すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

百条委員会の使い分け

2014年03月03日 | 市政・市制・市勢

 教育民生部会のH26年度予算は2日目を迎え、午前10時から昼休みをはさみ、午後6時近くまでの審査でした。午前中は『健康増進課』の審議で、国民健康保険や後期高齢者医療など審議内容は活発でした。

 午後からも『子ども福祉課』『健康産業政策課』『生活環境課』『市民課』の4部門ありました。子ども福祉課は4つの保育所、4つの児童館及び児童センター、そして子供のための3つの施設があります。

 説明されるだけでかなりの時間を要しますが、この課だけの審査は約2時間かかりました。教育民生部会の質疑は活発です。特に共産党の松田委員は福祉のことに関し、多くの質疑を出していたと思います。

 その後の健康産業政策課は、震災後の企業誘致を目的とした所管です。健康医療産業集積推進事業を推し進めているところであり、未来の岩沼のために大きな施策を検討しています。

 この課へも活発な質疑を出されましたが、震災後の復興事業としては100%の復興補助金ではありません。国(復興庁)から認められれば、交付金事業として1/2の補助が受けられるようです。

 岩沼の新しい形を目指していますが、83haにも及ぶ広大な土地を開発しようとしています。自主財源も厳しい折、事業導入には慎重な検討をしなければなりません。

 今議会で発覚した新火葬場問題の、生活環境課についての審議は長い審議を要したように思えます。松田委員が先週求めることに否決した資料を、請求することになりました。

 途中『百条委員会』などの脱線するような意見もあったが、皆さん関心はありました。しかし、質疑の途中に「予算に全く問題ない」とか「何ら問題ない」との意見を付け加えながら質疑する委員もいました。

 私は執行部の答弁を聞いて質疑した一つに、コンサル会社が批評した内容に嘘があったのではないか。再度調べるのかと聞いたのです。(ここまでは素晴らしい質疑のやり取りがあったと思っていました)

 私の質疑を聞いて松田委員は「須藤部会長、嘘という言葉が事実でなければ、百条委員会に掛けられますよ」と言う。他に2名の委員からもうなづかれた。議員には百条委員会を掛けることはできないのですが、よく理解されていたのかな?いやっ、さすが党公認、百条委員会の意味を使い分けてる。

 頭冴えながらも最後に市民課の質疑は皆無だった

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする