その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『あんじゃも』…

2022-11-28 08:06:11 | 転職

「上手の手から水が漏れる」と言いますが…

「何で、こんなに一段一段なんだろう…」という言葉を残したのは、バンクーバー五輪で4位となったモーグルの上村愛子選手…2008年W杯総合優勝を飾るも、オリンピックに5度出場してもメダルに手が届かなかった。(ホント、何でなんだろうねぇ。)そして、昨日は、大相撲九州場所の千秋楽…判官びいきというやつで、未だ優勝を経験していない元大関 高安関を応援していたのだけれど、残念、また目前で優勝を逃してしまいましたよ。(何でなんだろうねぇ。)さらに、サッカーW杯、コスタリカに勝てば、ほぼ決勝トーナメント進出が決定的というところで敗れてしまいましたよ…。
『おやじぃ』が応援するとこうなるのか?(そうなると『おやじぃ』は疫病神ということになる^^;)お隣の『えっちゃん』から、ブリの「あら汁」が差し入れられ、サッカー音痴の『おやじぃ』と『ノロ社長』が、珍しく最後まで応援するからこういう結果になるのか(この場合、ダブル疫病神である^^;)ことの真偽は別にして、『勝利の女神』は気まぐれなようでありますよ。
はて、お店で上品にお品書きにすれば「あら汁」でありますが、我が在所では『雑把』が訛ったものかは不明だけれど『ざんぱ汁』と呼んでいる。(青森県では「じゃっぱ汁」と呼ぶようである。)魚の上質な身を削ぎ落した残りの『残飯』で作る『おさえ(お菜)』であるから、子どもの頃は『貧乏人』の料理と思っていたのだけれど、骨や頭も入れちゃうから、良いお味が出ております。貴重な命は最後までいただくことにして、勝負も最後まで諦めず、がんばれ『じゃっぱんブルー』なんてね(笑)


本日、公民館の『雪囲い』…

決して、ここまで雪が積もることはないのだけれど、屋根からの落雪が貯まれば、窓ガラスが割れる危険もあるから、取り敢えずの『防御壁』…これさえしていれば、裏に回って、余計な雪かき作業はしなくて済むはずである。画像では分かりづらいのだけれど、『雪囲い』用の板には『そっぺ板(製材で生じる端で樹皮に近い部分)』を使う。「安いから」といえばそれまでですが、縄を使った『男結び』では、角張った製材よりは『締まり』がよく、しっかり固定されるのでありますよ。『ざんぱ汁』が、命を最後までいただく料理だとすれば、『そっぺ板』も間伐材や端材を使う『昔ながらのSDGs』だったりしてねぇ…先人の知恵に頭が下がりますよ。
はてさて、『おやじぃ』が得意顔をして『男結び』を披露しているとき、ひとつ年下の役員が「俺たちは〇×バンド(結束バンドのことらしい^^;)かな?」とひと言…「それでも良いわさ。雪国の風物詩などといって、粋がっているだけだから…。」と応じる『おやじぃ』でありますよ。田んぼの稲わらを、冬場仕事に縄に綯い、それを使って雪囲いでもしているならば、『循環型』とも言えるけれど、結局のところ、縄を買い、春には切って焼却処理…番線やロープで固定して、再利用するのもアリかも知れない。雪囲いの究極の目的が、雪害からガラス窓を守ることであるとすれば、何で(材料)固定されていようと構わない。結局のところ縄を使っても使い捨て、ロープを繰り返し使えるならば、それもまた『今風のSDGs』だったりしてねぇ^^;
『あんじゃも!』とは、我が在所で驚いたり、呆れたりするときに発する言葉「ありゃりゃ!」かな…W杯で日本チームが破れても、雪囲いが結束バンドに変っても、『あんじゃも!』などとののしったりしない『おやじぃ』でありますよ(笑)

コメント
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