一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

南船場の創作空間   5/25

2011年05月25日 23時35分35秒 | Weblog

( 「WA Dining ほたる」  大阪市・南船場) 2011/5/25

■2011/5/25(水) 曇

今年もまもなく半年にさしかかるところ。 会社の異動の時季に 本日は、南船場の創作空間「WA Diningほたる」で行われた送別会から先ほど家に帰りついた。

大阪で女性に人気のお店らしいが、私には質・量とも全てにおいて物足りない店だった。 要は、若い女性とはかなり乖離した位置に居るということなのだろう。まぁ 主役(送られる人)が悦んでいたから  私がとやかく言うことでなく これはこれで正解だったわけだ。 

なんとも幻想的な店内の照明演出(写真)。 私が一番印象に残ったのはコレだった。

(寅)

 


扉を開くと珠玉の銘酒たち 「仙禽・雄町」を手にした奈良の夕べ  5/24

2011年05月25日 02時27分55秒 | 私が行く「奈良」こんな店

( 銘酒ラベルが貼られたガラス扉  奈良市「福森酒店」 ) 2011/5/24

■2011/5/24(火)  夕晴れ

大和郡山での打ち合わせ(仕事)を終え、JR奈良駅前でバスを降りると陽はかなり傾き、自分の影が長くなっていた。 今度は、先日土曜日のコースを逆に歩いてみた。 近鉄で帰ろうとJR奈良駅と太陽を背に三条通りを猿沢の池の方に向かって歩き始めた。

途中、先週土曜日に閉まって気になっていた酒店を覗いてみると 開いていたので入ってみた。 その扉の先には、珠玉の銘酒たちがズラ~リ。これには、正直驚いた。  「久保田」・「山間」・「遊穂」はじめ 埼玉の「神亀」や福岡の「黒兜」 信州の酒も その他 今まで聞いたことはあっても間近に見たこともない日本酒が、壁面に沢山冷やされていた。

お兄さんにオモテに飾ってある「仙禽(せんきん)」は置いてるんですか? 」と聞くと「はい ありますよ。」と冷やしてある冷蔵ストッカーを教えてくれた。 亀の尾・雄町・栃木米に18BY古酒まで仙禽が4種類も揃っているのにびっくり。

「凄~い! なんで奈良のお店でここまで仙禽がそろっているんですか?」と尋ねると「とても個性的な酒なんですよ」と私の認識と同じ返事が返ってきた。 「たぶん仙禽を置いたのは、奈良ではうちが一番最初のはずです。」とも付け加えられた。

先日、ここの店先のショーウィンド゜ウで「仙禽」のボトルを見つけたので、仕事帰りに一度寄ってみようと思っていたことを告げると とても感激されていた。 

「ブログにもオモテのウィンドウの写真載せたんですよ。 でも お店の名前は出しませんでしたけど・・・」と言うと 「それは残念」との感想だったので、今日は店名を出させて頂いた。 明治時代から続いている酒屋さんとのことだが、ここのお兄さん(たぶん息子さん)と少し話すだけで、「仙禽」の酒蔵の煙突が倒れたことも知っていたし、関東から東北にかけての酒を推奨して、この人とても日本酒が好きだというのがわかった。

「旭菊」や「大那」は置いてないのか尋ねると「置いてないですね。 えらくマニアックな酒が好みなんですね」 と言われてしまったが、決してそんなことは無くて、美味い酒を探すと自然とその名前が出てくるだけのこと。気が付けば、45分ほど店に居て そこそこ質問をして話を聞くこことができた。 私が、買ったのは「仙禽」の雄町 「この出来でこの価格は安すぎますよ~」と言われながら瓶は包まれたが、お酒にとってこのセリフこそ最高の褒め言葉だと私は思っている。

今日買ったこの酒は、来月の楽しみ(封切り)しよう!

会話の中で私のお酒の好みのタイプを話したところ 「次回は、是非同じ栃木県の酒「姿」 これはとてもいい酒ですよ~ または山形の「秀鳳」を是非飲んでみてください」と言われた。 

お兄さんは、 「姿」「秀鳳」「仙禽」「山間」が特におすすめだと私に教えてくれた。 次回私が来た時には、お兄さん一押しの「姿」を買うことを約束して店を出ると 夜の三条通りはすっかり暗くなっていた。

写真は、ガラス戸に貼られたラペルたち。 「撮るんだったらこっちの扉の方がいいですよ」とブログ掲載を快諾いただいた「福森酒店」  奈良で私が立ち寄る店が、またひとつ増えた。

(寅)

 

 


奈良市の青空に「仙禽」を見た。  5/24

2011年05月25日 00時39分50秒 | 風の噂の「お天気たち」

( JR奈良駅・旧駅舎上空   羽ばたく雲) 2011/5/24

■2011/5/24(火) 雨~曇~晴

昼から仕事のためJRで奈良に向かった。 朝は、ざざ降りの豪雨だった為、久々の平日カッパ姿で駅に着いた、大阪の会社を出るときには、曇り。 そして奈良駅に着いた午後2時頃には青空が広がっていた。 本当に良く書いているが、仕事で奈良に行くこと100回以上でも、いまだに奈良(市)で、1度も傘をさしたことがない。 天気との不思議なめぐりあわせだ。

駅を出ると乾燥した涼しい空気が、古都・奈良の街を吹きぬけているのがわかった。 お酒でいえば、滓(おり)が少し残っているような、うっすら筋を残す青空で、まるで先日の心の中の仙禽(せんきん)が羽を広げているような空だった。

古都・奈良に立つと 少しボギー(ハンフリー・ボガード)な気分になる  その心は・・・ 傘降らんか (カサブランカ)

(寅)