湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

城ヶ島、酒抜きラン

2006年03月14日 | LeMond
今朝は7時頃目が覚めた。アルコールはまだ抜けていないようで、体はだるく、頭は重い。胃のあたりもとてもムカムカしている。勿論朝食など食べる気もしない。はっきり言って気分は最悪である。そんなわけで、もう一度ベッドに入って今度は9時過ぎに布団からでる。しかし状態はほとんど改善せず。う~む。

窓の外はとても良い天気だ。もう一度「う~む」とひとり部屋のなかで唸る。正直走りに行く気分じゃないけれども、このままずっと部屋のなかで一日過ごしたらそれはそれであまりにむなしいぞ。それならば少々気持ち悪くても無理して自転車に乗って出かけてしまったほうがいいだろう。そうすればアルコールも抜けるかもしれないし、食欲だって出るかもしれない。

そんなことを考えて、10時頃に部屋を出て城ヶ島に向かった。

いつも通り江ノ島の前を通り、海岸線を素直に走る。少々向かい風だが気になる程度ではない。早くアルコールが抜けるようにと何度もボトルに手を伸ばし、こまめに水分を補給しながら走る。そんなふうに走っていたら、青い空と海にもはげまされて、だんだん気持ち悪さは抜けていき、気分良く走れるようになってきた。



ただせっかく体調が良くなってきたというのに、三崎口に近づいた頃から突然向かい風が厳しくなる。三崎口への上り坂では左手に広がるなんてことはない畑がとてもきれいに見えたので、自転車を降りて写真を撮ったら、強風に煽られて木に立てかけてあった自転車が倒れてしまった。カーボンの部分はちょっとした転倒でもヒビが入ることがあるので、目の前で起こった転倒に少々焦る。チェックしたところほとんど傷もなかったから良かったけど・・・。あ~驚いた。今度から注意しよう。



三崎口駅前の坂を上りきってから向かい風はさらに強くなる。下りでもスピードはほとんど乗らないし、城ヶ島大橋ではまっすぐ走るのがつらいくらいだった。でも空だけはあいかわらず晴れ渡っているし、海もとてもきれいだ。



そんな風のなかようやく城ヶ島まで到着する。
土産物屋の並ぶ道路を抜けて灯台の近くまでやってきてみたものの、風があまりに強くてあまり落ち着いた気分にはなれない。なので写真だけ撮ってすぐに来た道を戻ることにする。



とにかくここまで向かい風だったわけだから、帰りは楽チンだろう、いや楽チンであってくれと期待した。いまだあまり食欲はないものの、朝食も食べていないのでいい加減腹も減ってきて、スタミナにも不安があったから尚更。

そして帰りは確かに三崎口の駅までは追い風基調で楽だった。しかし、どういうことだよ!その先はずっとひどい向かい風!ほんとに江ノ島までず~っと・・・。

こうなってくると、もうお酒が残っている云々は関係なくなってきてしまいますね。先日のヤビツのときのように、ただただ懸命に走るだけです。でも途中であまりにグッタリきてしまい、葉山のローソンでジャイアントコーンを買って食べた。以前自転車レースの解説中に市川雅敏さんが練習中に食べるジェラードは格別だとおっしゃっていたけれども、こういうときに食べるジャイアントコーンもなかなかのものでした。これで少しだけ元気をもらい鎌倉まで走り、静雨庵に寄って葱ラーメンを食べる。ちなみにここのラーメンはそんなに体には悪くないと思います。あっさりタイプだしね(と少し言いわけ)。



ラーメンを食べ終えて、また海岸線に戻り江ノ島まで走る。食べてすぐに走りだしたから少し気持ち悪い。ラー油をからめた葱ののった葱ラーメンは少し重かったかも。でも、もういい加減疲れていてとにかく早く部屋に戻りたかったので、休まずに江ノ島まで帰ってきた。

部屋に戻ったのは14時少し前。一応アルコールは抜けた気がするし、頭もだいぶすっきりした気がする。でも、その分体は疲れました。ほんとに先日のヤビツといい、ちょっと疲れすぎだよ。なんか頑張り過ぎちゃってるのかなぁ。っーか、体力不足なんだろうなぁ・・・。明日へのダメージが心配なのですぐにプロテインを飲み、風呂に入る。それから少し昼寝をした。

風呂と昼寝はすっごく気持ち良かったです。

走行距離 75.54km
走行時間 2:58:49
平均時速 25.3km

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