すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

昨日、私の一般質問で

2014年02月25日 | 市政・市制・市勢

 今朝の河北新報・県内版(みやぎ総合)に、『再生の針路』と題した特集で岩沼井口市長が掲載されている。再生の針路とは被災地首長に問うということで、各被災地の復興状況を特集にしています。

 記事には千年希望の丘整備事業があり、「第9次復興交付金では残り6基分をまとめて申請したい。日本の新しい防災対策の発信地になる可能性もあり、意義のある事業だと思う」と書かれています。

 昨日、私の一般質問(千年希望の丘)で井口市長は平成29年までに全体の完成を目指すと明言した。だが、なぜか復興予算の8次に申請しなかった。(そんなに意義があるなら、なぜ8次申請しなかったの?)

 残り6基分はホームページで寄付を呼び掛けていますが、予算の見通しは立っていないのが現状です。復興予算から残り分が認められることは、厳しい状況だとも認識した答弁だったと記憶しています。

 私は千年希望の丘でクロスカントリー競争やハーフマラソンといったイベントを開催し、岩沼が全国に復興していることをアピールしてくださいと提言したのです。

 丘建設に掛かる莫大な費用は、丘としての使い道が無ければ税金の無駄遣いになってしまう。復興予算にも限界があり、国や県は残り分を認めないでしょう。

 そのような状況下で国は自治体の負担を伴う、復興予算を創設しました。それは農林水産省が出した『農村地域復興再生基盤総合整備事業』なるものです。

 岩沼市も海から遠く離れた『小川地区』で補助を受けています。この事業は震災から10年間使えると聞いています。また、一般の補助より率が良いので、多くの自治体が様々な補助を受けています。

 千年希望の丘は公園事業なので、国土交通省管轄のようです。宮城県土木部は『貞山運河再生・復興ビジョン』なるものを立ち上げましたから、いずれ千年希望の丘が補助対象事業になることを期待し、予算配分がされるよう検討してはどうか。

 その趣旨を市長に提言し質したのです。『十分検討したい』と答弁はありました。千年希望の丘には素晴らしいクロスカントリー大会が、開催できる資質を備えていると思っています。将来が楽しみですね!

 それにしても今日の傍聴者は、いつになく多かった気がします。市民の関心事が傍聴者数の多さで、市政を変えていくことも考えられます。(私の時は少ないなぁ~)

明日は一般質問最終日。どうぞ傍聴にお越し下さい

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