穏やかというより暑かった一日でした。静岡などでは最高気温が30度を超え、亘理郡でも9月上旬並みの25.3℃の気温が観測されています。そんな中、東京から『俊足陸上教室』が岩沼にやってきました。
主に東京で講習会を開催しており今回が3回目だそうですが、今回は被災した3自治体(岩沼、名取、亘理)の小学生が対象です。およそ120名の小学生が参加し、真新しい「俊足シューズ」と「青いTシャツ」貰っていました。(羨ましい!早くわかっていたら、みんなを呼んだのに)
シューズメーカーの「アキレス」が子ども向け運動シューズ「俊足」のPRも兼ねての講習会ですが、順天堂大学の現役短距離選手を始めスタッフが凄すぎました。
サラリーマン時代お世話になった「白木屋」「魚民」「笑笑」などを経営する居酒屋チェーン、モンテローザ陸上部の八幡賢司選手は順天堂大学出身で2007年の大阪世界陸上110mハードルに出場しています。写真↓
順天堂大学院のスポーツ健康科学研究課、柳谷登志雄准教授も同行しての大々的な指導の下行われたのです。話を少しだけ伺ったら子どものフォームは変えない方が良いとのこと。外で体を動かし遊ぶことが良いとのことです。
陸上競技の練習方法は科学的に研究解明されており、我々も知りたいところです。しかし、小学生は体力づくりの段階ですから外で遊ぶことが、最も有効な練習なのかもしれません。また八幡選手からもいくつかの練習方法を教わりました。
期待してねぇ~、次週から試してみたいと思います。
今回の陸上教室は、「瞬足」でおなじみのアキレスさんの主催によるものを、順天堂大学のバイオメカニクス研究室で短距離走を研究する私と、そこで勉強しながら現役選手を続けている大学院生たちとともにお手伝いさせて頂きました。
お子さんの走るフォームは、リラックスして走ることができていれば、余程おなかしな走り方をしていない限りは無理に修正する必要はないと考えています。外遊びなどを沢山行うことにより自分のカラダをうまく使いこなせるようになると走るフォームも変ってきますし,フォームを修正するときにもコーチの指示する動きを無理なく行い,覚える事ができるのではないでしょうか。
世界の一流選手といえど、走り方はみんな違いますからね。早く走るフォームの正解はいくつもあるので、それぞれのお子さんの良い所を伸ばしてあげるのが良いと思っています。
岩沼の皆さんと、また一緒に走ることができればと思います。応援しております。(柳谷)
岩沼にお越し頂きありがとうございます。名前も名乗らずいきなり質問させて頂き申し訳ございません。短い時間でしたがためになるお話を聞かせて頂きました。
昨日練習した競技場はバルセロナオリンピックのトラックと同じ材質ということで、400mファイナリスト高野進氏や、当時の100m日本記録保持者井上悟氏など短距離チームが練習場所に選んで頂いたところです。
クラブの卒業生でインターハイには出場していますが、インカレはまだです。岩沼からもオリンピックとは言いませんが、せめてインカレや国体までは出場して欲しいと望んで頑張っていきます。
また、順大は箱根駅伝予選会通過でしたがテレビで応援します。頑張って下さい。