♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■新しく生まれる / 小林啓一

2023年01月17日 | Weblog

2022/7/19放送

 「世の光」の時間です。今日番組を担当するのは山口県小郡(おごおり)めぐみキリスト教会牧師の小林啓一です。今日は「新しく生まれる」と言うタイトルでお話しをさせていただきます。

 ある晩、イエス様のもとへ一人のユダヤ人の国会議員がやって来ました。彼の名前はニコデモと言い、神の律法の教師(先生)でしたが、実は自分が天国に入ることができる確信がなかったのです。それで、今、癒やしや奇跡を行って評判のイエス様のところへ、夜こっそりと聞きにきたのです。

 その彼の心を見抜かれたイエス様は、ズバリとその答えを言われました。
 「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」

 ニコデモは驚いて「新しく生まれるですって? 人は老いていながらどうやって生まれることができますか?」と尋ねます。

 イエス様は「体が生まれると言うのではなく、ちょうど風が吹いてくるような、見えない真の神様の霊によってその人の霊魂が新しく生まれるのです」と答えられました。
 
 生き物はその住む場所によって、それぞれ違ったいのちをもらっていますね。魚は水の中に住むいのちを、鳥は空中で生きるいのちをもらっています。イエス様は「神の国を見るには、天国に住む新しいいのちをもらわなければなりません」と言われたのです。

 では、どうしたらそのいのちがいただけるのでしょうか? それは、イエス様を信じることによってなのです。
イエス様はニコデモに昔の旧約聖書の記事を引用しながら、イエス様の十字架と復活を信じる者がその永遠のいのちが頂けるのだと説明されました。

 誰も罪を持ったままでは天国に行くことはできませんね。もしそうなれば、天国が汚されて誰も行きたいところではなくなってしまいます。そうですから、イエス様が私の罪のために十字架にかかってくださったこと、そして、神の子として天国で生きるためにイエス様が死人の中からよみがえってくださったこと、これらの事を信じるなら不思議なことにあなたも私も新しく生まれて罪がない神の子として天国へ行けるのです。

 

    ( PBA制作「世の光」 2022.7.19放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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