すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

公認しない陸上競技場

2014年12月08日 | 日記
 本日、12月議会の一般質問が始まりました。午前九時半頃議会棟に到着したが、いつもなら議会棟周辺の駐車場は大半の議員の車で満杯状態だったと記憶しています。それが今朝の駐車場はガラ~ンとして少ない。岩沼市議会の皆さんは衆議院の選挙で大忙しなのだろうかと思ってしまう。

 今日は5人の議員が一般質問を行いました。まずは佐藤淳一、松田由雄、布田一民議員、そして私、最後が森繁男副議長でした。順不同になるが私は一般質問冒頭に、国井宗和議長に対し「岩沼市議会には議会基本条例で『確たる事実に基づかない発言及び情報発信をしてはならない』と規定されています。しかし、今日は議員の想い、考えが必ずしも確たる事実とは違うことにもなるので、議長の寛容な措置をお願いします」と発言した。

 この発言を受けて後ろの議員からは、また例のごとく『野次』が飛んできました。どの議員が言ったかわかりませんが、真後ろあたりと左側後方から聞こえた感がありました。私の発言途中に聞こえてきた『野次』に、話の途中で野次らないでと思いつつ、岩沼市議会議員には最後まで話を聞けない方々が居ると思ってしまう。

 議会基本条例は岩沼市議会の最高規範性に位置付けている条例です。なのに私の前(2番目)に質問していた松田議員の事前通告書には、確たる事実どころか事実でないことが2か所もありました。一つ目は空家の解体費用に「撤去後に固定資産税が6倍になる」とか「前西村明宏・国交副大臣」と標記されてある。

 正しくは「6倍程度及びくらい」と「西村明宏・国交副大臣」です。これらは修正しましたが、松田議員は質問中に空き家対策に際し、議員提案の条例を作成し議案として議会に出したい。そのうえで「(岩沼市議会議員は)反対する人は誰も居ないんで」と発言しました。私たちは初耳でまだ中身も聞いていないし、寝耳に水状態でした。なのに反対するひとは誰もいないと断言しました。

 こういう発言こそが『確たる事実に反している』と思いませんか。だから私(4番目)は一般質問冒頭で、確たる事実に基づかない発言が出るかもしれないから、議長に寛容さを求めたのです。それで議長の返答は「人様に迷惑を掛けなければいい」ということでした。(ちょっと、違うような気がするが)人に迷惑はかけませんと言い、質問を始めたのです。

 一般質問の中身は『エアポートマラソンを10kmから公認のハーフマラソンに』と『陸上競技場の三種公認取得へ』でしたが、残念だったのは三種公認の陸上競技場にはならないようです。今後整備をするとしても公認はしません。と答弁があった。

 陸上競技場が公認にならないと大会が開催できません。なぜなら、公認ではありませんから単なる練習場で終わってしまうのです。しかし、市内の小中学校単位の大会はいくらでも開けますが、公認しない陸上競技場は正式な大会や記録会ができないから、何のために400mのトラックを作ったのでしょうか。

 私は陸上競技場の三種公認については「関係者と話をしてほしい」と留めて質問を終えました。私の想い、考えは議場で26分間に渡り、話をさせていただいた。震災から復興した岩沼を知ってもらう良い機会だったのですが、しかし、この三種公認の答弁で伝えた夢は『幻』に終わったと感じました。

 明日も4人の一般質問で『確たる事実に基づいた発言』を傍聴してみてください。
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