湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

パンク修理など・・・

2008年07月10日 | 日常生活
 朝起きたら腕と肩がひどい筋肉痛になっていた。枕元ではグラスが倒れ、シーツが濡れていた。そしてやたらウィスキー臭かった。4日前の朝のことである。

 その前夜は、なかなか時間がとれずに先延ばしになっていたLemondのパンク修理をした。タイヤにめり込んだ小さな異物は千枚通しのようなものでしっかり慎重に取り除いた。だからあとはチューブに空いた小さな穴にパッチを張れば完璧なはずだった。にもかかわらず、修理したチューブをタイヤにおさめて30分もすると再び空気が抜けはじめている。がっくりきて再び修理。そしてまたパンク。そんなことを繰り返すこと3回。おかげで神奈川グランフォンドのときに手こずったタイヤの着脱にはすっかり慣れたけれども、体も気持ちもかなり消耗したのだった。そしてベッドのなかでウィスキーをちびちびと舐めながら力尽きたのだった。

 このときのパンクの原因というか元凶は多分これ。。。



 ブリヂストン号のパンク修理でゴム糊を切らしてしまったので、たまたま部屋にあったゴム糊不要の上の写真のパッチを前回もこの日も使ったのだけれども、これが見事にきちんと張り付かない。実は神奈川グランフォンドの当日、荻山林道でBongoさんにもらったのもこのパッチだったのだけれども、しっかり張り付かないのはパッチが悪いわけではなく、僕のスキルが足りないからだと思っていた。でも、何度やってもしばらくたつと空気が抜けはじめるということは、もしかしたら、いやわからないけれども、これって高圧には耐えられないのかもしれないとちょっぴり思った。少なくとも僕のスキルでは使いこなせないものだと思った。

 貼り付けたものを剥がして、また新しいものを貼り付けてみる。そういった作業を3回繰り返したのち、このパッチでの修理は諦め、結局新品のチューブに交換することにした。とりあえず、原因ははっきりしたのだからと自分を納得させて・・・。幸い、その後はスローパンクは起きていない。今後、このパッチはチューブの修理ではなく、タイヤに何かトラブルがあったときにのみ応急的に使うようにしたい。



 先週はなるべく鎌倉の実家に泊まるようにしていた。あるときは夕方の移動、あるときは夜遅くの移動。そして翌朝早くに江ノ島のアパートに戻るという生活をしていた。


                             遠回りしてゆうえのを目指す笑顔がステキなseiyaさん

 ある夕方には坂ノ下あたりでseiyaさんとスライド。「向かい風がきっついよ~。アベ23.6km/hだもん!」ということばに、はて僕は?と思ってメーターで確認したらこちらはアベ21.7km/hだった。追い風だったにもかかわらず。えっと、ロードに乗っていても普段はこんなんしょっちゅうでございます。通勤でも20km/hいかないことって少なくないし。。。

 それから実家往復を繰り返すなか、7月の終わりから放送開始らしい織田裕二主演の湘南が舞台の学園ドラマの撮影に何度か出くわした。う~ん、最近はTVドラマってまったく観てないのだけど、なんとなくこれは観てしまいそうな予感。地元が舞台というだけの理由で。むむむ。



 神奈川グランフォンド以来、きつめの自転車とはご無沙汰だったので、昨日は久し振りに湘南国際村へ。この日に限らず、最近やたらタイヤの空気圧を気にしてしまう自分が悲しい。信号待ちのときはついつい指がタイヤへ。そしてしっかり空気が入っていることに安心するのである。



 久々、という感じだった昨日のTTだったのだけれども、減量効果が少し出たのか7分44秒と記録更新。この調子でヤビツでもいい感じで走れると嬉しいのだけど、それとこれとはまた別なんだろうな~。

 国際村TTのあとは、葉山国際CCをゆっくり目のペースで起点から終点まで。タイムは10分半くらいだったかな。



 先週実家を往復していたのは、旅行に出かけた母親が、最近老いの目立つ父親と、日に日に衰弱する高齢犬を心配したから。父親はともかく、帰るたびに弱々しくなっていく犬を見るのは本当につらい。手のひらに餌をのせて、時間をかけてなんとか食べさせてみるのだけれども、それでもそう多くない餌のすべては食べられない。庭をうろちょろしても、足腰が弱っていて後ろ足がすぐにもつれて何度もお尻をついてしまう。一度倒れてしまうと、起き上がるのが本当に大変で、何度かのチャレンジのあとようやく立ち上がったあと、その目を覗き込むとうっすらと潤んでいるように見えたりするのは気のせいなのだろうか?ここ最近は夜中小屋から出て庭を徘徊して、鉢の置かれた椅子の下や植物の繁みに入り込んで抜け出せなくなって、普段はほとんどあげない泣き声をあげて助けを求めたりもするらしい。僕が泊まっているときも、そんなことがやはりあって、夜中の2時過ぎに懐中電灯を持って庭をさがしてみたら、庭の隅で立ち上がれなくなっていたので骨ばった体を抱えて小屋に戻した。

 そんな犬と接していると、なんだかいろいろと考えさせられてしまうのだ。。。