The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

第6回 ボン・ションスのマリアージュ

 | ワイン
何はさておき、キュイジーヌにはワインでして・・・
しつこいようですが、普段の料理には辛口で調和の取れたワインが肝要なんですね!

甘口はアペリティフもしくはデジェスティフでその真価を発揮します。

まあデモ最近は、東京から出店された居酒屋などでは、甘口のカクテル片手にお刺身食べてる若者が散見されるようですが・・・

すなわち、日本の食文化がどうにかなったということでしょうか?
本当に嘆かわしいですよね・・・ワタクシうるさ過ぎ?でしょうか??

そういう意味では、家族そろっての食事、そしてその場面で料理に合うお酒が登場することって大事な習慣ですよね!

さて先週の木曜日に第6回目の『ボン・ションス』を開催いたしました。

集まったのは無類のワインヒートが7名で、
大ぶりワイングラスでリターン出来るという好条件でありました。

この会もキュイジーヌにリキ入ります!

さて、最初の一品目は・・・
キュウリと山芋を短冊におろし、茄子とオクラをマリネして、そこにキャロット・ゼリーを添え置きます。
なんとそこにお出汁のきいたジュレをかけるという一品なんですね・・・

04’のシャロネーズ、ヴィレ・クレッセのシャルドネ!
名手アンドレ・ボノームの物が絶妙のマリアージュだったんですね。
濃厚さとお出汁系のボノームの味わいがベストマッチ!

ボノームは崇高さや高品格勝負ではありませんが、気立てのよさは絶品です!

この白、色々な形で使えるワインです!

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05’ですが、この値段!T商店は04’売り切れですので、
次はここでしょうか?

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きいろ香、富N博士の遺産

 | ワイン
先日の『いわて果実酒研究会』の終了後の懇親会に、
ジャパン・セパージュにして山梨のワイナリーのイメージ品種!
今を時めく『甲州』のそうそうたるラインナップが並びました。

その中に、ひときわ輝くマグナムボトル!
『2007 シャトー・メルシャン 甲州きいろ香』
をご相伴に預かりました。

これこそ、先晩お亡くなりになりました、ボルドー大学の富N教授の遺産とも言うべき、プレステージ甲州の極めつけであります!

凝縮したパッションフルーツの先陣に、たっぷりのミネラルを発散させ、
ライチーやグレープフルーツの香気が漂います・・・
しっかりとした酸味の下支えに、滋味の豊富なフィニッシュ!
ヴォリューム感はヴィティス・ヴィニフェラにわずかに及ばないものの、
総体的な調和は見事!

日本画のような『きいろ香』の佇まい・・・
美味しく頂きました!

提供いただいた、会のコーディネーターF氏に感謝!
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いわてワインの行く末は?

 | ワイン
ここに来て夏場の疲れもなんのその、ミッドナイト・クルーズ続けております!
それもこれも、かつての業界がらみの『お外』ではなくて、
自分好みのミッドナイト・クルーズでして・・・

ですから、まあカラダに良いと言えば・・・イイって事になりますか?

あまりクダラナイ事書いていると、やぶへびになりますのでこれ位にしまして・・・

さて、先日『岩手県果実酒研究会』なる会合に参加してまいりました。
消費者代表などという、アリガタクナイ肩書きでの参加でしたが、
岩手のワイン造りの5社中4社が集まり、自慢のワインのテースティングをしながら意見交換をしたいとの事で、地場を知る良い機会と思い、出席させていただきました!

そこで感じたことを幾つか掻い摘んで述べさせてもらいますと、
その醸造所の経営形態、ワイン造りに携わっている方はともかく、上層部の意識の問題、甘口を好む買い手の意識、そしてなによりもどのようなワインを目指しているのか?というスタンスの希薄さなど、さまざまな問題が山積しているようです!

消費する側から言えば、美味しいワインが出来るだけ安く飲めれば助かるわけですが、多少アッパーなコストでも、調和が取れていて『岩手にもこんな面白いワインがあるんですよ・・・』などと、他県の来客に自信を持ってお勧め出来る物があれば、地元のワインファンは当然のごとく増えるでしょう。

その為には、まずは地物の葡萄を仕込む事、そして「甘口の売れ筋」以外に『どのようなワインを目指すのか?』の方向性を決めること、更には出来れば地場の食べ物とのマリアージュを意識した辛口の調和の取れたワインが望ましいということになるのではないでしょうか?

もちろん、コスパも大事ですが・・・
地元のワインファンに愛されて定着すれば、長くはかかるでしょうが、
生産量も増え、価格に好影響も出てくることでしょう!

今回4社8本のワインをテースティングさせてもらいましたが、何本か『これは見守りたい物』と感じたワインがありました。
期待しております!

まずはともあれ、商いと志しのハザマで悩ましい時代が続くでしょうが、
意識転換がスタートなんですね・・・

それを考えると『いわてワイン研』での意見交換は大事!
ということで、会の皆様のますますのご発展を望むばかりです!
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夜のオテルにも秋の気配が・・・

 | ライフ
金髪メス犬ロビンちゃんの散歩を要求する仕草も絶妙で、
こいつは本当に犬か?と思うほどなんですね・・・

あまりに人間っぽく振舞われますと、とうとう無視できなくて、
必ず散歩となるわけです!

山岸の自転車道路の散歩は快適でして、スキップしながら風を切るわけですが、
最近の訪問者はなにしろトンボ♪
それも、赤くなっていない赤トンボって言うのでしょうか?
やはり秋なんだ!と妙に感傷的になることもあります・・・

ないか?

その時、トンボと思って安心していますと、
よく見ると黄色スズメバチって事もありますのでご用心!
今朝も2.5センチの黄色スズメバチを二匹撃退いたしました。

なんかまた飛び交っているんですよね・・・
その辺に巣でも造っているのでしょうか?

その時はS太氏にまた来てもらわないと・・・
銀座で蜂蜜なんか作っているバヤイじゃあないですよ!

盛岡で善良な市民がスズメバチに襲われそうになっているわけですから!

さて、写真はオテルの夜の姿なんですね・・・

なんか、くすんできてますよね!
天気の良い日に、ペンキ塗りでもしましょうか?
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第114回の事など・・・

 | ワイン
秋風とともに北京オリンピックが終了いたしました!
スポーツから受ける感動の数はメダルの数ではありません!

敗れた場面にも感動は生まれます!
それは、潔さ、結果は出なくても、やることはやった者のみが持つ充実感なんですね・・・

それを見るたびに、この2週間で何度ナミダしたかわかりません!

さて気がつけば、今週で8月が終わります。
秋のゴールデンワイン月間のスタートを切りますのは、
そうです!114回目を迎えます『本家 オテル・ド・ヤマダ』なんですね・・・

テーマは『ニュイ・サン・ジョルジュの真髄とは?』となります!

さて、何が出るのか?
まずは88年もののドメーヌ・ルロワ!
ドメーヌ・ルロワの立ち上がったのが1988年ですので、これがファースト・ヴィンテージになるわけです!

しかも地所は、ニュイ・サン・ジョルジュの中でもヴォーヌ・ロマネよりの銘醸地、オー・ブドー!ワインだけに葡萄(ブドー)なんて、誰がいったでしょう?

一方、ニュイの南端の最高の地所はレ・サンジョルジュとなるわけですが、
そこのチボー・リジェ・ベレールの物をやはり後半に並べます!
これを飲まなきゃ、夢もチボーもない!なんて?これも誰??

駄洒落なんていってるバヤイじゃあありません!
更に、ニュイの大御所の古酒を二題・・・あえて造り手は公表いたしません!
古酒は90年代半ばと80年代の良年を・・・

加えて、新進系のラルロー、古典派のルモリケなど・・・
それからメゾン・ルロワの同じ地所の比較試飲と来るわけです!

ということで、9.7の日曜日!
いつもの8:00〜より、キュイジーヌとともに、大ぶりのワイングラスで楽しみたい方!お待ちしております!

もちろん参加登録の御仁は御油断なきように、よろしく!
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ヴィレーヌのメルキュレイの本領とは?

 | ワイン
あそこにアレが出来て、体調不良でもないのに、
ジョセイ軍から体調不良のレッテルを張られ、ここんとこ大人しくしています!

てな事で、もてあまし気味の時間の中、北京五輪も隅々まで目を通しましたが、
唯一☆野ジャパンの結果には本当に目を背けざるをへませんでした!
まあ、色々理由もあるでしょう・・・
ここでは、言わんときまひょ!ワインを語るように!

さて、遅くにワインを開けました。
その理由は、単純に明日が日曜日であること・・・
そして、どうしても赤い液体を喉奥へ流し込みたい衝動っていうのでしょうか?

久しぶりです、何気なくワインを開けるのは・・・

ということで、ユーロカーヴの下段から取り出したのは、
2000年物のメルキュレイ オーヴェル・ド・ヴィレーヌなんですね♪

00’はオフヴィンテージで8年の熟成期間、
程よいエッジのアンバー加減で、このACで驚くべき芳香!
甘いチェリーキャンディーのトップに、なまめかしい色香、
明確なミネラルとスパイス感も忘れません!
味わいは透明感のある、流麗なリキュールのごとくのフルーツが主体であります!
でも、、このタイミングがベストポジションでしょうか?

このワイン!ある意味、ピノ・ノワールの必要なモノを全て兼ね備えていますよね?果実味、薫り高さ、わずかでありますが複雑性・・・そして調和♪

まあ、ヴィレーヌ氏の経歴を思えば、これくらいは当然と言えば当然なのでしょうが・・・

でも、やはりグラスの後半のテンション↓はメルキュレイです!

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05’ですと、こんな値段なんですね!
ビックリです、メルキュレイですよね・・・


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スポーツマンシップの光明を見ました!

 | ライフ
あと二日で北京五輪も終了との事です。

バレーボールでの中国観客の過度の地元びいきの無節操さや、
首をひねってしまうような審判の判定など、
挙げてみれば国威発揚によって、捻じ曲げられたスポーツマンシップに危惧するところもありましたが・・・

でもまあ、オリンピックでしか見つけられない、数々の競技や、
それに参加する真面目でストイックな競技者を見て、
心にスポーツマンシップの光明を見つけたのも事実です!

前回のアテネ五輪での『競歩』競技をご存知のかたいますでしょうか?
日本代表の山Z選手が地元のボランティアの間違った誘導のために、
5番目に帰ってきたにもかかわらず、失格となったあれです・・・

その後、山Z選手は『状況判断できないくらい消耗していた私が悪いんです・・・』と語ったとのこと!なんというやさしさ・・・そしてなんという謙虚さなんでしょう!
ワタクシだったらお膳ひっくり返して、大見得切っていたでしょう!
まあ冗談ですが・・・

さて、山Z選手がとうとう北京五輪で7位入賞いたしました!
その時のライヴのインタヴューで彼が語ったのは、
『7位は満足なんですが、自分はそれだけの実績と訓練もしてきました。
更にこれから練習を重ね、ロンドン目指して頑張ります!』ですと・・・

あんなに謙虚でも、この意欲・・・
50キロ歩いて直後ですよ・・・しかも炎天下に!

でもカレこそ真のスポーツマンなんでしょうね!
それとも『競歩』って、そんなに楽しい競技なのでしょうか?
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U野投手よ、あなたはエライ!

 | ライフ
昨日はダブルヘッダーで318球、今日の決勝も100球近くの完投をし、
とうとうソフトボールの日本チームを優勝へと導きました!

北京五輪 日本ソフトボールチームの大エース!
U野投手に、大拍手!!

試合前の民放のインタヴューであなたが色紙に書いた言葉は、
『守りこそ最大の攻撃となる!』なんですね、
正に、それを地で行く見事な決勝戦でありました!

これが日本にとっての9個目の金メダル!

星野ジャパンが10個目で、有終の美を飾ってくれればいいのですが・・・
もしそうなったら、クリスタル開けちゃお!

なんてね・・・

さて、それにしても急転直下の長雨・低温注意報ですよね!
昨日まではTシャツ、半ズボンでしたが、今日は寒くてパーカーまで着込んでいます。

皆さんも風邪などひかないように、
来月は9.7『オテル・ド・ヤマダ』9.13『ワインとキュイジーヌの夕べ』を開催いたします!登録の御仁はご油断無きように・・・

では!
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ようこそ!バタール・モンラッシェ?

 | ワイン
胃の痛くなるような、ソフトボール女子を一方では見ながら、
裏番組では星野ジャパンが剣が峰のアメリカ戦はやっているは、
更にはサッカーのキリンカップのウルグアイ戦も見逃せません!

外の秋風をヨソに、家の中はスポーツ観戦でホット!ホット!!

久しぶりに自家製ジャジャ麺を作ってもらい、
ビール片手にニッポン!チャチャチャ!!

でも、オリンピックも閉会式まであとわずか・・・
この至福の時間も数日で終わってしまいます。

さて、ソフトボールはオーストラリアに延長11回で勝利いたしました!
この一日で320球を投げきった、日本の真のエースU野投手に拍手を送ります。

ところで話はいきなり変わりますが、お盆前のワイン話の続き!
やはり、ピリニー・モンラッシェ村のある希少グラン・クリュに触れないわけにはいかないでしょう
なんとその面積は、全ての造り手を併せても3.686ヘクタールだと・・・
年120ケースに満たない生産量なんですね!

その地所は、ご存知ビアンヴニュ=バタール=モンラッシェの事であります。
フランス語を訳しますと『ようこそ、モンラッシェの私生児へ』なんですね・・

凄い意味ですよね・・・

造り手の面々はそうそうたるもの!
ラモネ、ソゼ、ペルノー・・・そしてルフレーヴと来ます!

ご相伴に預かったのは99’のルフレーヴのもの!

濃厚で、コクのあるバタールの底アジのバックボーンに、
気品と繊細さの明確なテロワのキャラクターを見つけることが出来ます。

ノーブルなヴァニリンのトップに黄桃や柑橘のアクセント!
流麗な酸味の下支えに、繊細ながらも存在感のあるフルーツです!

そういえば、このビアンヴニュ・・・
ルイ・カリオンなんてのも飲みました!これも貴重な体験です。

いずれ、猫の額系がどうしてこの街で飲めるのか?
もう一度よく考えて見るべきでしょう!
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1987 Ch.Petrus♪

 | ワイン
ボルドー全般を考えても、80年代のポムロールはある意味「玉石混交」ですよね!

その中でもシャトー・ペトリュースは82’と89’が飛びぬけた見事さで、実は好みが有るにせよ、その次に来るものは87’かもしれません!

特にも21年経って今飲むのであればですが・・・

良い意味でも、悪い意味でも、世間を騒がせているワイン評論家氏RPに言わせますと・・・

『あなたが億万長者で、もし1987年に生まれた子供のためにワインを買っておこうというのなら、これはその子が21歳になる頃、程よい状態になっているだろう!』

ですと・・・その21年後が今なわけであります!

さてその87’ペトリュース!

82’89’とは全く対峙する方向性のペトリュースなんですね・・・
87’にして、重厚なタンニンです!
思索的で、生真面目、背筋が通り、その外観は今もって近寄りがたいもの・・・
しかしながらグラスの中での一時間の待ちで、香りも味わいもメタモルフォーゼ♪
残念ながら最高と呼ばれるペトリュースの退廃性はありません!
でも知的な香りを漂わせる、近メドックのペトリュースと言えるでしょう。

お盆前の奇跡のラインナップ、今思い出しております!
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