すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

亘理名取の議員研修会

2012年02月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 先日まであったものが急に無くなると大いに困りますよね。探し物がパソコンデータの入ったUSBメモリーともなると尚更です。探している間に懐かしいものが見つかると、ついつい脱線してしまいます。

 昨日2時間探したが我が家にはいたずら者の猫がいて、机やテーブルから物を次々と落とす特技?がある。下にはごみ箱が口を開けて待っている状況だったりすると、探し物は無くなったと思いあきらめてしまう。

 『議員はあきらめ易いところが欠点だ』と、「地方議会の改革について」と題した議員研修会で指摘されました。本日、亘理名取地区市町議会連絡協議会(名取市~山元町の議員)が一堂に集まり、勤労者活動センターで研修会があった。

 講師は元全国都道府県議会議長会に永年在籍して、地方議会に詳しい「地方議会研究会」代表 野村稔氏です。昨年も山元町で講演されたが、新鮮さは衰えず居眠りしている議員はいなかった。

 野村氏はまた『地方議会の議員は報酬が安すぎる』、『議会は安易に定数削減をしてはならない』と議員擁護派です。国は毎年のように首相が代わるなどしているが、地方自治は議会がしっかりしているから国のようになっていないのだと、、、

 ただ議員の行動が住民に伝わっていないのが残念だともおっしゃっています。国会のようにテレビ中継されるわけでもなく、議会膨張に来る人数も少ない。

 メディアが地方議員は外国のようにもっと報酬を低くしろとか、定数削減の議論ばかりを取り上げているから良くないと手厳しい。米国の議員報酬は日本と比較し安いが、献金や寄付は多いのだと。これにはお国柄の違いがあるみたいです。

 だから住民に伝わる姿勢を見せなさいと言うのです。氏は議会のことをよく理解していて議会答弁の「検討します」や「研究します」は。首長がやらないことを意味するだと言います。(その通り!)

 地域の要望を首長の「検討します」で満足せずに、いつまでやるのかとあきらめないで欲しいとも付け加え、何年経っても地域住民のために主張し続けるて欲しいとも我々議員に要望されました。あきらめ易い私にとって奥が深かった。

 あきらめず探してみようかな、我が家のメモリー!


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