すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

周辺住民の合意形成が

2014年03月05日 | 市政・市制・市勢

 広辞苑で『負託』の文字を調べると『人にひきうけさせて、任せること』とあります。『国民の負託にこたえる』などの例示があるように、私達議員の仕事は誰から負託されたのだろうか。もちろん岩沼市民です。

 今日は新年度予算の審議も大詰めを迎え、午前中は『現地調査』。午後は『とりまとめ』なる仕事です。取りまとめとは今までに審議した内容で良いか最終確認です。

 懸案の新火葬場建設で現地に赴き、土地の広さや埋蔵文化財包蔵地が候補地の一部にあること。そして、傾斜がどのくらいか、など市の幹部と一緒に見てきた。

 県道沿いからの入り口部はなだらかな傾斜でしたが、奥の方の宅地や山林などは急こう配でした。その部分は誰が見ても傾斜が、5%前後ではありません。

 それなのに午後の取りまとめで、共産党松田委員から議事進行が出され、私が「(5%の傾斜が)嘘と言ったことが正確か確認することが必要」と執行部に説明を求めた。

 もちろん執行部答弁は「新火葬場建設に嘘はありません」と発言された。つかさず松田委員から私に対し「嘘と言った発言の撤回と謝罪を求める」となる。

 この人、謝罪と言う言葉が好きですね。人を謝らせることに喜びを感じているのかな。測量すらしない答弁に即、謝れですよ。答弁の信ぴょう性を確認しないで、執行部答弁がすべて正しいと判断しています。

 コンサルの調査書に『地形的にはなだらかな地形であり、勾配は5%前後である』と記されている。この表現は全体を指しているので、一部ではありません。(執行部は手前だけの一部を主張、私は全体を指している。そもそも、ここで認識がズレています)

 また、執行部の言うとおり手前だけを主張するのであれば、他の項目に『山林が中心で、南側(手前)に農地と一部民家がある。農地は一部で農業振興地域の農用地指定となっている』と調査書に記されている。

 手前には農地と民家しかありません。山林が中心という表現が間違っていないか。新火葬場建設にかかる選定要件を、議会は再度検証すべきではないだろうか。

 井口市長は宍戸議員の一般質問において、新火葬場建設に関し「間違いのない、禍根を残さない・・・努力していきたい」と答弁しています。施設が知らぬ間に建設候補にされたことで、周辺住民は怒っている方がいます。

 負託された方向性は、周辺住民との合意形成が先

コメント (1)
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