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今日が議会の初仕事?

2013年02月06日 | 市政・市制・市勢

 今年になって岩沼市議会はようやく仕事始め?です。『平成25年第一回岩沼市議会議員全員協議会』『平成25年第一回岩沼市議会震災復興推進特別委員会』『平成25年度予算編成方針説明会』が立て続けに行われました。

 この3件の会議は10時から始まり12時までの2時間だけでした。1月は消防出初式や成人式、そして亘理名取地区市町連絡協議会などの行事はありました。また、個人的に亘理名取の臨時議会や議会報作成などの特別委員会もありました。

 議員活動ではなく議会としての仕事か、と言われれば今日が初めてです。しかも、3件もあったのに午前中だけです。なぜなら、午後からは県議会の特別委員会が岩沼市議会と意見交換のため予定が入っていました。

 他所の自治体議会は活動が活発です。全員協議会はもちろん、被災した自治体では震災復興特別委員会などが数回にも及ぶ会議数を重ねています。

 本日説明のあった新年度予算説明会では、過去最大の477億6300万円になっています。震災復興費などが主ですが、平成17年度の一般会計予算(121億円)と比べると実に4倍近くになっています。

 集団移転や災害公営住宅、排水施設の公共工事が目白押しです。それに加え従来の工事があるから、建設業者は仕事が消化できていないのが現実です。

 震災復興で建設バブルとも言われる状態ですから、入札に関しては「不調(落札不可)」が続いているとも聞かれます。建設資材単価が上昇し、人件費も高止まりしています。公共工事の単価は震災前とあまり変わらないので、受注しても赤字になる場合があるからです。

 そんな中、岩沼市は千年希望の丘防災公園整備事業を計画し、19億円を国へ交付金申請をしています。被災した東部地区の津波減災を目的にしていますが、国から認められるか疑問です。

 私は「国から千年希望の丘事業が認められなかったら、自主財源でも作るのか」と質問しました。東部地区の住民は津波防災に期待し、安全な生活を望んでいます。被災者に向き合い、岩沼がより良いまちづくりとなるよう議員が奔走しなければならない大事な時期でもあると思うのです。

 岩沼市議会に仕事は沢山あるなと、感じませんか。

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1 コメント

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岩沼市はダブルスタンダード(二重規範) (市民)
2013-02-07 16:55:47
岩沼市はダブルスタンダード(二重規範)
このような事を許してる議会の良識を疑います。
市民レベルと言った方が良いのか?

何でも行政に丸投げ状態する市民にもかなり問題ありだが、市民の声を聞かない議会の姿勢が一番の問題点かな?

言っても無駄と思ってる市民の意識をまず議会が聞かないとね…

この市政の体質は変わらないでしょうね…
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