すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

コロナ❝有事❞で対策を

2020年04月14日 | 日記
 岩沼市役所庁舎は、2日前の12日()夜10時頃まだ点灯していました。コロナ対策で不要不急の外出を控えるご時世に、日曜日の夜遅くまで仕事をしている市の職員には感謝でした。

 そんな中、本日午後2時~岩沼市議会『議員全員協議会』が開催されました。テーマは「新型コロナウィルス対策に関する現状と今後の対応について」でした。しかし、本日のテーマで示された内容はお粗末すぎたものと言わざるを得ませんでした。市のコロナ対策とは言えず、国の対策待ちを我々議員に伝えたにすぎません。

 国から緊急事態宣言が出された自治体は、コロナウィルス感染拡大の中、休業補償が深刻な問題としてとらえています。コロナウィルスの収束が見えない中、全国の飲食店事業者や中小企業は売り上げ減どころか、廃業せざるを得ない状況までに苦しんでいます。

 岩沼市内に213件の飲食業があります。国の方針が定まらない中、千葉県市川市は独自支援策として、中小企業に最大20万円を支援すると発表している。決定が不透明な国の方針を待っていると、納税していただいている事業者を見殺しにすることになるからだろう。

 私は質問の中で「新型コロナウィルスは全世界を巻き込んだ戦争状態になっている」とし、「今年度の予算を見直ししてはどうか」と質した。例えば今年は夏まつりを行うのだろうか、中学生がアメリカの姉妹都市へ海外派遣するのだろうか。又、オリンピックのホストタウンの関連業務は行う必要があるのだろうか。

 因みに今年度の予算は次のようになっている(夏まつり600万円)(青少年海外派遣460万円)(ホストタウン関連業務620万円)(千年希望の丘の草刈り2800万円)です。尚、市長の旅費は全国市長会などの開催が危ぶまれる中、300万円の計上です。

 尚、必ず発注すべきものではない業務委託の樹木剪定や草刈りなどの少額予算はたくさんあります。それなのに元市長の会社に2800万円もの草刈りを随意契約しようとしている。見直してはと質すが明確な答弁はなく、むしろ進めていくような答弁だった。そのことが残念でなりませんでした。

 岩沼市のコロナウィルス対策は❝有事❞だとして、予算を見直さなければ。
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