『満月』…いやいや「菊のり」です^^;
442年ぶりの天体ショー…織田信長の時代に皆既月食の月の影に隠れた惑星は「土星」だったらしい。今では、月に異星人が住み着いていると信じている方は少数派であろうけれど、漫画「のらうさぎ」では、『宇佐美 美月』なる青いバニーガール姿の美少女が登場するらしいのだけれど、月とうさぎのイメージは、日本人の脳内に強く刷り込まれているに違いない。(ロマンチックで良いじゃない^^;)
ふと、現実に戻って、皆既月食中には月面温度も下がるのではと思い、検索してみたら、2011年に春日部女子高の勇士が、「赤外線放射温度計」を使った温度測定結果を発表しておりましたよ。満月時には約120℃…皆既月食後に約△50℃という観測(補正値)結果を得ているようであります。(凄い^^;)1980年代には地球上で、100℃を超える環境で生育する『超好熱菌』が発見されているから、うさぎは別にしても、酸素の無い高温状態でも、生物が発見される可能性は残されている^^;
織田信長や当時の庶民が、皆既月食を見たかどうかは分からないけれど、もしも、見ていたならば『天変地異』の予兆ではないかと思ったかも知れない。1580年(天生8年)という年は、石山本願寺が織田信長に降伏した年とされ、その2年後には「本能寺の変」が起こっている。まだまだ、戦乱の世が続いていた頃のようだから、庶民にとっては、日々不安な世の中であり、「もうこれ以上の悪いことが起きるのかしら?」などと思う余裕も無かったかも…江戸時代が到来するまで、まだ20年…ウクライナへのロシア侵攻が、この先20年も続くなどと考えたくはないのでありますけれどね。
今夜も定番の『なべ焼きうどん』^^;
さて、そんな天体ショーの夜に、『おやじぃ』は定番となった「なべ焼きうどん」をまたゴチになり、雲の切れ間から、皆既月食を眺めることが出来るかも知れないと思いつつ、ほろ酔い加減で寝てしまいましたよ。
もしも『天変地異』が起こるとすれば…日々の「なべ焼きうどん」が「米沢牛ステーキ」に好転するとも思えない。(どこまでも呑気に良い方に転がることを考えている^^;)効果があるかどうかは別にして、経済対策やコロナ対策として、公費が『大盤振る舞い』されているのだから、次に『応分の負担』を求められることは確かである。観光事業のテコ入れで、友人『ノロ社長』にも巡りめぐって、お仕事が回って来ているようにも思えるから、あながち経済対策も効果が無いとは言えないようである。日々、同じことを続けて、これからも同じ暮らしが補償されていると呑気に考えている方が間違っているのかも知れない。「嫌なら止めなさい。」「儲からないなら退場しなさい。」と言われましてもねぇ…今さら^^;
はてさて、「月にはうさぎが居て、お餅を搗いている。」と無邪気に信じていた頃が懐かしい。今ならば、陽に照らされて地温120℃の猛暑でも汗を流しながら餅を搗き、日陰に逃げ込めば△50℃の環境が待っている…『月夜のうさぎ』もブラック企業で働かせられているのかも知れない。もしかして、月にうさぎが居なくなってしまったのは、「嫌なら止めなさい。」と言われて、さっさと転職した結果だったりして…日本という国家に『下支え労働者』が居なくなったらなんて妄想した『月夜のおやじぃ』でありましたとさ(笑)