おとうが土間で打っていたのは(笑)…藁
窪田聡さん作詞作曲の「かあさんの歌」には、おとうは一回しか出てまいりません。かあさんは、暖かい囲炉裏の傍で手袋を編み、父は寒い土間で仕事をしているのに子どもたちの扱いはこんなものであります^^;
今では、農家でも殆どしない「藁打ち仕事」でありますが、冬場のわら細工には欠かせない準備作業であります。「選りすぐる。」という言葉がありますが、稲藁の葉鞘(茎を包んでいるバサバサした部分)を『すぐり』…「槌棒」と呼ばれる道具で柔らかくなるまで叩く。柔らかさは使う部分によって違いますけど、作業者の手に馴染む柔らかさでありますかねぇ。
「しめ縄」を吊るすための「左縄」をなっています。
1月11日(鏡開き)は、我が在所の農家の仕事始めであります。若衆が「御備蔵(上杉藩の家臣が私財を投じて建てた備蓄蔵…今では公民館として使ってます。)」に集まって、神社に奉納する「七五三縄」を作っておりました。今は亡き我が家の古老が若衆を指導して、何とか伝承しておりますが、「左縄(通常の縄ないとは反対に撚りを掛ける。)」をなえるのも私が今のところ最後かも知れません。大体、農家であって「お百姓さん」ではありませんから、「農家」が藁仕事なんてもうやらないんですよ^^;
「福よし」のら~めん…シンプルですが美味しいですよ^^;
今日は、お昼から町消防団員の消防出初式もありまして、『おじSUN』は昨日の内から「左縄」の予習(準備)をしておりました。(これって、仕事始めのフライングでありますか?)三連休なのに、新年会、賀詞交歓会、しめ縄ないに出初式と行事続きであります。今年も忙しない一年なんでしょうかねぇ^^;