大きな「お揚げ」を引っ張りだしてみた^^;
「とんびに油揚げをさらわれる。」「キツネに油揚げ」などと言われますが、果たして、トンビもキツネも「油揚げ」が好物かどうかを『おやじぃ』は知らない。大体ねぇ…「油揚げ」を持って外を出歩かないし、わざわざ、飛んでいるトンビに「油揚げ」を手に掲げて、取りに来るかどうかなんて実験したことがないもの^^; キツネに至っては、「お稲荷さん」と「油揚げ」のキツネ色を掛けているのかと思い込んでおりましたけれど、古くは、ネズミを捕ってくれるキツネの巣穴の前に「揚げたネズミ」をお供えしたという風習があったという説もあるようです。盆地とは言え、平場に住んでいる『おやじぃ』は、そもそも野生のキツネを見たことが一度しかないのでありまして、それも福島県内の峠道でのこと。道に迷って、本当にこの道で良いのだろうかと不安になっていたときに、車のライトに照らされて並走する『犬』が一匹…『犬』が居るなら集落があるに違いない。『犬???』…ありゃ~キツネだったわねぇなどという顛末。子どもの頃から『狸にバカかされた。』『狐にバカかされた。』などと、昔話は聞かされたのだけれど、夜行性のキツネを見掛けることはとんと無かったのでありますよ。
まぁまぁ、具材たっぷりの『なべ焼きうどん』を前にして、「油揚げ」が大好物であるという『とんびオヤジ』に「油揚げ」を横取りされても、酷いケンカにはならないと思うけれど、「素うどん」では惨めだから、生卵をひとつ落として「月見うどん」…少々、奮発して「油揚げ」をトッピングした「キツネうどん」から、メインの「油揚げ」をさらわれたら、こりゃ~怒るかも^^;
トンビもオヤジも、「油揚げ」=「貴重なモノ」では、少々情けないような気もするが、庶民派のトンビに共感を覚えたりしてね(笑)
今年も山形特産のラ・フランスを…
大豆の国内自給率は7%(平成29年 農水省)で、『油糧用』を除く『食品用』に限ると自給率は25%まで上がるんだそうな。そう言えば「国産大豆100%使用」を謳う商品が出回っているから、漠然とした『安全感』に下支えされているに違いない。最近、「県産牛乳をもう一杯」などというラジオCМが流れるようになりました。コロナ禍による学校給食休止による消費低迷etc.など、色々な事情があるに違いない。価格維持を図るための「生産調整(生乳の廃棄)」なども行われたことがありましたけれど、『機械』じゃないんだから『牛さん』を殺処分という訳にはいかないもの…。とは言うものの、乳製品の値上げ…円安も相まって、飼料代や輸送コストが増加しているに違いない。
そうそう、話題は、庶民の食材「豆腐」に「油揚げ」でありました。原材料(大豆、油脂類)の高騰、地場消費が多いとは言え、包装資材、輸送費の高騰など、製造業者さん側にすれば、ダブル・トリプルパンチ状態だろうと思うところでありますよ。そんな訳だから、『食料品』の値上げにも、寛大なる『おやじぃ』は理解を示すところなのだけれど、人件費の要素って含まれていないのよねぇ…?
「インフレ誘導策で、企業は販売価格が上昇し儲かる。社員は給料が増え、購買意欲が高まる。」そんな『筋書き』はどこへ行っていまったのだろう?(それでも、企業利益は増しているという報道であるけれど、儲かる企業と儲からない企業の二極化が進んでいるだけかい?)
毎年、知人に送っている山形特産の「ラ・フランス」なのだけれど、分けていただく『農家価格』は、ほとんど変わっておりません。日本の「労働生産性」が低いのは、販売価格が低く抑え込まれていることにも一因があるような気もするが、『賃金』が上がらないままでは、『値を上げる』前に、零細業者も消費者も『音を上げる』…儲からない企業・産業は『ご退場ください』ということですかねぇ?