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新火葬場動議は早期?

2014年03月10日 | 市政・市制・市勢

 新年度(平成26年)の予算を決める議会は今日で終わりました。すべての予算は承認されましたが、岩沼市議会では納得できないことが多々あった。

 納得できなかったこととは、大きく2つありました。一つは『岩沼市議会会議規則の一部を改正する規定について』と題し、会議規則を改正しようとするものです。

 改正内容は『閉会中の懲罰事犯に対し次の議会で懲罰動議を提出できる』改正です。このように議員にかかわる改正について、共産党は議会の全会一致が必要と訴えていました。(沼田健一元議長も言ってましたね)

 にもかかわらず、議運で全会一致することなく本日の議会に議員提案として出されました。提出者はその自民党公認の沼田元議長で、賛成者は6人の計7人です。懲罰に処する事犯とは、ブログやチラシを取り締まるための改正だそうです。

 『言論の府』である議会を言論抑制することは、共産党なら反対なのに採決時に退席し逃げました。賛成も反対も表明しない見苦しい共産党のために、結果は公明党までもが賛成し8対7で可決しました。(自民・公明公認は言論抑制に賛成で、共産公認は協賛?しました)

 また、もう一つが議会終了間際に出された緊急動議です。これも沼田元議長が提出者で賛成者は8人いました。『市民の期待に応え新火葬場の早期建設を推進することを求める決議案』です。
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 岩沼市が発行している<土砂災害から自分自身を守るために>と題した地図があります。候補地(ピンク)に決まった志賀地区です。※ピンク色部は想定です。

 北側の黄緑色が土石流危険渓流で、黒い個所は土石流危険個所です。そして赤で囲まれた区域が埋蔵文化財と重複しています。 このような場所が候補地です。

 周辺住民から建設に対し『反対』が出ているのに、議会は早期に建設を求めると決議します。市長は議会答弁で「建設に禍根を残さないように努力する」に、逆行した決議文だが、結果は10対7で可決しました。

 多くの市民は新しい火葬場建設を望んでいます。私達もそれは一緒なのです。だからと言って周辺住民が望まない施設を、強硬に建設することを多くの岩沼市民は求めているのだろうか。周辺住民が知らない間に、わずか30~40mの所を候補地として

 地元有力者らから申込まれた新火葬場なのです。

コメント (7)
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