エレガントな風味が満載なのだ!
味わいはフルボディで骨格堅固だが、そのタンニンは細やかで、まるでビロードを思わせる感触ときた。
この芳醇極まりない液体は、ラマンチャの最高位に当たる質感をもっている。
いや、ラマンチャのみならず、スペインの最高位と言っても過言ではない。

もちろん、この日の『イカスミのパエリア』とは最高の相性をみせたことは言うまでもなく、実に楽しい食事となったのだ。

見つけにくいワインとのことだが、もし見つけたら、四の五の言わずにぜひ押さえて置くべきだろう。
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