「九分九厘」敗戦は間違いない…
「勤労感謝の日」のお父さんは、「勤労を尊び、生産を祝い、互いに感謝しなければいけない。」…そうそう、お仕事などしてはいけない日なのである。(小売業、サービス業外、国民の祝日でも働かなければいけない国民の皆さん、ご免なさい^^;)『おやじぃ』の場合も、サボりの累積ポイントが貯まり、締め切りに追われて、アルバイト仕事をしております。しかし、案の定、午後3時には、友人『ノロ社長』から「今日は、サッカーW杯ドイツvs日本戦です。日本国民なら応援しなければいけない。」と晩酌会のご案内が入りましたよ。(彼は、熱心なサッカーファンなどではなく、何故なら、オフサイドというルールさえ良く分かっていない。ましてや、22時キックオフのドイツ戦まで、酒を飲み続け観戦するなどということは『九分九厘』ありえないと思うのでありますけれど…ご案内が早過ぎる^^;)
こんな時、ノコノコと缶ビールひと缶持参して、『息抜き』と称して参戦してしまうから仕事が益々遅れてしまうのだけれど、さらには、友人『トシパン』が、「天然なめこ」を持参してくれた。これで、今夜も『夜鍋アルバイト』は『九分九厘』中止であると覚悟を決める『おやじぃ』でありましたとさ…。
さて、肝心の「W杯の観戦」はというと、天下のNHKの力の入れようとは裏腹に、予想通りキックオフ2時間前に、『ノロ社長』は力尽きてしまいました。缶ビールでお付き合いしていた『おやじぃ』も事務室には戻ったものの、『お仕事スイッチ』が完全に切れてしまって、テレビ放映を待つことに…『良くて引き分け、あわよくば0-1で勝てれば大儲け』と予想していたのだけれど、前半戦、観るべきもなく押され続け、2点目を献上したところで、テレビのスイッチを切ってしまいましたよ。(その後、オフサイドで2点目が取り消されたことなど露しらず^^;)
お前さんも興味はなさそうだ^^;
朝起きて、日本チームが大金星…「2-3」かい?(この時もドイツの2点目が取り消されたことを知らない^^;)大手新聞社のネット記事も「1-2」の勝利…何で?というトンマぶりでありますよ^^;
俗に『勝負は下駄を履くまで分からない。』などと申しますが、その語源は諸説あるものの、不明だということでありますよ。ただ、ひとつ言えることは『九分九厘敗戦』を予想し、早々に諦めた『おやじぃ』と最後まで諦めなかった『選手』たちというところでしょうか…『ダメおやじ』と『成功者』を分ける壁は、そんなところにあるのかも知れない。
『大金星』という言葉もまた、客観的に見て勝ち目が薄い格上相手に勝利することだから、マスコミ各社も、期待と応援をしつつも、裏では「勝利」出来るとは思っていなかったとも言える。結果論ではあるのだけれど、今までのW杯の選手団と今回の選手団の違いは、「個」に注目される選手よりも、ヨーロッパのリーグで活躍している選手たちが多いと言うことかなぁ…『名前(格上相手)』に臆することなく挑めるところが、世界で活躍する『若者(選手団)』の特権なのかも知れないと思う『おやじぃ』でありますよ。
はてさて、『おやじぃ』たちはと言うと、既に『勝ち負け』に拘っている年代でもありますまい。とは言え、『負け組』と諦めている訳でもない。平均寿命まで、あと20年…どう締めくくるかということも、これからの重要な生き方でもある。幸せな人生だったかどうかは『下駄を履くまで分からない。』…いやいや、『棺箱に入るまで分からない。』なんてね。これからの仕上げが肝心と感じた『おやじぃ』でありますよ(笑)