The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ プリューレ・ロック

 | ライフ
このワインも『コジト』さんでご相伴に預かったワインのひとつです。

しかも2000年代以降の若かめのワインの中で、
見事に美味しく飲めた唯一のワインと言っても過言ではありません!

美味しく飲めた!というよりも、その香気とテクスチャーは、
最高のブルゴーニュだ!と高らかに誇示し、
プリューレ・ロックはここまでくるのか?と、
オドロキをもって、暫し我を忘れて飲み込んでいたというのが正直なお話・・・



まあワインを賛辞する、細かなコメントはここではとりあえず置いといて、、
今までのワタクシが経験したロックのワインを思い起こしてみますと、
正直な話ですが、たとえば1998年もののNSGプルミエ・クリュもそうなのですが、
いくつかのエラーした、いわば状態の悪いワインがありました。

しかしながら、今回のこの『シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ』はものが違う!
生気と気迫に満ち溢れている!

シャンベルタンのグラン・クリュの中でも、クロ・ド・ベーズのみが持ちうる、
あのシャープな輪郭と、洗練の果実を持っている!

マダムから聞いた情報では、実はこのワイン、
プリューレ・ロックが20周年のお祝いに駆けつけてくれた時に、
直接持ってきてくれた『クロ・ド・ベーズ』なんですよ・・・だと!

4600本の中でも、良いロットであることだけは確かなのだろう♪
まあそれにしても凄い物を飲むことが出来た!わけだ・・・

キュベ・コジトのクロ・デ・コルベを飲んだ時点で、
プリューレ・ロックの苦い経験は払拭されてはいたのだけれど、
ここにきてこのワインだ・・・

さすがにこのドメーヌを認めざるを得ないでしょう!心底ソウ思います。
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1998 プロヴィダンス プライヴェート・リザーヴ マタカナ ニュージーランド

 | ワイン
このワインが登場したのは何年前のことだったかな?と、インターネットで調べたところ、
1993年のことだという・・・

さすれば、1998年はソロソロ話題にも上ってきた時期でもあり、
その年にプライヴェート・リザーヴがリリースされているということは、
ニュージーランドはオークランドの北60キロにある、マタカナの地でも、
例外的に良いヴィンテージだったのだろう・・・

さてさて、この16年という熟成期間を経たニュージーランドの地の、
超自然派ボルドー系のワインがどうなったのか?については、
気にならない!と言ったら、さすがにウソになる(汗)

で、これは絶好の機会と思い、ヒトミワイナリーのご一行の皆さんと、
このワインを味わって見ることにしたわけだ・・・



無農薬、化学肥料不使用、無水亜硫酸無添加、天然酵母、無ろ過で醸造されるこのワインは、
この手の自然派のワインに見られる、若い状態で老成したかのような、いわゆる若年寄なワインではない!

むしろ16年の歳月を経過してなお、ピュアで純粋無垢、
なめらかに滑るようなテクスチャーと絵に描いたような絶妙のバランスを持っている。

その香りには、端正な色気と、エレガントに抽出した果実の香気が漂い、
料理とあわせてよし、これだけで死ぬまで耽溺するのもよし、
麻薬のようなワインだ・・・

また飲みたい、飲んですぐにソウ思う・・・
価格はそのとおりではるけれど、押さえておく努力は必要だと思う!

ワインヒートの諸兄に宣言する!
プロヴィダンスを飲むパートナーであれば、いつでもOKであると(笑)

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2010桑田真澄ラベルの最安値↓
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1998 コート・デュ・ローヌ セップ・センティネール メメ ドメーヌ・グラメノン

 | ワイン
今週は特にもワインを飲む機会が多かったわけですが、
そのピークと言えば、さしずめヒトミワイナリーさん御一行を迎えた、
あの日に他なりません!

とりあえず、その日並んだワインを列挙いたしますと、以下の通り↓



で、ヒトミさんの『身土不二 今荘野畑 マスカットベリーA』はおいといて、
それ以外のウェルカム・ワインの中で、特筆すべき代物と言えば、
はからずもこの表題のワインということになるのでしょう。



まあ、ゴロンと転がっておったので、持ってきた!
と言ったかどうかは定かではありませんが、
いずれ月光氏が、さり気無く登場させたことだけは確かです。

『ドメーヌ・グラメノン』!!!泣く子も黙る自然派のトップランナー♪
しかも1998年と言えば、事故で急逝した先代のフィリプ・ローランが健在だったころの仕込みじゃん!
セップ・センティネール、すなわち百年の孤独、ではなく100年の古木から造られた、
奇跡のグルナッシュ100%ときたもんだ!

これが実にヨカッタ♪てゆーか、旨すぎ♪
果実が口腔を満たすと同時に、まろやかなエキスと、流麗な酸味が、
喉の奥底から鼻腔の際まで広がってゆくんですわ・・・

ジュクジュク、シミジミ、ヒタヒタ・・・
なんと表現したら良いのか分かりませんが、あなた様に飲まれる為に、今まで待っておりました!と、
とにかくその日が最高の状態だった!と言っても、あながちウソにはならないでしょう。

思い出してみますと、一昔前の話ですが、このワインの89年物や90年物を、
それこそケースごと買い込んでいたわけでして、その時は話題に乗じてそうしたわけですが、
まさかこんなになるとは露知らず、今は全て跡形もなし!

こうしてみると、熟成というものを、もっと真剣に考えねばならないわけですが、
それが出来るかどうかは、飲みたいワインのフィールドをせばめにゃならんわけでして、
それは到底ムリ!

だから、この手のワインもお裾分けを待つしかないということになりますかな?
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1999 ヴォーヌ・ロマネ 1er Cru キュベ・デュヴォー・ブロシェ DRC

 | ワイン
もちろんこのワインは『コジト』さんで飲みました。

おそらくこのアペラシオンが再発されてから、初めてのヴィンテージでしょう。
熟成年数は15年、加えて1999年はブルゴーニュにおいては、
偉大な年と言っても過言ではないでしょう!

はたして、熟成して初めて見つけることの出来る、
あのDRC特有のニュアンスが立ち上がっているのかどうか?

それが重大問題なのでして、閉じたDRCなぞ飲みたくも無いぞ!
と威勢よく言ってはみたものの、ファンファーレのように高い次元で緻密に構成された、
究極の果実味を堪能することでもよしとするか?と幾分引き気味で、一口飲み込むのであった♪



結果、実にエロスがそこにお座って、果実も十分クビレを見せている(笑)
ソリャ~、83’デュジャックとは比べようも無いけれど、
実にイイ感じのコナレ感でありました。

DRCはこの感じで飲まないとアカン!
西麻布の夜に、妖しい色香のDRCが揺れて、ブルゴーニュって好いなあ!
と改めて思う、マッサーウオなのであった。

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現在はこの値段ですね↓
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1954 シャトー ポンテ・カネ ポイヤック

 | ワイン
昨晩はK子さんの〇〇回目の聖誕祭でした。

で、ここ数日関連行事で西麻布へ行ったり、鎌倉行ったりしていましたので、
聖誕祭当日は家飲みしよう!てことになり、正しく絶妙のタイミングで、
表題のワインを開けることが出来たんですね・・・

これが実に素晴らしかった♪



まあ、54年ですので、パワフルなワインではございません!
しかしながら、保守本流のメドックの香気を存分に楽しめることが出来、
へたることのない健全な果実を味わえることが出来たんです。

微かに香るヨードや、アイラのモルト、焙煎珈琲、黒胡椒、
セミドライのプラムなどがあって、フェロモンようの色香が漂うんですわ・・・

小ぶりなヴィンテージでも、基本は酸味で、加えて確かなタンニンがある。
だから、持つんですね・・・

竹ちゃん心配してたけれど、大丈夫!
素晴らしかった!

記念日のボルドーって、これだから止められません!
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1983 クロ・ド・ラ・ロッシュ デュジャック MG

 | ワイン
まあここにきて、こんなありがたいワインを拝めるとは夢にも思いませんでした。
83年物のデュジャック、しかもクロ・ド・ラ・ロッシュ、加えてMGときたもんだ!



それをどこでご相伴にあずかったか?と言いますと、
ヒルズに佇む一軒家フレンチ『コジト』さんの20周年パーティーでのことでした。



このワイン以外にも、97’ロマコンを含め、綺羅星のようなブルゴーニュが並んでいたのですが、
これからおいおいその他のワインもご紹介いたしますが、ワタクシにはこのワインがドンピシャ!

見事な状態で、熟成とはこうあるべき!とでも言いたげな、
実に昇華した琥珀色の液体、そして立ち昇るブーケ・・・

ジャーク・セイスはかくも甘美なワインを目指していたと言う証明のようなワインです。

クローヴ、トリュフ、焙煎珈琲、イスラムのモスクの粉塵、麝香、
セミドライなプラム、完熟した柿、フェロモンを感じさせる香気などなど・・・

83’だけに解けない果実はある、一方では酸味も十分で目が覚めるようなフルーツです!
これはMGの威力か、デュジャックの底力か?

いずれにしても『コジト』さんには素晴らしい物をご馳走になりました。
アリガトー!と言わせてもらいます。
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西麻布『ツバキ』で、なんとなくクリスタル♪

 | ワイン
もう何年ぶりになったんだろう?
それだけご無沙汰でしたが、もちろんその日も『ツバキ・ゴー』氏はおらなんだ。

今日はグルジアか、ウズベキスタンか、はたまたアルメニアか?
てな、いつもの調子だ!

でもワインリストを見れば、『ツバキ・ゴー』氏がそこにいる。
バイ・ザ・グラスを見れば、すぐに分かるんですね・・・

赤ワインには『ブリチェック』白ワインには『マルトロワ』・・・
そして泡には『クリスタル』なんですわ♪



『なんとなくクリスタル』だけれど、されどクリスタル。

2005年で強いけど、クリスタルならではのシュールで優しいタッチを見せてくれる。
端正で緩みが無い構成美!

言うのは簡単だけれど、いわゆるエレガンスの極みつうやつ・・・
夜更けの西麻布には良く似合う、美味しゅうございました♪
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2011 バルベラ・ダルバ ジョバンニ・カノニカ

 | ワイン
この造り手は『ヴィナイオータ』さんがインポートしていることは、説明するまでも無い。
ピエモンテのアジェンダで、この上にバローロがある。

バローロの価格設定もこなれていて、このバルベラの価格を考えれば、
バローロの良心性は目を見張るべきものがあるわけだ。

だから引っ張りだこになって、使うべきレストランに適切な本数が回ってこないという、
由々しき事態に陥っているのは、困った話だ!



先日このような流れで、『ドゥエ・マーニ』さんで、このワインを飲ませてもらったけれど、
それはもう至福の時間だった。



いわゆる典型的な古典派と言うわけではないけれど、濃密果実が解けかげんで、
裏打ちする酸度が実にイイ感じに効いている。

甘いプルーンと、珈琲モカや、スパイス感が満載で、
それがグラスで時間と共に変わってくるわけだ!

数十年持たせて、メタモルフォーゼするクラシックなバローロも見ものですが、
若くしてこの感じで飲めるのなら、何も文句は無いというもの・・・

食事を楽しませてくれる、この手のバルベラは重宝します
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2006 ヴォルネイ ジャン・イヴ・ドゥヴヴェイ

 | ワイン
午前中は盛岡M校の学校検診があって、不自然な姿勢での流れ作業ですので、
若けりゃイイけど、還暦の身空には骨身にこたえる・・・なんちゃって、
そんなことも無いけれど、一応あとの祭りにならぬように、
午後にはマッサージに出かけたってわけ。

それから家に帰って、ユックリしていたら、夕刻から久しぶりのタップリの雨が降って、
庭のドウダンツツジも新緑に輝いてモエー!

花粉も粉塵もPM2.5も、なにもかも流してくれたようだ!

そうこうしているうちに、キッチンでは『ホウレンソウと豚肉の洋風流し焼き』
『竹の子の味噌ホワイトソース煮込み』などが出来ていて、
これをベーグルや胡桃パンなど食べようぞ!となったんですね。



こうなれば、本格的なブルピノをトーゼン飲みたくなるわけでして、
間髪いれずに、セラーに直行となりました。

で、取り出したワインが表題のワインだったわけなんです(笑)



この舌をかみそうなドメーヌは、1992年に初出荷と言う新進気鋭!
今年からはビオロジックのビュロー・ヴェリタスの認証を獲得したとのこと・・・

飲んでみますと、実に朴訥で堅実なブルピノで、
香りについては、特にも香水のような品性のあるアロマをふんだんに湛えている。

ヴィラージュではあるけれど、味わいの深みと果実のポテンシャルは、
確実にその上を行っているんですね・・・

こんなワインをケースで押さえ、10年放置なぞしたら、
それはもうシアワセなブルピノ・ライフが待っていようぞ!!!と思うのは、
オレだけ?違うよね?

でも、こんなブルピノを評価できない、似非ワインヒートが横行しているとは言わないまでも、
いずれこの系列は、押さえて何ぼなので、そこんとこヨロシク!
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1996 シャトー・ヨン・フィジャック サンテミリオン・グラン・クリュ

 | ワイン
母の日に五月祭(5月生まれの誕生日会)があるというので、気持ちよく送り出し、
K子さんが外出したと同時に、ワタクシはおもむろにセラーに走った♪

こんなことでもないと、ボルドーなんて開ける機会もないので(汗)
などという、訳わからない理由探しをし、表題のワインに手がかかったんですね・・・

96年という卓越したヴィンテージと、一応サンテミリオンのグランクリュを張っている、
いささか無名?のシャトーの組み合わせは、思いがけずイイ味わいに出会うこともある。



今回も18年の熟成期間ではあるけれど、デキャンタージュして直ぐには、姿を見せなんだが、
シャンブレ完了とともに、液体の粘凋性がにわかに増し、香りも本格的な右岸の風情を見せてくれた!

しかも、デキャンターしたものを、3分の1ほど残して、翌日飲んでみたのだが、
これがまたイイとくる。

やはり、なんだかんだ言いながら、96’は相当なポテンシャルを持っているつうことなのだ!
しみじみと、シリアスに、内省的に飲み込むサンテミリオン・・・

染みる時間となりました。
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