一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

この土・日好天に 葛城山のツツジもかなりの人を集めたことだろう。 5/15

2011年05月15日 22時32分15秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 左:金剛山  右:葛城山   奈良県葛城市)

■2011/5/15(日) 晴

爽やかな風が吹き抜けた土曜日 そして今日、日曜日と二日続けて好天に恵まれた。 これがいつもなら 土・日が雨で、月・火曜日が仕事をしたくなくなるほどの好天と皮肉な巡り合わせになるところだが、この二日間の好天は、いろんなところでいろんな人々に恩恵を与えたのではなかろうか。

写真は、地元の葛城山(969m)。 今日あたり山頂は、満開のつつじを見物しにたくさんの人が、押し寄せたに違いない。京都では、「葵祭り」もあったし、神戸でもイベントが開催されていた。 そして隣の市、橿原市では前述の「茶行列」が行われた。

葛城山は、隣接する金剛山と共に大阪府と奈良県の境をなす山。 もしこの山がなければ、今頃ここは、拡大する住宅地の同心円の下、緑少なく、かなり様相を変えていることだろう。 (たぶん大阪府のはずだ) とは以前にも書いた。

今の時季の葛城山は、時間によっては(主に朝の早い時間)新緑が芽吹いているのがわかる。 緑の濃淡が、山の表情を作る季節。 山を見ながら「今年は、梅雨入りと夏本番入りも案外早いかもしれない」と思った。 な~んとなく

(寅)


NOWいというより古い町並み今に残す「今井町」  5/15

2011年05月15日 20時20分30秒 | 「催し」ものは何かな?

( 「第16回今井町並み散歩・茶行列」  奈良県橿原市今井町 ) 2011/5/15   14:25

■2011/5/15(日) 晴

奈良県橿原市にある「今井町」は、その町名とは違って古い江戸時代以前の戦国時代からの町並みを現代に残す(東西600m 南北310m)地域で、重要文化財建築物の宝庫ゾーンでもある。 赤い橋を渡るとそこは今井町。 昔、社会科で中世ヨーロッパのギルドって習ったけど日本版のギルド(商業自治要塞都市)みたいなものだろう。 「今井町」と言えば今井宗久という茶人の名をまず連想するが、今日はイベント最終日で、その今井宗久の徳を称えての『茶行列』が行われた。 

イベントテーマは「今井の商いと文化の再興」 東日本大震災のチャリティも兼ねていた。 この期間、町全体で、重文民家、寺院の障壁画の公開、 書道展・街角ギャラリーなど開かれ、かなりの数の地元ボランティアも協力してのアートイベントを開催。 いつもは、静かなこの一帯もかなりの人が押し寄せて、狭い今井町御堂筋などは、茶行列前後には動けないほどになっていた。

茶行列が済んだ後、この御堂筋沿いにある醤油店。 日曜日の朝、サンデーモーニングの間に流れるTVCM「大和ハウスのCM」にも一瞬出てくる 恒岡醤油さんで 「夢ら咲(むらさき)」を買って帰った。 先日紹介した「ほうらんや」は、ここの醤油を使っている。 これからの季節、冷奴にでも使ってみよう。 ということで、好天の下、古い町並みを今に伝える町を散歩した午後のひとときだった。

(寅)

 

 


橿原市『ほうらんや』の「里山うどん」   5/14

2011年05月15日 00時11分21秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 里山うどん  橿原市『ほうらんや』 ) 2011/5/14

 

■2011/5/14(土) 晴

橿原市図書館が入っている万葉ホールの5Fに『ほうらんや』という地元・里山料理の店が、昨年末から出店している。 昼間に覗いてみると沢山の人で賑わっていた。ここの特徴は、お米・醤油・味噌・野菜・肉・卵・日本酒に至るほぼ全ての食材が、地元奈良県それも橿原近辺の産。 相当な地産地消へのこだわりを見せている。

大和牛と大和ポークのハンバーグはお昼の人気メニューみたいだ。かなりの人が、注文していた。 卵も3年ほど前に奈良県がブランドを立ち上げた「大和なでしこ卵」 お米は地元の「ひのひかり」といった具合だ。 さすがに昼なので、お酒は飲まなかったが、メニュー表だけはしっかりチェックした。橿原市の酒を筆頭に奈良県のほとんどの日本酒が飲める。 機会あればいずれ少し触れたいと思う。

今日は、図書館行きが目的だったから食べるつもりはなかったが、丁度昼を回ったことでもあり、一番安い昼メニューを探して注文した。 それが、この写真の「里山うどん」530円の単品メニューだ。 大和なでしこ卵でとじた野菜うどんだった。 これに大和肉鶏をトッピングしたのが、「里山親子うどん」になるといった具合だ。 今日は、好天ということもあって、5Fの窓から外の景色を眺めながらの麺食いとなった。

夜のディナーメニューもたくさんあるようだし、一度数々の地元産日本酒と味わいたいものだ と そそられながら 店を後にした。

(寅)