すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

カンニングは仙台から

2011年03月04日 | 政治全般

 京都大学などの受験でカンニングをしたとして、偽計業務妨害容疑で仙台の予備校に通う19歳の男子が逮捕された。カンニングにしては世間をお騒がせしすぎの行為が、逮捕で事の重大さを認識していることでしょう。

 河北新報一面トップに掲載された横に大きな見出しで“自殺”の二文字が並ぶ。平成22年中の自殺者総数は31,690人で昨年より1,155人減少したが、男性が7割を占めています。多い順に「無職者」、「勤め人」、「自営業」、「学生」の順となっている。

 自殺が減少傾向にあるなかで増加しているのが家庭問題と、記事にあった勤務(就職)問題です。就職の失敗で424人もの自殺者がいると報道されると深刻ですね。

 また二十歳未満の少年非行(犯罪)については窃盗犯が52,435人、少年犯罪の6割強を占めています。検挙数は85,846人と前年比4.6%減ではあるが、成人を含めた総検挙数の26%が少年犯罪です。

 そのような現代社会の状況で、就職に有利な有名大学を目指す目標を持つことは良いことだが、入学時から近道を歩もうとすれば必ずしっぺ返しが付いてくる。

 そんな社会風刺を思わせる事件ではなかったか!

 岩沼市23年度予算審議「総務部会」は、140億円の歳入や関係部署の支出を審議しました。この審議は来週まで続きますが、大切な税金の使い道が決まる審議です。

 歳入はあくまでも見通しですが、国からの歳入が無ければ税金を必要とするところにお金が回らない。たとえば子供手当は6月支給が困難になり、事業継続が先送りや見直しを余儀なくされる。

 「国民の生活が第一」と謳う民主党、「日本を守る責任力」と謳う自民党。ここに来て歩み寄りはないようです。3月末に予算案は自然成立しますが、関連法案が不成立だと新年度に先ほどの懸念が発生します。

 自殺者が毎年3万人を超している中で、就職ができないなどと嘆き自殺をする若者が増えているという。カンニングは携帯を使いいとも簡単に出来たのなら、夢のような最新機器で

 図太い国会議員の中身を、カンニング出来ないか。


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