岩沼市が進めている『新火葬場建設事業』は、議会での注目も高く?、本日の審議で私に対する質疑が集中しました。しかし、脱力感だけが残る一日でした。
全体の予算審査委員会で教育民生部会には『特記事項』を加えています。質疑された内容はほぼ同じなのに、「詳しく答えていない」とか「質問に答えていない」などと注文がつく。(これが疲れた原因です)
しっかり答えたはずなのに、部会内の(佐藤副部会長・松田)委員からまで注文がつく。執行部とのやり取りは多方面だったので概要を述べるにとどめた。
部会長である私に一任されていたはずなのに、身内である部会内の議員が、自分たちの意に沿わなかったのか、反映されていないためか「違う」と言い出す。そういうものだから同じ答弁を繰り返すことに。(執拗でした)
『特記事項』とは議会が市側に提出する文書で法的拘束力はありません。議会の意思みたいなものを伝えるにとどめるのです。これを受けどうするかは市長の判断です。部会が出した特記事項は次の通りです。
「新火葬場等建設事業については、現在の老朽化している火葬場を考慮すると早急な対応が求められることから、策定を進めている基本計画に市民の意向を反映され、一刻も早く事業を推進されるよう要望する」とありました。
そのことに宍戸議員から特記事項に対し『動議』が出されました。「一刻も早く」を削除し、「住民の合意形成を図り慎重に」と追記して、次のように提案された。
「新火葬場等建設事業については、現在の老朽化している火葬場を考慮すると早急な対応が求められることから<ますが>、策定を進めている基本計画に市民の意向を反映され<るとともに、周辺住民の合意形成を図り慎重に>、一刻も早く事業を推進されるよう要望する」
今回の新火葬場建設は周辺住民が、知らぬ間に候補地になりました。あわてた反対住民は複数の市議に助けを求め相談したと聞きます。しかし、議員は話を聞くだけで音沙汰が無くなり、住民は怒り心頭です。
音沙汰が無くなった議員は、動議を否決しました。