すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

不可解なマラソン人気

2011年03月05日 | 市政・市制・市勢

 先週の土曜日に「東京マラソンの不思議」と題しブログを書いた。なぜマラソンブームなのか?とぼけているのか、理解されないので少しマラソンについて書きます。

 オリンピックのマラソンは距離が定まらず、現在の42.195kmがオリンピックで正式な距離になったのは1924年のパリ大会からです。そのときの優勝タイムは2時間41分22秒でした。

 世界記録はエチオピアのハイレ・ゲブレシラシエ選手が2008年にベルリンで出した2時間3分59秒です。東京マラソンに出場するはずが、怪我のため欠場です。

 私達が現役の頃、マラソンは世界最高と言われていましたが、現在ではコース高低差などの基準を満たしている公認コースで世界記録と呼ばれています。

 世界歴代記録10傑は男子が世界記録保持者のエチオピアの他、2~10位迄はケニアが独占しています。女子は日本の野口みずき(3位)、渋井陽子(7位)、髙橋尚子(8位)選手が3人も入っています。

 確かに女子のレベルは世界最高水準と自負できると思います。なぜなら世界10傑に3人もいるのは日本だけです。だから人気のあるスポーツとも言えます。

 一説にはランニング人口が800万人もいると新聞で報じられていました。健康診断でメタボな体重が指摘された2008年からランニング人口が増えたともいわれます。

 東京マラソンでは3万6000人ものランナーが完走を目差しました。制限時間は7時間ですが、参加者の97.2%が完走したとのことです。ネットで調べるとフルマラソンが簡単に完走できるなどの本もあるくらいです。

 しかし、参加費1万円の大会に30万人も応募してくる異様さです。東京マラソンの翌日にテレビで特集があり、沿道でマラソンを応援する人、屋形船でマラソンを見物するなど走る人以外に200万人。凄いです。

 周辺の商店やホテルなどの経済効果を考えると、、、岩沼では立派な陸上競技場があったのに大会誘致などせず、公認を取りやめ「原っぱ」に放置したままです。

 新図書館は出来上がった建物をみると駐車場が狭い。これから本格的に始まる駅前広場は計画通り進めば大変なことになる。まして社協で使途不明金があったのにも関わらず、金額は「知らない」などと言っているようじゃ不可解だと思いませんか。

 岩沼の大佐はボケているのか、とぼけているのか。

コメント (1)
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