湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

TTってきっと体には良くないのだと思う

2010年05月27日 | MERLINチタン号
 午前中パソコンの前に座っていたら、突然また目まいの兆候があらわれた。でもせっかくの休みに自転車乗らないのはもったいないと、症状がたいしたことなかったこともあり、とりあえず家を出た。

 向かったのはヤビツ。でも雨は夕方からという予報だったにもかかわらず、相模川を渡ったあたりからぽつぽつと小さな雨が降りだし、そして雨粒はだんだんと大きくなっていった。海のほうを眺めると一応青空は出ている。でも丹沢の山々には暗い雲がかかっている。



 雨足が少し強くなってきたので、さてどうしようと思いつつ、「あなたと雨宿り~♪」とさだまさしの歌詞を口ずさみがらMERLINと20分ほど雨宿り。

 そして結局ヤビツは諦め、



 約1年振りの湘南平へ。このあともっと雨強くなるかもしれないので引き返そうとも思ったのだけれども、せっかくここらまで来たのでMERLINで初湘南平TTに挑んだ。



 1年振りの湘南平は信じられないくらいにきつかった。終点の駐車場にゴールしたときは、ゼーゼー大きな声をだして喘がずにはいられないくらいに苦しかった。まるで溺れかけてようやく水から這い上がったかのような息の乱れだった。

 そして走りのほうも同様に溺れかけた人が水のなかで手足を無闇やたらにばたつかせたり、ケンカする子供がロボコンのようにやたら手を振り回したりするみたいな、ばたついた走りだった。

 タイムは別として湘南平は比較的上りやすい場所というイメージが僕にはある。前半の勾配のきついところは39×25のシッティングでじりじり上る。そして勾配が緩くなりはじめたところで少しギアを重くしてダンシングで加速する。そしてまた腰を下ろし、なるべくそのスピードを維持したままくるくるまわしてゴールというのが僕の湘南平の走り方だった。

 でもこの日はコンパクトクランクでギアに余裕があったからか、この自転車にまだ慣れていないからか、とにかく走りがばらばらだった。普段はじりじり上る最初の勾配のきつい部分を、軽いギアでくるくる回しすぎて初っ端からゼーゼー。そしてそうやって息が切れたからか、勾配のきつい部分の後半で早くも苦手なダンシングに頼らざる得なくなり、緩斜面になったときはもうとにかくただただ無我夢中でペダリングをするのみ。なんか、ホントにすべてにおいてバラバラな上り方だった。そして結果ぐったりするほど疲れた。  



 でもタイムはそれまでの6分22秒を6秒更新して自己ベスト。もっとも、これはあくまで参考だけれども。今度はLeMondでどれくらいで走れるか試してみたいけれども、しばらくはいいかな。。。

 無理をしたからか帰路、だんだんと目まいがひどくなった。



 滑川の交差点に着いたときは相当ひどくて、少しのあいだベンチに横になっていこうかと思ったけれども、それよりも家に帰って早く薬を飲んだほうがいいと写真撮ってすぐに撤収。帰宅後は着替えもせず、シャワーも浴びず、レーパンとジャージという格好のままで1時間くらい床に寝転がっていた。兆候があったのに無理をした罰があたったのだろうなと思った。あーあ。幸い、その後だいぶ目まい改善しましたが。



 そうそう、この日目まいの兆候があったのに無理して走りに出てしまったのは、前の晩に交換したハンドルを交換したので、乗り心地がどう変わったかを確認したかったから。3Tのモルフェ(400mmと思っていたけれど多分)390mmから、LeMondにつけている同じく3Tのモルフェス400mmに交換したのだ。結果は良好。断然、楽で違和感のない乗り心地になった。それまでのモルフェはヤフオクで入手したものだったのだけれども、あれやっぱり400mmはなかったんだろうな。とにかく、ハンドル変えたことにより、だいぶLeMondのポジションに近づいた気がした。尿道を圧迫していたサドルをほんの少しだけ前傾にして、そのときほんのわずかだけサドルを後退させたのも良かったのだと思う。