すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

対策に商品券は時代遅

2020年05月08日 | 日記
 本日、新コロナウイルス対策の臨時議会がありました。結論から言うと全会一致の賛成で補正予算は通過しました。質疑は議長を除く17人中11人が行ない、2時間余りの臨時議会が終了しました。

 議案の中身は国の政策である『特別定額給付金:10万円/一人』と『新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金:30万円/休業や時短営業した事業者』の2件に加え、岩沼市独自の『きめ細やかな市独自支援策』5件です。

 市独自の支援策に①売り上げが50%以上減少した中小企業に最大30万円及び店舗賃借事業者に10万円加算されます。②県の融資制度を中小企業が活用する際の保証料の一部など50万円を上限に補助されるものです。

 ③緊急雇用対策として内定を取り消された方のために、会計年度任用職員として10人ほど雇用します。しかし、他の2件は商品券の発行を伴ったものでした。この2件は経費の説明がなかったので、聞きました。

 2件の内、一つは1,000万円の割増商品券で、二つ目は生活困窮者である児童生徒への商品券代が400万円分予算に計上されました。2件とも商工会に依頼しており経費は1,200万円です。(えーーーっ)

 理解に苦しむ無駄なお金の使い方としか言いようがありません。1,400万円のお金に経費が1,200万円もかかる。時代遅れの商品券を発行して、コロナウイルス対策が万全といえる補正予算だと私は到底思えない。

 11人の質疑の中で最も目を引いたのは田村宏議員でした。議会の予算に「行政調査」と「政務活動費」合わせて680万円程あるが、二つの予算を使うには他県の自治体などへ行くことになるので今年は難しいです。

 6月議会に組み替えていただけるよう議会に提言したいと発言していました。1年生議員とは思えない発想ですが、今後議会内で議論し是非実現してほしいものです。(議会にもお金はありました)

 唯一つ残念なことがあった。元市長の会社へ草刈りの随意契約2、800万円は予算の組み替えを行わないようで、その一方千年希望の丘センターは閉鎖し600万円をねん出したとのことでした。

 時代遅れの商品券に、錯誤も甚だしいコロナ対策だが賛成しました。
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