その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

歳神さま

2016-01-02 07:52:51 | 暮らし

風になびく 枝と雲間に 初日の出

穏やかな年の始まり…残念、山形県から見た東の空は雲で覆われ、一瞬だけ覗いた初日に手を合わせ一年の無事を祈りました^^;
秒針が1°角度を変え、短針と長針が重なったところで、何かが変わる訳でもありませんけれど、今年も何か良い事がありそうな気がします。幸運や幸福を求めている訳ではありません。家族が平穏無事であることが、一番の幸福であると感じられるようになったお年頃の『夢屋国王』であります。


「バアちゃん」は、歳徳神にお供えした蕪煮ていたような…

最近では、節分に恵方巻きを食べるという関西の風習が宣伝されるようになりましたが、元来は、その年の福徳を司る「歳徳神」を祀る風習で、八百万の神々が鎮座する『夢屋家』の神棚には、恵比寿大黒、鬼子母神、猿田彦、弁財天、歳神と御札がありまして、お年越しから新年にかけて「歳徳神」に海の幸山の幸をお供えするのであります。ようやく違いが分かるように成りましたが、貧乏家は、色々と神々にすがり付いてきたものだと薄笑いを浮かべてしまいます。(貧乏は解消されなかったけれど、これといった事故も無かったから良しとすべきでしょう^^;)「七草粥」の頃に、歳徳神にお供えしたカブを煮て頂いていたような気もしますが、煮たカブの食感があまり好きではなかったので『夢屋国王』はやって来ませんでしたけれど、今年は味噌汁で元旦から頂いてみました。「打豆(大豆をつぶしたもの)」も入れまして、バケットはフレンチトーストで…。
今年も「和洋折衷神仏混同」…罰当たりな一年の始まりでありますよ^^;

コメント (2)
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