すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

仙南ジュニア陸上だ~

2011年10月22日 | スポーツ

 第36回仙南ジュニア陸上が岩沼の競技場で行われ、一日中雨の中、ジュニア(小学校~高校生)は雨ではない汗を流していました。朝8時の競技場付近は車で混雑するほど多くの方が参加されました。

 参加対象は仙南地区ですから仙台以南で遠くは七ヶ宿町からの参加です。競技場内は震災被災者の駐車場になっていますから車の乗り入れは出来ません。雨の中子供達を送ってくる車は競技場入口で渋滞なのです。市長~っ 「どげんかせんといかん」と思うのだが、、、

 岩沼ジュニアランニングからは52名のエントリーがあり小学生の部で最も多い参加予定者になりました。ただ、数日前から体調を崩したなど欠席者が8人になったことは残念です。次回から欠席者ゼロが目標!

 雨で集合場所が変わったこともあり、連絡に四苦八苦している中競技開始時間は迫ってきます。保護者から手伝って頂きなんとか招集時間に間に合いました。競技を見ている時間もないまま午前中が過ぎた。

 仙南ジュニア陸上は主に仙台大学のグランドで開催されていましたが、数年前から岩沼で行われています。そのため大河原や柴田町の子供達が多く参加していました。陸上競技が盛んな地域でもある理由です。

 この大会は公認でない競技場ですが、写真判定機を導入し記録は正確なのです。公認されませんからあくまでも参考です。さて、競技内容ですが仙南地区とはいえレベルが高いです。特に大河原、船岡、槻木小学校は良く鍛えられていると感じました。それでも我がチームの6位入賞は10人になりました。

 公認ではない、かつ投擲練習は出来ません。車の乗り入れや不便さはますばかりで、震災から仮設住宅は2年で解消できるでしょうか。(無理だろうな~○○じゃ)

 地元開催なのに我々以外の市内小学校からは1名のみの参加です。このような悪条件で申し訳ないが、、、子供達の健全育成の意味でも

 仙南ジュニア陸上が来年も岩沼で開催して欲しい。

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仮設からの通学は危険

2011年10月21日 | 市政・市制・市勢

 今日の新聞記事に「県理容組合使途不明金で元理事長を提訴」とある。岩沼で発生した「岩沼市社会福祉協議会、募金着服事件」は提訴どころかその後どうなったのか、また、社協で管理していた老人会やボランティア団体の使途不明金についても闇の中?

 市民から集められた大切な募金を着服したことは、組合の使途不明金より罪が重いと思います。震災で流されたのは生命や財産だけでなく、事件の真相まで流されたような気がしてなりません。震災でウヤムヤになっている内に「赤い羽根共同募金」活動が始まっている。心残りです!

 県道、岩沼海岸緑地公園線(二の倉線)を歩いて玉浦小学校まで行きました。そのときの写真ですが、大型車などの交通量は多く、スピードも激しいです。

Photo

 前方左側に小さく見える三角赤い屋根の建物が玉浦中学校で、仮設住宅の生徒はこの道路を自転車で通学しています。路側帯の道幅はご覧の通りとても狭く、自転車1台がやっと通れる程度でとても危険です。

 大型車が後ろから猛スピードでくると、体が道路側に持っていかれるようになります。また、歩いていて判りましたが道路には、車が事故などで破損したガラス片が散らばっていました。

 危険な道路のことは一般質問で指摘されていましたが、市長は県の意向を聞いてからなどと言い、岩沼市が積極的に解決しようとは考えていないようです。

 震災で仮設住宅から玉浦中学校に通う生徒の数は把握していませんけど、来年は小学校からも進学してくるのです。保護者の心配は増えるばかりですね。着服事件より重大な心残りにならないように!

 大事故や死亡事故など、起きてからでは遅いのだ。

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続、震災なのに記念式典

2011年10月19日 | 市政・市制・市勢

 岩沼市では東日本大震災で市役所職員4名が広報活動中に津波の犠牲になりました。また、消防団員6名も地域の避難活動中に尊い命が奪われました。しかし、市職員の殉職は未だに公表されておりません。

 大震災では自分の危険を顧みず、避難誘導の人命救助にご尽力された方がいます。警察官を始め消防関係者や町内会の役員など様々な方がいました。

 この方々が人命救助に携わり多くの国民が助かりました。今でもそのときのエピソードが語り継がれています。大震災で警察官の殉職者数は行方不明も含め30人にもなりますが、警察官だけではありません。

 名取市では市議会議員(2人)、市役所職員(1人)、そして消防職員(3人)が犠牲になりました。他にも行政区長や民生委員そして消防団員など様々な方が活動中に犠牲になりました。この大震災で一番の功労者だったのではないでしょうか。

 名取市は10月1日の市制施行日に合わせ、62名の功労者表彰を行っています。その内38名の方が震災の犠牲者でした。表彰はご遺族の出席で行われ、皆さん参加して最後に「ありがとうございました」と感謝されたそうです。

 業務命令で命を落とされた遺族の悲しみは、しばらく癒えることはないかもしれません。震災で大切な人を失った遺族は、各地で訴訟問題に発展していることも事実で、不満はあるし他の自治体も同様なのです。

 岩沼市は犠牲になった職員を、11月3日に行われる功労者表彰の対象になっていないようです。また消防団員(民間人)の表彰も行わない見通しです。何故だ!

 事情を聞いたら、「『市制施行40周年』のお祝いの中で、亡くなった方へ表彰することではないとのこと」そして「別な機会を捉えてやりたい」と、、、「40周年とは違う」と言うのです。では、別な機会とはいつやるかと聞いたのですが、明確な返答はありません。

 岩沼市表彰条例には「人命救助その他市民の模範となるべき善行のあったもの」とあります。また、「その他特に表彰することが適当と認められるもの」ともあります。規定には抵触していないし、既に亡くなっている方は遺族が受け取るとも規定されているのです。

 震災後8ヶ月が経とうとしています。震災で真の功労者を表彰しないことは、市が功労者として認識していないのか?はたまた別な機会とはどんな意味があるのか?

 40周年記念事業は、行政の思い上りではないか。


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震災なのに記念式典か

2011年10月18日 | 市政・市制・市勢

 自粛という意味を辞書で調べると「自分で自分の行いを慎む」とある。岩沼市議会は震災後、政務調査費や行政調査費を返上し、そして今度は選挙カーの自粛を考え実行しようとしています。

 被災した市民のために自粛することは、これからの復興に向けて役立つと考えたためです。だけど、「岩沼物語」というブログの中では選挙カーの節約が、本当に良いのか疑問だ、と指摘されています。

 指摘がもっともだと思うのは、大震災で宮城県を始め岩手・福島県などに多額の保険金や義援金などが入っています。経済的に考えるとお金が消費に廻ることは経済の活性化になるからです。

 震災で自粛という響は聞こえは良いが、自粛をすればするほど経済的2次被害が広がってしまいます。震災で自粛に対する答は出て来ないのかな、とも思います。

 しかし、これはどうかなと思うことがあります。岩沼市が予定していた『岩沼市制施行40周年記念式典』は11月3日に市民会館で大々的に行われる。

 午後一時から式辞と功労者への表彰の後に、記念式典で管弦楽団による記念コンサート演奏が予定されています。式典も含めた費用総額は1300万円の予算。

 会場周辺の駐車場は仮設住宅の関係から、送迎バスも運行するほどの力の入れようです。また、3月の予算審査では時間外の予算が多かったので質問したところ、市制施行などで費用(時間外)が掛かると説明された。つまりは1300万円の他にも費用は掛かっているみたいです。

 このような震災で40周年記念事業は必要なのでしょうか。震災で行政側が自粛することもなく、まして記念コンサートは必須条件なのだろうか。疑問に思うのです。

 我々議会がせっせと費用を節約してもせいぜい700万円、40周年を見合わせても良いのではないか。阪神淡路の震災復興は10年という年月を要しました。40周年の記念事業を見合わせ、震災復興を兼ね50周年にしても良いのでは、と思うのです。

 「金が無い金が無い」と市民サービスを削ったあげく、自分たちの行事は棚上げにせず、お金をせっせと使っているような気がしてならない。

 市も自分で自分の行いを、慎んで欲しいものです。


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俊足陸上教室で順大が

2011年10月16日 | スポーツ

 穏やかというより暑かった一日でした。静岡などでは最高気温が30度を超え、亘理郡でも9月上旬並みの25.3℃の気温が観測されています。そんな中、東京から『俊足陸上教室』が岩沼にやってきました。

 主に東京で講習会を開催しており今回が3回目だそうですが、今回は被災した3自治体(岩沼、名取、亘理)の小学生が対象です。およそ120名の小学生が参加し、真新しい「俊足シューズ」と「青いTシャツ」貰っていました。(羨ましい!早くわかっていたら、みんなを呼んだのに)

Photo

 シューズメーカーの「アキレス」が子ども向け運動シューズ「俊足」のPRも兼ねての講習会ですが、順天堂大学の現役短距離選手を始めスタッフが凄すぎました。

 サラリーマン時代お世話になった「白木屋」「魚民」「笑笑」などを経営する居酒屋チェーン、モンテローザ陸上部の八幡賢司選手は順天堂大学出身で2007年の大阪世界陸上110mハードルに出場しています。写真↓

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 順天堂大学院のスポーツ健康科学研究課、柳谷登志雄准教授も同行しての大々的な指導の下行われたのです。話を少しだけ伺ったら子どものフォームは変えない方が良いとのこと。外で体を動かし遊ぶことが良いとのことです。

 陸上競技の練習方法は科学的に研究解明されており、我々も知りたいところです。しかし、小学生は体力づくりの段階ですから外で遊ぶことが、最も有効な練習なのかもしれません。また八幡選手からもいくつかの練習方法を教わりました。

 期待してねぇ~、次週から試してみたいと思います。

コメント (2)
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