The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2014&2015 シャルドネ ヴァインヤード・シリーズ サッポロ藤野ワイナリー

 | ワイン
ニッポンワインのヴィティス・ヴィニフェラの葡萄で、しかもシャルドネで、これほどまでにシャルドネ感が満載のワインに出会うことはまずない。
それだけここのシャルドネは見事で、なおかつ美味しく、加えてプレステージ感も備わっている。

若い醸造家が端正込めた畑から、僅かに209本のシャルドネを造っている。
そのワインは濃密だけれどエレガント、品良く、果実感も好感が持てるのだ。



微かな蜂蜜に、しっかりとしたミネラル、洋梨にイエローチェリーのアロマを湛え、ハーヴ香のアクセントが心地よい。
ヴィニフェラだけど、持って来た感もなくニッポンの大地に良く馴染んでいるようにも見える。
それはやはり『ミザン・ブーティーユ』の造り!
すなわちドメーヌならではの味わいと言えるのだろう。

今のニッポンでは、当たり前ではないけれど、それが当たり前になったあかつきには変るよ、ニッポンワイン!
35億!(笑)
では・・・
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2009 ランゲ・ネビオーロ ソレッレ・デ・ニコラ フェイレス

 | ワイン
このグラスの中に、いわゆるスロヴェニアンのオーク大樽で仕込まれたクラシックなネビオーロが熟成したならどうなるのか?と問いかけられて、ピンと来るワイン飲みには説明しやすいお味があるとする(笑)♪
すなわちこのアジェンダの表題のネビオーロが正しくそうなのだ。
まずもってアーシーなニュアンスがあって、地場感もろで、プルーン入りチョコやムラサキの花やリコリスが追随し、仕舞にゃあイスラムのムスクに迷い込んだかのような錯覚に陥るのだ。
このワイン、物の本によればネビオーロ70%とバルベラ30%のセパージュと聞いている。
味わいもその通り、ネビオーロのシリアスでエレガントな果実感があり、バルベラの見事なまでの凹凸と骨組みがそこにはあるのだ。



地所はバルバレスコの中心部のネイヴェにあり、説明するまでもなく伝統派と言ってもイイのだろう。
長めのマセラシオン、中容量のスロヴェニアン・オークのみ使用、自然発酵、無清澄、無ろ過などなど、もちろん栽培は極力有機農法によるとのことだ。

このワイン、旨いのもさることながら、その日のこんなイタリア料理にも抜群の相性を見せてくれた。
特にも赤味噌の煮込み風のトリッパには超劇アビナメントなのだ。



このクラスで、これだけのイタ地場感を堪能できる!こんな心地よさにスグサマ飛びつかないと、節穴の謗りを受けるかも!(笑)
まあともかく冗談はコレくらいにするけれど、このワイン違法です!

違うか・・・(笑)
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NV ハンブルドン クラシック・キュベ

 | ワイン
京都のワイン祭りの道すがら、2番目の娘の様子見がてら東京に一泊した。
で、その日は夕餉のアポも無しで、さてさてというところだったのだが、星条旗通りのあのお店はどうか?とTELをしてみたところ、何とか2席を確保でき、そこへお邪魔することとなった。

この時代に、保守本流だけではなく、ナチュールやニッポンワインにいたるまで、ワイドなセレクトが出来るお店はまずなくて、そういう意味ではそのお店は超貴重!
その日もどんなワインが登場するのか?と興味シンシンで伺ったのだ。





で、スタートにこの表題のワインが登場した。
ナイティンバーをパパジイで飲んで、イングリッシュ・スパークリングの実力は分っているつもりだった。
でも流石にこのワインには驚かされたのだ!

それは泡のタッチ、飲み口のエレガントさ、そして何よりもシャンパーニュのグランメゾンだけが持ちうるエレガンスがそこにはある。
誰がコンサルタントだとか、どこの品評会でどうだったとかは、まずは分った。
なるほどそうだけど、もっと総体的に我が舌で感じたことを言わせてもらえば、泡として間違いなく筋がイイということなのだ。

聞くところに寄れば、コスパもOK、さすればここはほれ、このワインをもう少し追い求めてみようと思うのはワタクシだけではないはず。
このワインはイングリッシュ・スパークリングの時代を予見せざるを得ない1本だと思う。
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1996 シャサーニュ・モンラッシェ レ・モルジョ ドメーヌ・ラモネ

 | ワイン
ここ一ヶ月ほどの短い期間に『ドメーヌ・ラモネ』の熟成したシャサーニュ・プルミエを2回に渡ってご相伴にあずかった。
この表題のワインの前に飲んだのはは1997年のヴェルジェ、いずれたがわぬ完熟ぶりで、ブルシャルのアーシーなタッチの熟成の姿を堪能することが出来た。

ワインをある程度飲んでいる人に言わせれば、シャサーニュはラモネという言葉が返ってくる。
それだけラモネはここの地域では別格なのだ。



それはこのモルジョ、このリューディーは他のプルミエと比べると、果実感が豊かで薫り高く飲みよいはずだが、飲んでみるとその意味が一瞬で分るのだ。
何とも言えない色合いもさることながら、グラスに鼻を近づけると、松脂を思わせるトップに、強烈なスパイス感、そしてお決まりのミネラリーなニュアンスで圧倒される。
そしてその味わいはニッポン料理の御出汁感を連想させ、果実はマッタリと塩気さえも感じる細マッチョ。
それはこの造り手の凝縮した造りによるものだ。
代替わりした今のラモネは分らないけれど、この時代のラモネの他には無い唯一無二さに陶然としたのはワタクシだけではないだろう。
本当に貴重な体験ではあったと思っている。
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並んだワインは確か15本だったと思う・・・

 | ワイン
エティケットの無いワインが1本あったので、記念撮影に並んだ14本のワインとあわせると15本になる。
このワインをワイン愛好家、酒販店、ワイン生産者、葡萄買い付け業者など総勢8人で飲み散らかしたのだ。
それも月曜日の夏日の夜の河南ディストリクトのとあるお店で。
何ともはや、お店の皆さんにはご面倒をかけてしまった。
で、ワタクシは翌日の仕事も立て込んでいたので、そこで早々にお暇したが、どうも若人の皆さんには、その後の後日談があったようだが、これもタケちゃんにおんぶに抱っこ。
いつもいつもアリガトー!
で、ここでは出展ワインについては詳しくは書かないが、まずはエティケットだけでもお披露目しようと思う。









様々なジャンルで、老若男女・・・
こんな感じで並べても、違和感なく、するりと飲める!
そんな時代に突入したなあ、とも思いつつ、考えてみればその日飲んだ仲間も老若男女なんだわさ~と感心するのだ。
ワインにとって、時代は決して良くないが、さて飲み手が冴えているかどうか?
それが大事なのだと思っている。
ではでは・・・
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2009 イランシー ダヴィッド・ルノー

 | ワイン
『イランシー』のアペラシオンを飲んだのは、いつ以来のことだっただろうか?

『イランシー』はブルゴーニュのシャブリ近郊のピノ・ノワール、もしくはピノ・ノワールに地場のセザールという品種を加えたものである。
特にもこの『ダヴィッド・ルノー』はこの地域の4世代前からのヴィニュロンで、2005年から引き継いだとのこと。
畑の栽培はビオロジックに徹し、この地方の伝統品種であるセザールをアッサンブラージュすることにより、香りと味わいの独自性を際立たせている。



ともすれば『イランシー』は軽くなる傾向にあるが、ここの物は正統なブルゴーニュの向こうを張る迫力があるのだ。
香りは透明感を持ち、セミドライのハーブとミネラルが前面に現われ、黒系のマッシュされた果実のアロマが立ち昇る。
最初はフレッシュで爽やかな果実感で思いの他飲み口良いが、時間と共に濃度が増し食事なぞ忘れてこのワインにのみ身を任せよう、との思いになるのはワタクシだけではないだろう。

『イランシー』なるアペラシオンはいらん、などというオヤジギャグだけは、他ではもち言わんつもりだ。(笑)
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2012 ロバート・シンスキー・ヴァインヤード ロス・カーネロス ナパ・ヴァレー

 | ワイン
とある御仁からの贈り物としては珍しいのだが、このようなカリ・ピノをいただいた。
それにしても、ただ理由も無くこのワイン!ということはまずないだろう、と思って開けてみればナルホドだったのだ。

それは13.8%のアルコール、そして瑞々しい果実に透明感のあるナチュラルでリッチなエキスが備わっている。
あえてブルゴーニュ的とは言うまい、むしろカリピノのニュースタイルというべきなのだろう。

このスタイルは全てビオディナミの畑からの葡萄、ナチュールな造りであることもさることながら、畑はロス・カーネロスにあることにもよるのだろう。
そしてそのカーネロスは正しくソノマと境界線を接している冷涼な地区とのことだ。



こうゆうカリ・ピノにはソソラレル。
イチゴやクランベリーの壮麗な赤い果実に、草原の輝き、そして鉱物質のニュアンスと充分に沁み込まされたミネラル。
そして何よりのフィネスがあるのだ。

赤だけど、夏らしく♪
テーマに即した持ち込みはオレだけだと言った理由がこれなのだよ。
飲んだ人は分ると思うが・・・
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2000 ティニャネロ アンティノリ

 | ワイン
いわゆる当時『スーパー・タスカン』と括られたイタリアワインを、有名な順に3つ挙げよと言われれば、まずは『サッシカイヤ』そして『ティニャネロ』、で最後に『ソライヤ』を挙げるだろう。
もちろん表題のワインではなく、『オルネライヤ』を入れれば、『スリー・アイヤ』でもっと納まりがイイのだけれど。

ここでまず手始めに『アンティノリ家』について触れねばなるまい。
というのも、説明するだけ野暮なほど、その規模が桁外れという事なのだ。
イタリア全土に10以上のワイナリーを抱え、その規模たるやイタリアの最大級といえるだろう。
その中で、キャンティ地区には3つのワイナリーがあり、そして全てのワインのフラッグシップがこの『ティニャネロ』ということになる。
で、もう一つのフラッグシップを加えるならば、それは『ソライヤ』ということ、これも皆さんご承知なはずだと思う。

この『ティニャネロ』と『ソライヤ』はサンジョベーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド違いで、ここで大事なことは、アンティノリの地場サンジョベーゼへの愛情は『ティニャネロ』に注がれている、ということを忘れてはならないのだ。



それこそこの『ティニャネロ』の17年熟成、2000年物をこともあろうに、夏場の『パパジイ』にペロッと持って来たのは、もち珈琲店主氏。
聞くかどうか迷って聞いたら、やはりこれもダンボールとのことだった。
それでも熟成のストロークは絶妙で、あれだけブッキラボーだったサンジョベーゼが甘くとっぷりと枯れた見事なメタモを見せてくれていた。
香りには持ち込んだ珈琲店主氏もビックリのモカを感じ、ガトーやら、シナモン様のスパイスが鏤められている。
黒いベリーと相対する酸度に支えられた果実感は飲み手を喜ばせ、練れたタスカンの無敵振りを垣間見てしまったようだ。

若い時期に一つのワインをひたすら飲み散らかした時代があって、いままたこんな風に呑めるシアワセは何物にも変える事は出来ないのだ。
だからこそ、この会をして本当に有難いことだと感謝する今日この頃なのである。

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『パパジイ』先読みで、夏らしくな~~い!(汗)

 | ワイン
『パパジイ』終わって2晩寝たが、今回のラインナップのあまりのテーマ外れにはホトホト悔やまれてしかたがない。
というのも、今回のテーマは『夏らしいワイン』ということだった。
ところが、この五十路のオノコたちは、いわゆる働き盛り。
そこで普段のクセが、こんなレクリエーションの場でも抜けきれないのだ。
それは先読みというやつ・・・
つまり、どうせ『夏らしい・・・』ということなので、みな白ワインを持って来るだろう!という先読み。
結果、この通り↓全ての出展ワインが赤ワインということに相成ったのだ!(笑)
もう面倒なので、エティケットを勝手に読んで。
書き写す気にもなりまへん。



まあ、そんな中にも旨いワインはあったのも確か。
まずは放置プレイの『2000 ティニャネッロ』やアルコール度数13.8%のナパ・ピノ『ロバート・シンスキー』など。
それに久しぶりのナイペルグ男爵のボルドーもヨカッタ♪

ということで、詳しくは後ほど。
もう少し、当て外れの心の傷が癒えてからにするつもり。
では・・・
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2016 パパ・レッド ザヴィエ・グッドリッジ

 | ワイン
ヴァンナチュールと言われるワイン、まあ一くくりでこの話を進めると、これまた何か問題が起きそうだけれど、ともかくワイン造りにおいて、栽培も醸造も自然な手法を心がける造り手によるワインをまずはヴァンナチュルと呼ばせてもらおう。
で、最近上り調子のヴァンナチュールを扱うインポーターの一つにワインダイヤモンズ社があるよね。
オーストラリアの造り手に特化して、『ルーシー・マルゴー』やら『パトリック・サリヴァン』などで評判を得ている、あのインポーターさんのことです。

実はこの表題のワインもワインダイヤモンズ社のインポートによるワインで、ヴィクトリア州のベンティゴのシラー100%で造られているとのことなのです。
その日は夕餉にハンバーグなどが出てきて、さてさてとなったけど、品種は分からずとも、この色合いなら大丈夫だろうと、色だけ透かしてイキナリそのワインを抜栓した。







グラスの色合いは確かに濃い、そして立ち昇る香りは中程度の色合いの果実のそれで、しかもノーブルで品良く、好ましげな色気も持ち合わせている。
飲んでみると流麗な果実があって、しかも適切な酸味もある、そこへもってきて喉越しはユルリと抜け感良く、あとくされもない。
もちろんその日の、特製ハンバーグと実に見事な相性を見せてくれた。
13.5%のアルコール濃度ではあるけれど、何というのでしょう飲み口良く、無くなるまでそれほど時間はかからなかったのだ。

ステキなワインだと思いますよ、加えて『Papa』というのも泣かせます♪
もう一回試してみたいのだけれど、ドコ探しても見つからないのは、ナゼなのでしょう?
このワインも引く手あまたという事なのでしょうか?
当方ワインダイヤモンズ社のワインの中でも、このワインとは比較的オーケーなのですよ♪

まあ何時の世でも同じことが起るけど、この手のワインの評判イイヤツは市場から瞬く間に消えてしまう。
そうなると価格もパッとしないこれ等のワインは、それこそこの世に無かったことに等しくなる、ということに市場は気付いているのだろうか?
それはニホンワインにも、同じことが言えるのだけれども、さてさて・・・
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