「千載一遇のチャンスです」。と市長の答弁があった。本日は私の一般質問で2番目、傍聴者は多いよと聞きながら、『排水対策』で質問した答弁にありました。
震災の影響で東部(玉浦)地区は40~50㎝地盤沈下し、昨年の9月21日は東部地区で、田んぼは白海状態になりました。主要道路はあちこちで15~20㎝くらい冠水し通行止めがあったとも答弁にありました。
実際市当局が把握しきれないほど冠水しており、道路のほかに報告はありません。私はこの日、西部地区で膝下まで道路冠水しているところを目の当たりにし駅西口付近では車が2台水没しています。
宮城県の土木部では岩沼と名取市の水害を防ぐため大きなポンプ施設を赤井江地区で直接太平洋に排水することを計画しています。元来、建設計画があったものの震災で建設が早まることになったのです。
その他、東部地区には7か所のポンプ場新設と、3か所のポンプ施設改修も計画していました。これは県がポンプ場を新設するので、周辺にポンプ施設の新設が可能なのです。
『水害の街・岩沼』では既存の排水路を通して市街地から五間堀へ排水します。しかし、下流側でポンプ施設の建設計画でもない限りは、新たに水路を作り市街地から五間堀への排水は一滴たりとも流せません。
毎年のように水害で苦しむ市街地(中部)地区および西部地区にとって、排水計画は震災に乗じて、まさに千載一遇のチャンスなのです。だから、今回の質問では「二重行政の解消」や「排水特区」を持ち出して、多方面から提案したのです。
市長から出てくる言葉は「検討します」なのです。千載一遇のチャンスと言う割にその後、しかし、、、から始まり「やります」とは明言しません。今こそ千載一隅のチャンスでこれを逃すと水害の街はこのままなのです。
また、大友健議員(4番目)の質問でこんなやりとりがありました。同議員は20日に市役所へ行き、担当者に放射能測定器を「土日も貸し出したら」と提案した。が、担当者の答えは「ノー」だったとのこと。
しかし翌日の議会で市長の「施政方針並びに提案理由書」で翌日も貸し出すことになったことに抗議したものでした。市長は答弁で「議員が(市役所)担当者に直接聞きにいくのは、けしからん。(聞きたかたっら)私のところに来てください!!」
また、施政方針は前日の夕方に変わるものとも言うが、予算書作っておいて施政方針変わるのはおかしいと思いつつ、我々議員は市役所に来るな!ってこと?
市長~っ、排水のみならず千載一遇のピンチです。