The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2014 ル・カノン ロゼ ラ・グランド・コリーヌ

 | ワイン
フランスワインのヴァン・ナチュールだけど、造りは説明するまでもなく大岡弘武氏、れっきとした日本人だ。

漏れ聞く話では、かの『ティエリー・アルマン』で修行をし、ドメーヌ設立となったとのこと。
それがこの造りの規範となっていることは、飲んでみて容易に推測できるのだ。



コスパのいい、最高の食中酒!
ロゼとは言うけれど、むしろ色合いはオレンジに近い。
ミュスカダンブール100%で醸してこの色合いになるという!

香りはナチュラル系のメインストリームを行くものだけれど、実に品が良くて、伸びやかだ。
それにも増して、ジブンが惚れた部分は、なんといってもこの果実感!
ピュアで、ジューシーで、清らかに口腔を支配するのだ・・・

唯一無二のこのナチュラル加減を、まずもって今楽しもう!
カンパーイ!

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ここが最安値↓
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2001 ネッビオーロ・ダルヴァ ヴァルマッジオーネ ルチアーノ・サンドローネ

 | ワイン
『ルチアーノ・サンドローネ』・・・このイタリア的響きが好き♪
もちろんワインの中身も肌に合っている。
それだけではなく、イタリアン・ナイトには最高の食中酒にもなるわけだ!





先日のことだけれど、『キノコとズッキーニとベーコンの塩系パスタ』が出てきて、これに抜群の相性を見せてくれた。





2001年と言えば例外的に良いヴィンテージで、これがやっと解けて来て、素晴らしい状態になっている。
こうなるとイタリアワインの独壇場だ!すなわち最高の食卓になること請け合いというわけだ!

バローロではないけど、そこにはバローロがある!
とてもロエロとは思えないのはジブンだけではないだろう。

数本買って、寝かせて楽しむべし!(笑)
心底そう思う・・・

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ここにありました♪


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2007 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャブッフ ジャン・ジャック・コンフュロン

 | ワイン
久しくブルゴーニュらしいワインを飲んでないなあ・・・と、嘆息すれば、他のワインには真に申し訳ないが、まあ今回のこの表題のワインを端的に表現するとすれば、正しくブルゴーニュらしいワインということになる。

それは惚れ惚れするような、色気のある香りであり、果実はあくまでも優しく、調和が取れていて、その余韻は後ろ髪引かれるもの。
どんなに濃厚で、ダイナミズム溢れるピノ・ノワールを持ってきたとしても、この造り手のピノ・ノワールには平伏してしまわざるを得ないだろう。





プレモー・プリセーの造り手ゆえ、『ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャブッフ』はまるで庭のようでもあり、『カイユレ』の上部とのことで、ワインはタンニンも緻密で、力強く、熟成に耐えうるスタイルだ。

しかしながら2007年は、極めてレストラン向きであり、今飲んでも薫り高く、妖艶な果実を存分に楽しめる。
待ってもイイのだろうけれども、ワタクシはこの切り口で、時間をかけて楽しみたいと思っている。

これだけの造り手ゆえ、すでにファンも多いのだろうが、どこのドメーヌとは言わないけれど、異常な値段設定になるのだけは、回避して欲しいものだと思っている。
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1999 ジュブレイ・シャンベルタン ラヴォー・サン・ジャック ドニ・モルテ

 | ワイン
まあこのワインが、今回の『パパジイの会』のトリと言うことになるのだと思う。

1999年は、このドメーヌの当主ドニ・モルテが、少しずつ評価され始めたあたりのヴィンテージだ!
しかも例外的な当たり年、当然のことながら、開ける前から期待は高まるばかりだった。





思い出してみると、ここの造り手の際立った香りは、2000年代になると少しずつ薄れ、正しく1999年こそ、ドニ・モルテ・フレーヴァーを楽しめる終着駅のようなヴィンテージであると言えなくもない。

そんな事どもも頭の片隅に置いて、早速くだんのワインを開けてみると、正しく豪華絢爛たるドニ・モルテ・フレーヴァーだった♪
甘いトップには練れて濃密な果実のシロップが主張しつつも、傍らにはそれこそ他にはない香辛料、さらには焙煎を感じ、待つことによって、奥底から漢方のおまけ付きの恩恵にあずかれるのだ・・・

果実は計時的な傾きはあるけれど、今正に美味しく、僅かに酸度は控えめで、他の造り手のそれより重く思索的だ。

さすがにボルドーと見紛う濃度とタンニンは和らいで、ジュブレイの果実感をも我が物にしているようだ。

さてここから始まる、ドニ・モルテの『パパジイ』連鎖?
次のテーマはホントウか?(笑)
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2000 ムルソー レ・ナルヴォー ドメーヌ・ドーヴネ

 | ワイン


『ドメーヌ・ドーヴネ』の白を久しぶりに飲んだ。

噂にたがわぬ見事な酒躯、そして張り詰めた緻密なムルソーだった。
このムルソーは熟成の陰りなど微塵も見せずに、未だに鉱物のように張り詰めている。

そして果実の甘みに頼ることは決してない。
そこにはマダム・ビーズ・ルロワの白ワインに対する信念の灯火が見て取れる!
ムルソーにして虚無僧のように押し黙り、思想家のように遥か彼方を夢想する・・・

『ドメーヌ・ドーヴネ』の白!唯一無二だと思うのはワタクシだけではないだろう。
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96’デュジャック♪クロ・サン・ドニ&クロ・ド・ラ・ロッシュ!

 | ワイン
何とこの表題のワインこそ、昨日のお呼ばれプティ・ワイン会での出展ワインなのだ。
まあブルゴーニュ高騰のこのご時勢に、ここまでの造り手の、ここまでのグラン・クリュを、さりげなく登場させるイナセなワインヒートが居たとはオドロキだ!

ジャーク・セイスの『デュジャック』において、『クロ・サン・ドニ』と『クロ・ド・ラ・ロッシュ』はグラン・クリュの中でも避けては通れず、まして96’物を、こうして横並べに飲める至福は何物にも変えがたい。





この場で、細かいコメントを開陳するのは、ヴィンテージの偉大さと、造り手の荘厳さを考えれば、いわば野暮というもの。
かと言って、これだけのものを浴びるほど飲んで、何も語らずはワインヒートの風上にも置けない、とも言われかねないのだ。

さすれば、平行のデギュスタシオンの妙味を感じた部分のみを、少しだけ書き込ませてもらおうと思う。

最初に『クロ・サン・ドニ』を飲んで、次に『クロ・ド・ラ・ロッシュ』を飲んだ。
明らかに前者は熟成の高原部の中央付近をひた走り、香りの妖艶さをも漂わせている。
一方後者は未だ熟成の高原部の入り口に達しておらず、綺麗な果実のアロマとそれを硬質なミネラルが装飾している。

前者の果実は酸度が低く、細やかだが、敷居が低く、ある意味外向性もみせている。
後者は涼しげに凛とした立ち居で、果実はエレガントであるも、計り知れない格調を感じるのだ。

とはいっても、『デュジャック』のグラン・クリュの凄味は隠そうにも隠せない!
これらのワインには精霊が宿っているかのようなのだ・・・

いわゆる、そのテロワールの特性の際立ちにおいては、ジュブレイやシャンボールのグラン・クリュの後塵を拝するモレのグラン・クリュだけれど、デュジャックにかかってしまえば、並みのシャンベルタンに渡り合える極上の傑作に上り詰めれるのだ!

ともかく、いなせなワインヒートには感謝するばかりである。
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2005 ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプルチアーノ ファネッティ

 | ワイン
それこそワインを飲み始めた頃、『ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプルチアーノ』はどうゆうワインなんだろ?と思った時期があった。
それはなんちゅうことはない、DOCGの最初の3つであり、ブルネッロ⇒バローロとくれば、あとはそれでしょ!ということだった。
その間、『デイ』などというカンティーナを飲んだりもして、今に至っているのだけれど、本当の意味での『ヴィーノ・・・』は、実は分かっていないんだとと思う。



で、今回このワインをシッカリ飲んでみて、なるほどねと思ったわけだ。

『ヴィーノ・・・』は、いわばキャンティとブルネッロのハザマを埋めている。
いわゆる中庸のボディと地場感と臨場感あふれる果実があって、実に料理に合うのだ。

とくにもこの『ファネッティ』は正しく魅力的な『ヴィーノ・・・』で、なんと言いますか、クラシックでありながら、気立てもイイわけだ。

筋の通った、頑なさを感じるこのカンティーナ、追い求める気になったワインヒートはワタクシだけではないはず(笑)
2005年はオフだけど、待ってみようぞ!と心底思った。
未だあればのハナシだけれども・・・
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2007 ピリニー・モンラッシェ レ・ペリエール ルイ・カリヨン

 | ワイン
このワインは先の『パパジイ』に登場したと記憶している。
『ルイ・カリヨン』は、かのワイン評論家クライヴ・コーツによる三ツ星の造り手の一つであり、ルフレーヴ、コント・ラフォンと並べ称されている。
そして1600年代から続くヴィニュロンであり、『ルイ』は16代目にあたり、2010年には次男『フランソワ・カリヨン』に継承されたとのことだ。

なので2007年物は『ルイ』による最終番の造りであり、ここに至ってすら、その造りに手抜きはない!



一直線に伸びる果実感であり、生き生きとした酸味が裏打ちし、その周りにミネラルが伴う。
若くてもピリニーの花の香気は立ち昇り、ピュアではあるけれど、蜂蜜のニュアンスと濃密な黄色い果実のアロマは忘れない。

良く出来たペリエールだと思う・・・
保守本流のピリニー飲んで、イイ気持ち♪

ここだけのハナシ、なるべくならこのことは秘密裏に、このコストをこのままにして欲しいものだ。
まあ無理かもしれないけれどね・・・(笑)

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なんちゃって、08’は最安値で例のショップにありました(笑)
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2014 杜 小公子 奥出雲ワイン

 | ワイン
またまたニッポンワインの話題になるが、なにしろ普段の食事には、まずもってこれがイイのだから、しかたがないのだ。

小公子は山葡萄系の交配種になり、岩手の『くずまきワイン』でも『蒼』という銘柄で出されている。
いわゆる山葡萄のものと比べれば、酸味が抑えられていて、ニュートラルにまとまっており、香りにも品がある。

小公子といえば『奥出雲ワイン』は避けて通れず、正しくその醸造所の十八番と言っても過言ではない。
で、『杜』とは何ぞやとなるけれど、樽を使用しない、少し軽めに仕込んだ特別醸造のものとなるようだ。





このワインをいつもの料理に合わせて飲んだのだけれど、実に自然で、見事な相性を見せてくれた。
このワインにはツヴァイゲルトレーベを思わせる、果実感とヴォリュームがあって、なおかつ山葡萄系にありがちなくどさがない。

では、もしもっと買い込むのか?と聞かれれば、数本抱え込んで、後の姿を見届けたりもするけれど、その数は少数に限られるだろう。
なぜかといえば、ニッポンワイン!まだまだ飲むべきワインがあるということなのだ・・・
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2014 ロッソ・トスカーナ サンタ・マリーア

 | ワイン
ともかくこのワインもヴィナイオータさんのワインです!
まあ、よくぞこうしてタッチの良いワインを見つけてくるものだなあ、と暫し感心。
しかしながらこの世界、一寸先は闇だ!
明日がどないなっているかは、さすがのワタシでも分からずじまいということだ!

表題のワイン、地所はモンタルチーノの近郊のサンジョベーゼ100%で造られている。
説明するまでもなく、ナチュラルな造り!
畑は無農薬に徹し、醸造では無清澄、無ろ過、自然発酵で2酸化硫黄を瓶詰め直前に僅かだけとのことだ。



飲んでみて思うのは、このワインこそ見事な食中酒だと思う。
2014年にして優しく、滋味深く迫ってくれる。
味わいには中庸の果実で、程よいタンニンとイイ感じの酸味の下支えがあるわけだ・・・

若いサンジョベーゼを、こんな感じで飲めるのは、なかなか難しい!
大概跳ね返されて、飲み頃になるのも待てず、後になって後悔するのがおちだ!

ネガティヴなナチュラル系の香気もなくて、お仕着せがましくないピュアな果実を存分に楽しめるこのワイン!

心底惚れました、では・・・
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