その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

腰を据えて…^^;

2022-11-14 07:57:46 | 転職

「いなり寿司」と侮れない…

日曜日の晩酌会、いつもの同級生が集まって、いつもの具にも付かぬ話を繰り返しておりますよ。しかし、今夜は『話の種』に、友人『ノロ社長』は、行きつけの温泉脇に開店したと言うお店の「いなり寿司」を振舞ってくれた…「これは高いです。」そんな彼の曖昧な説明によると、コンビニの高級おにぎりに匹敵するお値段らしい。コンビニやスーパーの安い「いなり寿司」しか知らない『おやじぃ』たちは、襟を正し、『腰を据えて』滅多に口にすることのない『ブツ』を味わってみる…。
「油揚げは、高級品を使っているのかも知れない。」…「ん~?」
「お米が高級品種かも知れない。」…「はえぬきだわ!寿司には使われるわなぁ…。」
「味付けが特別かも知れない。」…「ん~?」 違いの分からない『おやじぃ』どもには、お値段に見合った『満足感(納得感)』が得られない…何を食っても、食わされても同じということかね(笑)
長い間、「物の値段は上がらない。」という生活感覚に慣れ過ぎて、物価が上がるということについて行けなくなったような気がする。「高級食材」が存在することは知っている。「銀座でお寿司でも食べてみたいねぇ。」「米沢牛A5ランクのすき焼きも良いねぇ。」と口走ってみても(言うだけは自由である^^;)実入りが伴っていないから夢のまた夢(夢見ることも自由である^^;)…『物価上昇=悪』というような感覚になってしまっている。そりゃ~そうだわねぇ…物価上昇に見合うだけの賃金や売上の上昇が見込めないのだもの。一世風靡した『GAFA』さえ、広告収入の落ち込みで右往左往しているようだから、この『風』は、早晩、日本でも吹くに違いない。忘年会で、一年を洗い流すことすら出来ない世の中になりそうでありますよ。


やっぱり、今夜も『なべ焼きうどん療法』で…

毎晩、同じようなものを食べて、『飽きる』どころか『馴れて』しまったような気がする。日中は「雪囲い作業」をして、ご褒美に日常の『第3のビール』から、『缶生』にしてみた。珍しく日本酒も頂いた。酔いが回れば同じこと…コーラよりも安いビールで日々満足しているのだから^^;
こうした生活に『馴れて』しまったのか『馴らされて』しまったのかは分からない。日々の食にありつけて、何とか生きていることに感謝しなければいけないなんてねぇ…。
はてさて、我が在所では、『一度、けっつ(尻)をつくと立つのが嫌になる。』という表現がある。嫌々仕事をしているから「腰を一旦降ろして、休んでしまうと再開するのに嫌気が差してしまうのである。」遅れた「雪囲い作業」も同じようなもの。今年は、囲いの本数を減らすと決意し、取り掛かってはみたものの、すぐに嫌気が差してしまう。休みを入れると嫌になるから一気に進めるのだけれど、昼休みを入れるとやっぱりね^^; 『けっつをつく』が「休む」ということならば、「腰を突く」という表現は「尻をつく」という意味と「くじける。途中でやめる。」という意味があるようだ…こりゃ~いかんわなぁ^^; ならば『腰を据えて』コツコツ取り組むことにいたしましょう。雪で庭木が押しつぶされて、『泣き』を見るのは結局自分でありますよ。「雪で潰されたものから順次、伐っていくか。」とか「雪囲い材料が朽ち果てたなら、使える材料分だけ囲い物をするか…。」なんてね、逃げ道ばかりを探しておりますよ。日々の生活が、缶ビールから発泡酒に替わり、第3のビールに替えるという『逃げ道』で、何とか『生活の質』を担保してきた感もある。収入が極端に減るであろう老後は…これまた『腰を据えて』生活設計し直さないといけないかも?(折角の『逃げ道』だった第3のビールさえ、増税されて来ておりますからねぇ^^;)

コメント
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