湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

コン・ティキ

2013年07月04日 | 日常生活
 熱心な映画ファンというわけでは全然ないのだけれども、何年か前から定期的に映画券を購入するようになった。ただこのひと月以上、映画館に足を運べていなくて、その映画券がこのままだと使い切れそうにない。そんなときに見つけたのが『コン・ティキ』という作品。

 ポリネシア人の祖先は海を渡った古代インカ人なのではないかということを立証しようと、8000年前の人たちが作ったのと同じ方法、同じ材料で筏を組み、ペルーからポリネシアを目指したトール・ヘイエルダールたちの物語。以前、文庫本を読み始めたのだけれども途中で挫折してしまった。でももちろん興味がなかったわけではない。これはちょどう良いと映画館に向かった。

 こういった方面の物語はもともと好きなので、映画もとても楽しめた。海の美しさや怖さ、ギリギリな状況だけに必要な冷静さや勇気やユーモア。そういったものがしっかり表現されていた。そして、夢を追い続けることによって失われてしまう現実も。

 映画を観ている最中から、挫折したままになっている文庫本が読みたくてたまらなくなった。間違いなく購入したのものなので、黄色い表紙の文庫本が確かに家にあるはずと、帰宅して探してみたのだけれども結局見つからずにかなりがっくり。どこかから出てきてたら、続きを読もう。

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