
シュンギクの花が2種…この後は?
少々種蒔きが遅かったようで、いくらも収穫しない内に花を咲かせてしまいました。ハウスの中のクキタチ菜も、露地モノが溢れている状態だから退場願うことにする。ダイコンを埋けて(いけて)花を咲かせ、ハクサイ、キャベツの切株から薹(とう)が立ち花を咲かせ、オラが在所では誰よりも早く『花見』を楽しんでおりますが、いつまでも生産の上がらない状態にしておく訳にもいかないので、昨日、長男『ポン太郎くん』に刈り取らせました。
後作には、早出し用のキュウリ、スナップエンドウ(第2弾)、トマトを植える予定です。それが終われば、また、ブロッコリー、菜花、ホウレンソウあたりかな^^; 回転数を上げて、単位収益を上げる算段ですが、この冬の『実験』から、キュウリの無加温栽培では、気温(ボイラー加温)もさることながら、地温が初期成育には重要な要素ではなかろうかと気付いたところです。(ならば、電熱線を地中に埋め込む実験をしてみよう^^;)長男『ポン太郎くん』にも日々の観察や気付きを次に活かして欲しいと思っているのだけれど、彼はまだ『従業員』ではあっても『経営者』ではないから、一日決まった仕事をこなせば、それなりのお給金を手にすることができるので、無頓着でありますよ…今年から高齢者の仲間入りをする『おやじぃ』もかくありたい(大河ドラマ 独眼竜政宗の梵天丸の口調で(笑))
農園のシンボルツリー八重桜も満開です^^;
「心に美しさがあれば、外に何も飾りはいりません。」こちらは大河ドラマ「八重の桜」新島八重の名台詞のひとつであります。世が世なれば、綾瀬はるかさんのようなお嫁さんが居て(しかし、気が強そうである^^;)可愛い孫たちに囲まれて(ジジィ汚ねぇと罵られそうである^^;)…こういう妄想はもう諦めよう(笑)
我が農園のど真ん中に植えられた八重桜…前オーナーが植えたものであるけれど、何故ここに植えたのか分からない。正直、畑の中央では耕作に邪魔であり、作付けの区画が拡げられない原因にもなっている。元々リンゴ園だった農地を伐採し、彼が退職後に植えた桜の木であるから、こうして農作業の合間に花見でもする目的で植えたとしか思えないのであります。整枝作業もしないから、樹形も悪く、気付けば主幹に空洞が空いておりました。(このままだと枯れてしまうかも知れない。)根元からヒコバエが出ているので枯れても大丈夫でしょう…と思っていたら
全く別の種類の桜でありました^^;
さて、ヒコバエだと思って刈り取っていたのですが、根元だけは太くなって、今日気付けば、全く違う品種だということを初めて知りましたよ^^; 日本の桜の栽培品種は200種以上あるとのことだから、誰が植えたのかも、その名前も分かりません。恐らく、野鳥からのプレゼント、実生の桜木だろうと推測しております。オオヤマザクラあたりかねぇ? 丁度、友人『ノロ社長』が植えた桃の花も咲いておりますので、『おやじぃ』もちょっとした『花咲か爺』気分でありますよ。これまた、下草を刈って、家族を呼んで『夢屋家花見の宴』でも開園したいところでありますが、誰一人付いてくるような気がしない^^; それより何より、連日の収穫作業と出荷…遂には春先の稼ぎ頭である「わらび」もニョキニョキと頭をもたげて来ましたよ。「忙中閑有り」と心の余裕が欲しいところでありますが、『忙中金無し』状態であるから、『花見の宴』など夢のまた夢でありますよ(笑)
足元のスミレの花に気付くことも…
はてさて、「叩いて叩いて、それでも叩いて石橋を渡らないよりは、思い切って石橋を渡ってみなさい。」そう語ったのは、若き日の恩師「小原嘉明助教授(当時)」であった。「それで失敗して小川に落ちたとしても、水の冷たさに気付くかも知れない。登ろうとして川辺に咲いたスミレの美しさに気付くかも知れない。」etc.…お陰様で、それ以降、冷たい水を浴び続けております(笑)
まあまあ、恨んでなんかおりませんよ…確かに『藪の中』に飛び込んで、こっそり咲くタチツボスミレに出逢うこともあれば、務めを果たしてから『大人の自由研究』を続けられているのも先生のお言葉のお陰ですから。入念な準備というものが出来ない性格だから、常に試行錯誤法…当たってみて出て来た問題を潰していく。(試行錯誤法は、無駄な時間を作ってしまう場合もあるけれど^^;)やらないで後悔を残すよりは、やって失敗して頭を掻いていた方がまだましである…はて、今日も朝から収穫作業の始まりでありますよ…連休なのにねぇ。良いのよいいのよ…『忙しいフリ』をしているだけだから(笑)
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