The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

93’ル・パン

 | ワイン
もう、何年お目にかかっていなかったのでしょう?
5年以上は経っているはず・・・

確かその時は、88’85’82’と並びました。
もちろん、あの伝説のワイン会での事であります。

圧倒的な82’の濃度、粘着性、ボリューム感、スケールの大きさ・・・
などなど・・・とにかく、このワインは別物でありました。

今回、T氏の御好意で93’のル・パンを飲む事が出来ました。
メルロー100%の1.9ヘクタールの猫の額!年間400ケースの希少性であります。
あのヴィユー・シャトー・セルタンのティエンポン家の至宝!!

スパイシーで香ばしく、甘いブラックカラントのアローマです!
タッチの流麗さと深みの有るエキストラクト・・・
82’のスケールには遠く及ばないが、ブルゴーニュ好きも好感を持つ、フィネスと言える絶妙のバランスに、このワインの凄さを見出しました。

5年の待ちで熟成の高原部を登り始めるかもしれない。
とにかく、シリアスで中庸のル・パンにただただウットリでありました。
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1952 ペサック・レオニャンの流れ

 | ワイン
まずは1952年シャトー・パプ・クレマン!

魅力的で男性的なハバナシガーと土の風味・・・
古いアイラのモルトに石灰岩を連想させるシャボンの香り・・・
スタイルの良いフルーツは、70年代のパプ・クレマンの痩せた風貌ではなく、
豊富な滋味と端正な骨組で、相当なボルドー好きをも納得させ得る深みの有る味わい!

続いて1952年ラ・ミッション・オー・ブリオンであります。

パプ・クレマンに感心している暇もなく、ペサック・レオニャンの王道を行くラ・ミッションには、開いた口が塞がりません!
狼の巣食う暗い森の土の風味・・・
続くのは、もちろん良質な葉巻の香りであります。
微かなバルサミコのニュアンスにプラムのドライフルーツ!!
濃厚なブラックフルーツが口腔のすみずみまで染み渡ります。
ヴィンテージは関係有りません!!
ラ・ミッションはラ・ミッション!!

わたくし、このワイン大好きです!!
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クロ・ド・ラ・ロッシュ

 | ワイン
02’ルシュノーのクロ・ド・ラ・ロッシュの、所謂フィネスと言える絶妙なバランスと、繊細に投影されたテロワール、そして見事に完熟したブドウの実の豊かさに、心を動かされました。

フィリップとヴァンサンのルシュノー兄弟は、ニュイ・サン・ジョルジュのダモードやプルリエのラインナップが有名だが、どうも母方の畑を引き継いだものらしい・・・
ルシュノー家自体はモレ・サン・ドニの出身との事・・・

皆さん、このドメーヌって91’が最初の元詰め開始なんですってよ!
それで、この味わい・・・凄いですよね!

でも一般的なクロ・ド・ラ・ロッシュとタッチが違うんですよね・・・
穏やかでシルキーな質感です!繊細で伸びやかなフルーツであります!!
そして壮麗な酸味が美しい・・・見事であります!!
適度な甘味は、完熟を待った遅めの収穫の成果と言えるでしょう!

年産450本のこの希少なクロ・ド・ラ・ロッシュ!
その実はなんとデュジャックの最近出来た白の畑のすぐ隣でできるそうな・・・
なるほど!なんとなく分るような気がします!!

このワイン!!見守るべきでしょう!!!
もしあったらの話しですが・・・
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魅惑のピュリニー・モンラッシェ

 | ワイン
雨の西麻布で薫り高いシャルドネに出会いました。
それは02’ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール!
ヴォルネイの造り手、ジャン・ボワイヨのモノポール(単独所有)であります。

クロ・ド・ラ・ムーシェールはレ・ペリエールの中にあります。
ミュルソーにもある、私たちに喜びをもたらしてくれるこの名前!ペリエール!!
もちろんピュリニーにおいても見事な立地条件!ルフェールとクラヴァイヨンの間にあるようです。
しかし何故かペリエールの畑を見つけることが出来ませんでした。

02’にして濃厚なイエローの色合いです。
微かなハニーのトップにヘーゼルナッツとハシバミの香り・・・
黄桃のシロップにレモンを一滴!ネーブルオレンジのニュアンスもあります。
口に含めば、みるみる内に濃厚で力強い味わいが口腔内を支配し、しばし陶然・・・
壮麗で品格のあるスタイルは正しくピュリニーの証しであります。

本当に素晴らしいシャルドネを見つけました!

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フールズ・メイト

 | ワイン
わたくし、仙台の大学時代は、今で言うイギリスプログレお宅みたいなもので、それはもう大変な傾注ぶりだったのですよ。
とくに、1969年のキング・クリムゾンをかわきりに、キャラヴァン、ジェネシス、ジェントル・ジャイアント、バークレイ・ジェームズ・ハーベスト、などなど・・・
そしてヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターに辿りついたわけであります。

そのVDGGのヴォーカル兼ギターがピーター・ハミル!(同じ名前の作家がいましたね~)でした。
そのピーター・ハミルの代表的ソロアルバムが『フールズ・メイト』でありました。

今、東山堂などで音楽情報誌のコーナーで並んでいるロック雑誌『フールズ・メイト』はそこから取った名前であります。

なんと、その頃の素人集団のプログレファンが発刊した、第1号の『フールズ・メイト』を、わたくし持っています!
確かフランスのカルト・プログレ・バンド「カルプ・デュアン」のアルバムのデザインが白黒で使われていたはず・・・

最近VDGGのピーター・ハミル全盛の『ゴッド・ブラフ』、カーステで好んで聞いています。
夕闇迫る4号線などはいい感じ!
ぞくぞくするで~~!!
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ペネデスの雄!

 | ワイン
ペネデスと言えばカタルーニャ地方(バルセロナの近く)の主に白ワインの産地でありました。そう言えば、バルセロネーズはどうしているのでしょう?
それも、その白ワイン!あまり評判の宜しくない代物・・・
そんな事書けば、ペネデスの皆さんに怒られるか?

でも、でもですよ・・・今回の96’カウス・ルビス!!
見事でしたよね!

ブラインドでスペイン・ワインを類推するコツみたいな物があります。
もしリオハであれば、あの独特の風味でしょう・・・
豆を煮たような・・・妙に進んでしまったような?
リベラ・デル・デュエロのテンプラニーニョであれば、びしっとくる解けないタンニンのアタックでしょう・・・でもウニコみたいなのもありますので・・・
一概には言えませんが(チョット自信なし・・・)
今評判のトロやプリオラートもデュエロに繋がります。
なにしろ、スペインって分り易いんです・・・?違うか??

今回のカウス・ルビス・・・漫才のコンビではありません!
あれはカウス・ボタンか?
ペネデスの雄!!にしてスペイン屈指のメルロ!!
甘く解けて、しかもシリアスなニュアンス・・・
程よいタンニンのアタックに、壮麗な酸味の下支えが・・・
まとわりつく嫌らしさはありません!
約半数の皆さんは、絶対ボルドーじゃん!!と思った様であります。

あるんですね、ペネデスにも・・・
驚きました。

ではまた!!
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1964年

 | ワイン
グロ・フレーレ・スールの64年物のクロ・ド・ヴージョがメインを飾りました。
1964年といえば東京オリンピックの年ですよね・・・
わたくし小学校5年生でした。開会式の入場行進を見て、参加100何ヶ国の国を全部記憶して、御満悦だったのを憶えています。
コートジボアールなんて国もその時覚えました。

さて、その64年!!
ブルゴーニュの赤で言えば、成功した物が多い年でした。
しかしながら、比較するのも変ですが・・・64年のロマ・コンも相当筋肉質で眠りから醒めない代物でした。同じ60年代のBig Vintageでも、甘美で優雅な66年や69年とはチョット違う・・・

グロ・フレールは今のベルナールの先代、つまりジャン・グロの兄弟の作品であります。
マット・クレイマーによれば、『搾り過ぎるほどエキスを抽出するのが作風という面白いドメーヌ・・・』と賛美とも揶揄ともとれる、微妙な表現をされていますが、いずれ濃厚で堅固なスタイルのピノ・ノワールの造り手である事は確かのようであります。

今のベルナールも、カリフォルニア産のような濃密で外交的なピノの造り手・・・
だから、変わっていないんですね、このドメーヌ!

やはり、この64物のクロ・ド・ヴージョ!
42年経って、まだしっかりしています!
タンニンも程よく溶けて優しい舌触りですが、ピノの神髄・・・生気のある果実味は健在!!美味しく飲めました!!

皆さんもいかがでしたでしょう?
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春風を疾駆する!

 | ミュージック
大破したマジェスタが1ヶ月たって自宅に戻りました。
その間、ダイハツ ミラの小さな空間に私の体を押し込めつつ、街中を疾駆しておりました。

対向車のギャル・ドライバーには、なんじゃこのおじさん!という顔をされ・・・
知ってる人には、マッサーウオ司教には似合わない!この車・・・と不審の表情をされ・・・

でも、そんなんでも意外に癖になります・・・軽って・・・
何処でも、突っ込めます!
わたくし、突貫小僧になったつもりだったりして・・・

残念なことに・・・唯一、この軽にはカー・ステないんですよね・・・
今は気持ちよく、クール・ビューティー!ジュリア・フォーダムのハスキー・・セクシー・ヴォイス聞きながら、東安庭の浄水場の前を疾駆しています。

やっぱり、ええで・・・
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モンラッシェ D.R.C.!!

 | ワイン
濃厚なイエローの液体が僅かに蔭りを見せています。
95’という、シャルドネの凝縮した物が並ぶヴィンテージであります。

カズッチャはこれをいくらで手に入れたのでしょうか?
そんな事ははどうでもイイ!とにかく目の前にあり、飲めるのだから・・・

ノーブルな樽のエッセンス、マロングラッセの芳香・・・
クリスピーにまとまったイエロー・フルーツの熟したアローマ!!
確かに閉じています。濃厚ですが、研ぎ澄まされた液体です・・・

あと何年待てばイイのでしょうか?
しかし、物が違うのは確かです・・・

凄い物を頂きました
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