一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

夏の高取町・土佐街道でモーニング  「noconoco」 8/6

2011年08月06日 14時26分45秒 | 『食』べる門には福来たる

( モーニングセット 高取町「noconoco」 ) 2011/8/6 朝

■2011/8/6(土) 晴

「八月の蝉」の鳴き声がうるさくなり、空の青さは夏らしくなり、日差しもとても強くなってきた。 

夏の奈良県高取町「ひな祭り」の時以来、朝から訪れてみた。 今夜は、旧暦の七夕祭りイベントが行なわれるらしく、蝉の音の降りしきる中、タオルを首にかけ、朝から祭りの準備にとりかかっている地元の人たちを見かけた。 

高取町は、(北)明日香村と(南)大淀町に挟まれた町で(東)吉野町の手前、我が家から見ると隣町御所市の後ろに位置するくすりの町。 町の旧道、土佐街道は、今も城下町の風情をところどころ残している。 土佐は、その名の通り、四国・高知県に由来するのだそうだ。

この土佐街道の真ん中に位置する「noconoco」で、モーニングをとった。「のこのこ」とは、農器具倉庫からのネーミングらしく、蔵を改築してカフェにしたものだが、朝から観光客・近くの農産物直売所に野菜を卸に来た人などが、訪れていた。 建物の天井には、梁が見えて昔の農機具が白壁沿いに置かれている。 広くて涼しい空間。

NPO法人の運営なのだろうか、若い女性2人でお店をきりもりしていた。店の格子の間から差し込んで来た朝の傾いた太陽の光が、運ばれてきたモーニングセットに差し込んだ。

リーズナブルでなかなかレベルの高いカフェだ。 レベルが高いと書く私の判断の根拠は、極めてシンプルで、コーヒーが美味しいこととトーストの歯ごたえが良いことだ。

「グッド モーニンGOO!!」 蝉しぐれの中、高取町で味わったグ゛ーな朝食だった。

(寅)