すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

コロナ臨時議会の見所

2020年05月09日 | 日記
 8日開催の臨時議会で拙ブログに、岩沼市のコロナ対策は時代遅れだと書きました。しかし、他にも不思議なコロナ政策が盛り込まれています。例えば職員の残業代は200万円を見込んでしました。正当に働いた見返りであるとしても便乗かと思いたくなる。

 定額給付金は公務員や議員、民間人に分け隔てなく一律に支給されます。だけど考えてみれば給付金はコロナで職を失い困っている人や、給与の大幅な減額対象者に支給するためのものだと考えています。

 コロナで大変な苦労をしている医療関係者や、保健所みたいな機関に残業代を出すならわかるが、なぜ市の職員は200万円もの残業代を計上したか理解に苦しむ。残業代は今年2月の時点で一年分が見込まれており、現時点で残業代を増額することに難があります。

 なぜなら国の特別定額給付金(10万円/一人)は今月中に支払う予定です。名取市は今日と明日の休日に電話での相談窓口を開けています。これなら残業代は理解できますが、岩沼市の休日(今日・明日)は窓口を開けていないのに残業代の意味があるのだろうか。

 他にもこんなやり取りがあり、田村宏議員の質疑で述べたことが面白かった。岩沼市議会の一部会派や議員団が、市長に対し大型連休前にコロナ対策の市独自支援を申し出た。事前に新聞社へ連絡を入れていた様子が伺える記事があるからです。

 それは議会が一丸となって提出したものではなく、各会派が勝手に出したものです。田村議員は4月14日のコロナ対策『議員全員協議会』で、市独自の支援を提言し口火を切りました。提言どころか発言しない会派が、さも自分たちが提言したかのような書面を市長に提出した。(まさに売名行為そのものです)

 田村議員は市長に、全員協議会で独自の補助金を出すことにしたのか、一部の有力会派からの書面が決断になったのか、どちらかと迫りました。後者なら全員協議会など開催する意味がないとも発言していた。しかし、市長の反応はそっけなかった気がしました。

 また最後に、私は第二第三の独自支援策は考えているかの問いに、市長は「国が、国が」を連発しやる気はみじんも感じられなかったし、無責任な答弁に終始した。職員のためのコロナ対策じゃないよ、市民の税金を今こそ有効に使い乗り切ることが求められている。

 詳しくは18日頃になると思うけど、録画中継をご覧ください。
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