The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1994 モレ・サン・ドニ 1er Cru クロ・デ・モン・リュイザン ドメーヌ・ポンソ

 | ワイン
さて『パパジイ・・・』のワインのトップバッターはこのワインということになる。
まあ凄みを利かせたワインは、いろいろあったけど、内面から滲み出るようなスゴミはこのワインに他ならない!というわけだ。

まずもってお題は『変に面白いであろうワイン』ということだったけれど、その意味ではこのワインはジャストミートだ!



なぜかと言えば、ブルゴーニュのピノありきの銘醸地のど真ん中に、1911年からのアリゴテが、良くぞ引き抜かれずに、そこにあったものだ!とまずは感心する♪

そしてその造りだけれども、今でこそ持て囃されている造りを、平然と70年代から続けている凄まじさに、まずもって気付くべきだ!ということだ。

自然農法は当然で、88年からはSO2は一切使わず、新樽も使わず、フィルターも通さないとくる。

そして、滲み出るようなこの旨さ、難しいことは言わない!とにかく旨いのだ!

94年ものゆえ、それなりの熟成感で、シャルドネ寄りの味わいにはなっているけれど、酸味の立ち居地やら、果実のふくらみで、アリゴテであることは確認できた!
しかしながら、そこにはアリゴテをはるかに超越した品格があり、エレガンスがある・・・

いわゆる上等な白ワインとしての正統性が、そこはかとなく溢れ出ているのだ!

まあそんなことで、その日一番のショック!と思ったのは、ワタクシだけではないと思う!
出展者にサンキュー!といいたい♪
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

好き者オヤジ的持ち寄りワイン会、通称パパジイ終了です!

 | ワイン
なにしろ当方ここにきて行事多すぎでして、木曜日に終了した表題のワイン会も、今の今までほぼ手付かずジョータイ(汗)
いつもなら翌日にはご報告のパターンでしたが、これには困ったものです・・・
まあこの飲んだくれのブログ書きが、少しばかりの怠け心に流されたんだな、と思ってご容赦下さい!

さて今回のテーマは『変に面白いであろうワイン』ということでしたが、テーマを意識した御仁もいれば、それとは関係なしに、ジブンの気になったワインをヒョイとチョイスして参加した御仁もいる。

それでも並べてみれば、実に味のある圧巻のラインナップになってしもた!
皆さんオモローですよ♪
まずはご覧下さい↓

1.1990 甲州シュール・リー 奥野田ワイナリー

2.2012 リュリー ヴァンサン・デュレイユ・ジャンティアル

3.2011 サン・トーバン プルミエ・クリュ アン・レミリー フィリップ・パカレ

4.1994 モレ・サン・ドニ クロ・デ・モン・リュイザン ヴィエ・ヴィーニュ ポンソ



5.2005 ボージョレー・プリムール フィリップ・パカレ

6.1985 ジュリエナ ジョルジュ・デュブッフ

7.1997 シャトー・ムザール ガストン・ホッファー レバノン

8.1998 ペルカルロ サン・ジュスト・ア・レンテナーノ

9.1998 ロエロ ロッケ・ダンプセイ マテオ・コレッジア



どうですか、面白いですよね!
もちろん、これだけの古酒ありの、はじっこありのチョイスですから、ジョータイも山あり谷ありですが、なにしろオモローなんですわ・・・

いつものように、少しずつのコメント披露になりますが、暫くの間『パパジイ・・・』にお付き合いください!
ではでは・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2005 リボッラ・ジャッラ ヴェネッツィア・ジュリア IGT ラディコン 500ml

 | ワイン
この摩訶不思議な白ワインを飲んだのは、はていつのことだったのか?
少なく見積もっても10年以上は経っていると思う。

それは自然派の北イタリアのワインが一斉に紹介されるようになって、そのときにこのワインもインポートされるようになった。
まさしく『ヨスコ・グラヴネル』や『ミアーニ』などと一緒の頃だ。

その中でも摩訶不思議ぶりはこの造り手が群を抜いていて、その意味では一度は飲んではみるものの、興味が失せれば『グラヴネル』ほど浸透はしなかった。
特にも紅茶のように褐変した白ワイン?においては、その特異さは安穏を旨とするワインライフを好む御仁にとっては、いささかキツイ代物なわけだ!(ブラインド・アイテムとしては重宝したのだが、汗)

で、昨日急遽『ドゥエ・Mーニ』さんにおじゃすることになって、何と忘却の彼方に消えた『ラディコン』とのご対面となったのだ!
到着するなり『テルザヴィーア』でカンパイ!
ゴージャスな泡を、前菜や『雲丹↑(シッカリ語尾上げ)のクロスティーニ』などで楽しみ、しばし魚料理を待った。









『テルザヴィーア』をリターンしているうちに、魚料理の『ほうぼうのソテー、ヒヨコマメとグアンチャーラのソース』ができてきた!
そしてそのタイミングで『ラディコン』となったのだ。







『ラディコン・グラス』に注がれたその神秘的な瑪瑙の色合いは、かつてのそれより濃いと思う。
あんぽ柿、ダージリン、サンザシ、胡椒に甘い和菓子の香りを漂わせるが、その香気はただただ自堕落に放散はしない。
あくまでも内向的に、そして飲み手の内省を促すかごとくなのだ・・・

果実は染みて優しく、酸度は控えめで、内実は中庸に収めている。
しかしながら底に潜んでいるある種の余韻は、正しくクリームのように口腔を満たすのだ・・・

かつて飲んだ『ラディコン』より、ラディカルではないけれど、その自己主張はかつてのそれを遥かに超越し、ただただ驚くばかり♪
それにもまして驚いたのは、料理との相性で、実に見事にアッビナメント!

このワインの本当の楽しみ方を、今やっと分かりかけてきたということかもしれない・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2009 ブルネロ・ディ・モンタルティーノ サリクッティ

 | ワイン
さーて随分書き込みをお暇してましたが、飲んでないわけではなくて、書いてないだけ、へへへ・・・(笑)

先週から今週にかけても、いろいろありましたが、それは置いといて、ワインフェスのタケちゃんブースのとなりのとなりにあった、この表題のワインについてチョット認めようと思う・・・



凡そブルネロといえば、濃密かつグラマラスつうことになるんでしょうが、このワインは違う・・・
何が違うって?それはこのワインには、フランスワイン的フィネス、すなわちワインとしての、ある種の調和みたいな物があるんですね。

09’にして薫り高く、そして味わいにはピュアな果実と優しさがあるわけだ・・・
で、この造りは『サン・ジュゼッペ』に引き継がれるわけだけれど、でもこちらが保守本流だと思う♪

こんなスタイルの、染みるブルネロ肌に合うんですね。
それは気のせいかもしれないけれど、最近とみにソウ思う・・・

少しは熟成してきたかな?
ナニが?って、わかるでしょ・・・(汗)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ココが最安値でしょうか?↓
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2007 ポマール 1er Cru  レ・リュジアン・バ ドメーヌ・ド・モンティーユ

 | ワイン
ワインフェスでの当方お手伝いのことが各方面であらぬ憶測を呼んだらしいが、そこには何も無いということだけは、ここで言っておこう。

まあそれよりも、Tチャンマンの40数本のワイン目当てで、相当数のワイン好きが集まることは確かだし、そのワインはほぼ浄財なのだから、そりゃあ邪魔でなければ一肌脱ぐよ!という心持になるのは分かるでしょう?それはスケベ根性ではないつうことなわけだ。

で、まあそんなことは、どうでもイイのだが、まずは5時半頃には用意されたワイン全てが飲みつくされて、その頃には自分もそこらへんを歩いてみたくなったわけ・・・

そこで当方ふらふらと歩いて行ったら、大ホールの真正面に鎮座していたのが『ラック』さんで、ワタクシの顔を見るなりニコッと笑ったので(笑ったように見えた?)、おのずと抱えていたワインのエティケットに目が釘付けとなったのだ。



エティケットに書かれている表記が表題の通りということに気づくまでに1分とかからなかった。
『リュジアン』だ~~!!!

『ミッシェル・ゴーヌー』しかり『ユベール・ド・モンティーユ』しかり『ルジューヌ』しかり、こと『ポマール』においてをや、『リュジアン』しかも『バ』のものほど、エレガンスと濃密さが両者具有のごとくに詰め込まれているのだ。

そして熟成によって、その香気は見事に練れて、複雑性と土着性を有し、一たびその魔力に魅せられれば、虜になること間違いなし!

四の五の言わずに、まずはその『リュジャン』を一すすり♪
その瞬間、ワレのワインフェスここに始まれり!てな調子だったけど、さもありなん、見事な『リュジアン』だったのだ。
飲めば飲むほどココの畑の魅力の虜になるけれど、はてワイン初心者にそれを説明するのは難しい・・・

飲めば飲むなり、ワインはラヴィリンスなのだ・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

盛岡ワインフェス、『酒のT澤』実は白も凄かった!

 | ワイン
いつものことだけれど、さながら『サンティアゴ・ディ・コンポステーラ』の巡礼者の隊列のように、今年も『T澤商店』のブースの前に人が並んだ。
レギュラー換算で40数本のワインを用意したとのことだけれど、とにかく3時スタートで5時までは立ちっぱなしになる。
それを承知で、ワタクシも立たせてくれ!とお願いをしたわけだ。
まあ一口に浄財のためにというけれど、これを毎年続けることの信念には、頭が下がるのはワタクシだけではないだろう。

で、赤白同数ぐらいのワインが用意されてはいたのだけれど、無くなるのは赤ワインが早かった!
特にもブルピノではルシュノーやラ・ジブリオット、ボルドーは94’ドミニクMGや79’トロロン・モンドMG、そして95’ペスケラ・グラン・レゼルヴァなどにいたっては、出されたら無くなるまでに30分とかからないという有様だ!

それに比べて、白の消費は緩やかなスピードで終始したのだけれど、実は白にイイものが揃っていたのだ!
ココでは若めのものと、熟成感のあるものを2本紹介したいのだが、もちろん『ジャン・マルク・モレイ』のシャサーニュ3リューディーは素晴らしかったのは間違いないが、次の2本はジャストミートだったのだ!

それは『2006 ブルゴーニュ・ブラン フーリエ』と、



『2000 リュリー・ブラン レ・サン・ジャック ヴィレーヌ』なのだ!
フーリエはACながらも、美しい樽のニュアンスと底味と酸の壮麗さ、しかも後ろ髪引かれる余韻がある。
ヴィレーヌは見事な熟成感で蜂蜜にハシバミにナッツが絡んで、この世のモノとは思えない美しいシャルドネに化けていたのだ!

残念ながら写真は撮り損じているけれど、もしその日、あなたがその巡礼者だったら、思い出してみてくれ!
あのワインにこのワイン・・・

『酒のT澤』は実に白も凄かったということを・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フーリエ・ブランの新着でこんなんするんですね!
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2007 ピリニー・モンラッシェ レ・カイユレ ド・モンティーユ ジェロボアム

 | ワイン
ホントーはワイン名というよりは、まずはこのワインが登場したイキサツを言わねばならないのが本筋だ。

第5回目を迎える『盛岡ワインフェスティバル』に、今回もタケちゃんはこんなお宝を抱えて参加してくれたのだ!
説明するまでもなく、この会はあの震災の前の年に始まった。
そのあとも、岩手の元気を旗印に、そして震災復興の一助にと、この会は5回の開催をみたわけだ。
運営の下支えに携わった皆さんにも心からお疲れ様と言いたい。

そしてこのワインだ!





手弁当で月光仮面のごとくに馳せ参じて、このワインをはじめとして、並べたこの素晴らしいワインたち・・・
それは、特にもこのブースにおいてをや、心にあるその光、それはあの震災からの復活だ!







このワインの色を見ての通り、ワインについては説明もいらないでしょう。
正真正銘の保守本流を行くピリニー・モンラッシェ!
お見事というしかない!

余計なおのこがモアイ像のように、ブースを占拠したけれど、まずもって、この機会を与えてくれた月光氏にアリガトーと言いたい!
心から楽しい夜でした♪

そしてこの浄財に感謝!

ではでは・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2012 ルヴァン・ソレイユ 月山ワイン カベルネ・ソーヴィニヨン 

 | ワイン
最近のニッポンワインにおいては、ボルドー系のセパージュでも、なかなかなものにお目にかかる機会も多くなったが、正しくこの表題のワインもその中の一本と言っても良いのだろう。





このワインは、山形県酒田市で栽培されたカベルネと鶴岡市で栽培されたメルロを使用したボルドーブレンドとのこと。
トロンセの樽で12ヶ月の熟成が行われ、その風味には、この手のワインでは不可欠なメリハリと品の良いヴァニラのアクセントが見て取れる。
果実は海外ボルドー系よりもスタイリッシュで、しかしながら鋭敏で、もし少しの待ちで解けてきたなら、実に複雑な味わいも期待できるはずだ。

その日は『蕪のアーリオ・オーリオ・ペペロンティーノ』などと楽しんだが、正しく見事な相性を見せてくれた。
山形の葡萄のバランスの良い質感とポテンシャルを垣間見た経験ではあった!
見事の一言だと思う・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

1992 シャトー・プティ・ヴィラージュ ポムロール MG

 | ワイン
実はこの懐かしのポムロールを『金太楼』さんの豪華絢爛たるお料理とともに飲んだ。







しかもマグナムで、1992年もの♪
さすがのポムロールの王道の立地だけれど、92’マグナムじゃあ、熟成には程遠い!
加えてメルロ不調のヴィンテージの、メルロ中心では、どうよ?とくるわけだ・・・

世で言う、肥えたニュアンスのポムロールをコンセイヤント飲んではわかる!
でもお隣の『プティ・ヴィラージュ』は本当に肥えているのかしらん、と思うのはワタクシだけだろうか?

当方逆に、むしろ無駄を削ぎ落とした、この『プティ・ヴィラージュ』のスタイルが好きだ!
当然のことながら、和風創作料理には絶妙の相性を見せてくれたのだ。

おそらくこのワイン、更に先にはブルゴーニュ然とした見事な古酒ぶりが見て取れるだろう・・・

右岸でこの佇まい好きです!
では・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2011 クサカベンヌ 旭洋酒

 | ワイン
ワタクシにとっての『旭洋酒』さんは、ニッポンワインの醸造所の最初の訪問地であり、この醸造所さんの『千野甲州』こそ、我が家の食卓にニッポンワインが並ぶ、いわゆるきっかけになったワインでもある。

おそらくそれから6~7年の歳月は流れ、その訪問のおりに第4子が同道し、その息子は今ワイン造りに携わっているのだ。
陳腐な表現で申し訳ないけれど、人生は何が起こるか分からないものだ・・・

さて、先日『旭洋酒』さんの、数年休ませた『クサカベンヌ』(マスカット・ベリーA)を開けてみた。
その日は『シュウマイ』『レタスのサラダ』『小玉葱の煮浸し』『チーズ各種』などをツマミにしたのだが、実に楽しい食事となった!





『クサカベンヌ』は程よく熟し、解け加減も絶妙で、第一次飲み頃期間といってもイイのだろう。
当初リリース直後の、あまやかな濃厚なベリーのアロマも、ググッと複雑性を増し、ニッキのニュアンスや、スパイス感やアニマルな色気も見え隠れする。
果実は派手さは上手に削ぎ落とされて、スタイリッシュで、エレガント♪
そしてベリーAのネガティヴ要素は時とともに何処かへ消えたようだ。

その日は、このワインを完飲するのは一瞬の出来事で、あっという間に飲みきった!
いわば、待てば海路の日よりあり!ニッポンワインも待ってメタモルフォーゼして、数段美味しく化けるようになったのだ♪

お見事!と思うのは、ワタクシだけではないだろう・・・
隠し持ったニッポンワインの行く末を楽しみに、開けるタイミングを指折り数えるマッサーウオなのであった!(笑)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加