( 水まんじゅう 御所「あけぼの」 ) 2011/8/13
■2011/8/13(土) 猛暑日
あっさりと気温35℃を超えた暑さ厳しい一日だった。 有線放送でも「熱中症注意報」が午前中から流れた。ここのところで一番暑い日ではなかっただろうか。
妻が買い物のついでに御所駅前の「あけぼの」に寄って好物の「水まんじゅう」を買ってきた。 これと冷たい緑茶、三角錐の笹の葉を展開すると透明な水まんじゅうが出てくる。これを一口でぱくり。
涼はやはり食べて味わうものだな~
(寅)
( 水まんじゅう 御所「あけぼの」 ) 2011/8/13
■2011/8/13(土) 猛暑日
あっさりと気温35℃を超えた暑さ厳しい一日だった。 有線放送でも「熱中症注意報」が午前中から流れた。ここのところで一番暑い日ではなかっただろうか。
妻が買い物のついでに御所駅前の「あけぼの」に寄って好物の「水まんじゅう」を買ってきた。 これと冷たい緑茶、三角錐の笹の葉を展開すると透明な水まんじゅうが出てくる。これを一口でぱくり。
涼はやはり食べて味わうものだな~
(寅)
( 夏みかんジュース&ウィンナードッグ 王寺駅「VIE DE FRANCE」) 2011/8/12 19:20撮影
■2011/8/12(金)
昨日のことの前置きになるが、実は19時前10分に私はJR王寺駅に着いて、併設のスーパー西友を覗いては見たもののコレと言って時間を潰せそうなものは見当たらず、駅前を一周した際に前述の「KIBUN」という店にチェックを入れ、時間まで併設してある「VIE DE FRANCE」というパン屋で、軽く食べて時間を潰すことにしたのだった。
店名にはFRANCEと入ってるが、置いてあるパンは、私の好きなハード系は見当たらずソフト系ばかり。 地元の人も心得たもので、店構えの割に来店客はそう多くはないみたいだ。
広々とキレイな店内でイートインできるが、店内には若い女性が一人読書しているだけで、冷房も利きすぎている感じで閑散かつ寒々としていた。 この閑散さは、マイナスだな。
そこで写真の夏みかんジュースと名前は忘れたが、ウインナードッグを食べた。 ジュースは、薄々の感じで、果樹20%未満みたいな感じ。ふたつで300円しなかったので良しとすべしか。
王寺のロータリーあたりをなんとなく見ながら食べながら時間を潰したのだった。 「金曜の夜、ここでパンは無いよな~やっぱり」と確信し、時間前に店を出て場所を替えたのだった。
(寅)
( 「篠峯」超辛口 王寺「KIBUN」)
■2011/8/12(金) 月夜
「それにしても地元の私ですら通り過ぎていた ただの焼き鳥屋さんにしか見えないこのお店に 何故どうしてもコノ店がいいと選んだんですか?」というような意味の質問をI君が私にしてきた。
「表の扉に貼られた手書きの取扱い酒の「御湖鶴」さ 「御湖鶴」のひとごこちを置いてる店なんてタダ者じゃない。 下諏訪の銘酒「御湖鶴」がここで飲めるなんて通常ありえない。 おまけにお店に入ったら「義侠」だろ 更に「伯楽星」と来てるから 予想以上の日本酒のこだわりようだよね きっとわかる人にはわかるというやつ」
さて「伯楽星」~「ひと夏の恋」~(「義侠」は在庫切れか・・・残念) お店の時計は、22時45分を指していた。 「じゃあ、最後の一杯、お兄さんのおすすめの酒は何ですか?」と私は聞いた。 帰ってきた答えは「私は、この「篠峯」・超辛口が結構気に入ってるんですけどね」と『篠峯』をすすめられた。
「おっこれは、『篠峯』竹山ラベル 震災復興義捐金プロジェクトに協賛している酒だ。 これは飲んでいないので、じゃそれで今夜をしめますか~」とI君とそれぞれ頼んだ。
お母さんが、なみなみと小皿まで溢れるように注いでくれるのが嬉しい。
I君が口にした直後のコメントは「超辛口て書いてますけど そう辛くは感じませんし すっきりとして美味しいですよね」
「確かに すーっと通る喉ごしに 旨みが重なった感じのきれいで料理負けしない酒という感じだよね」・・・ と私。 「物集女」仕込みの小ぶりだけど美味しい串焼きにぴったりと合った。 二人ともこの酒に対する感想は、超甘口だった。
最後は『篠峯』超辛口で〆て 「また お待ちしてま~す。」と声をかけられ 店を出たのは丁度23時だった。
それにしても今夜は、前半はYさんに話しを聞かせてもらったし、後半は美味しいお酒とも出会うことができた。月のカタチが今夜の満足指数のようでもある・・・王寺駅発23時8分の五條行最終電車。それこそ「篠峯」(=葛城山)に向かって帰途についた月の輝く夜だった。
(寅)
( 「ひと夏の恋」 奈良・王寺「KIBUN」 ) 2011/8/12
■2011/8/12(金)
そして今年はたぶんもう味わうことができないと半ばあきらめていた酒 「ひと夏の恋」が置いてあることにもびっくりした。 震災から逃れた限られたタンクしかないレアな夏酒「ひと夏の恋」 私の7/31のブログでも少し触れた。 大阪では、入手不可能だと聞いていただけに瓶を前にすると「うそ~」みたいな驚きだった。
その酒が、ここ王寺で飲めるなんて・・・ まさに今夜は日本酒が私を王寺に呼び寄せたとしか思えない。
宮城県産ひとめぼれで造った夏酒「ひと夏の恋」は、爽やかでフレッシュな喉ごし。この酒は、女性にもいける。いやもしかすると私などが飲んではいけない酒なのかもしれない、でもかなり美味しい。 私が、外観(ただの焼き鳥屋さん)とそぐわないほど日本酒のレベルが高いとお店の人に評価を返すと同席していたI君まで、この店、私ちょくちょく使わせてもらっていいですかね~ と私に聞く始末。 私も今日が最初で、別に私の店でも何でもないので、どうぞご勝手にである。
この店の日本酒の品ぞろえの良さから、このセレクトは素人ではできないと思いお兄さんに尋ねた。奈良・新大宮の「物集女」(もずめ)というお店で働いていて、そこで日本酒についてはつながりができて、少し勉強したとのことだった。そういえば、ここの串焼きは、こぶりで身が締まって「物集女」のそれと似てるようだ。
私は、「このラインに「仙禽(せんきん)」が加わると 日本酒党は喜ぶと思いますよ。」と言い残した。 「せんきん」ですか・・・? 聞いたことありませんね。
聞いたことがないからこそ その置き土産にも価値があるというものだ。 それにしても「ひと夏の恋」は想像以上に美味しい酒だった。
(寅)
(「義侠」 王寺KIBUN) 2011/8/12
■2011/8/12(金)
「お~っ! 『義侠』置いてるんですか!?」 店の一番入口あたりにその名を見つけたのは、飲み始めて15分ほど経った頃だった。
私の驚きを込めた質問に お店のお兄さんとお母さんも少し驚いた様子だった。 「何をそんなに驚いてるんだ このお客さん」みたいな感じで。
「ちょっと 知り合いの関係で、ここ「義侠」の息子さんと知り合いになって、この酒を置くようになったんですわ 美味しい酒ですよね」とお兄さん。
「私、今年二月に愛西市の義侠蔵に行ったんですが、ここの山田社長は、かなり個性的ですよ。 義侠=山田社長ですから・・・」と私。
「「義侠」を置いてるなんてたぶん奈良県ではこの店ぐらいじゃないですか? ここの蔵は凄く印象的な社長さんですよ。 この義侠も究極の食中酒ですわ」と私が言うと そんなに凄い酒なのか!?と改めて再認識するように この酒を置いてて良かったという表情になるのがわかった。
ただ 「すみません。 義侠は今夜は切らしてまして・・・ 次、入るのはあさって日曜ですわ。 この酒だけは置こうと思いまして」とのこと。
ここに来れば「義侠」が味わえるなんて・・・ (ただし 五百万石の義侠だけど 山田錦にすると5割は値付けが上がるからその価値を知らない人からは、注文が入らなくなるというわけだろう)
今夜の「義侠ナイト」はかなわなかったが、I君と年内までに一度は「義侠ナイト」しよう! と約束した。 もっとも今夜、義侠で騒いでいるのは、もしかすると世界中で私ぐらいかもしれないが、それはそれでいい。
(寅)
( 伯楽星 王寺「KIBUN」)
■2011/8/12(金)
「涌玄堂」を後にし、I君を誘って駅前の「KIBUN」へ寄った。 この店の日本酒は、なかなか凄い!
まさか大阪でもなかなか飲めなかった日本酒が奈良の王寺で飲めるなんて思いもしなかった。 これは、震災で被災した新澤酒造の酒「伯楽星」じゃないか。 タンク限りの酒しかないはずで、同行したI君まで、私がしゃべった能書きを聞いて感動していた。
「へぇ~ そんな凄い酒なんですか・・・」と 「別名 究極の食中酒だよ」
宮城は、震災を受けた「新澤酒造」の銘酒『伯楽星』は、被災した実況中継が、全国ネットのニュースで流れ、更に有名になった。
「売り上げの一部は、赤十字に行くんですわ。東北のお酒を応援しようと思いまして・・・」とここKIBUNのお兄さん。
夏の夜の「伯楽星」 この星に感激している私を見て、お店のお兄さんとお母さんも少しあきれた様子で、表情が打ち解けていくのがわかった。
「さっき帰られたお客さんも日本酒好きで、今夜は、日本酒好きなお客さんが続いて恵まれました。」とお母さん。
今夜、王寺の上空に輝いていたのは、たぶん「伯楽星」! ・・・かな?
(寅)
(奈良県王寺「涌玄堂」)
■2011/8/12(金)
明日からいよいようちの会社も夏季休暇突入。 本日、「王寺会」を行なった。 「王寺会」とは、天王寺から東(奈良市)に延びるJR大和路線の途中駅「王寺」で途中下車し、軽~く一杯やって、言いたいことを言って、最終電車23:08で王寺から五條行きに乗って家に帰るというもの。
満月が近くなる時季に何故か私は王寺経由で遠回りして帰りたくなるのは、不思議だ。
本日は、王寺でイギリス人オーナーがやっているダイニングバー「涌玄堂」で、Yさん・Iくんと三人で、この二ケ月の仕事の棚卸しを行なった。と言うか二人にやってもらった。
「ため込んだまま休みに突入するのは、心身とも良くない。」と私は確信しているだけに、こんなガス抜きの場は絶対必要だ。 前々からI君に言っていたが、彼が煮え切れないないものだから私が決行を決めた。
重要文化財となっている民家の酒空間と言うのも何とも不思議だが、それよりも私が担当をはずれ、言いたいことを今夜吐き出してもらうのが目的だったから、それはそれで意味のある夜となった。
なんだか二人の会話を聞いていると仕事に真剣に取り組んでいることが垣間見られてついニコニコしてしまった。 店を出て頭上を見ると月も笑ってる夜だった。
満月近い夜、「月に吠える」ってこのことだよな・・・
(寅)