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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

インターネット接続が当たり前?

2005-06-21 12:08:50 | デジタル・インターネット

この間母が某雑誌を片手に私のところへ「○○へ行きたいからインターネットで地図を出して。それと△△駅の時刻表も」と頼んできました。ちなみに母は、インターネットはおろかパソコンも使ったことがありません。普通なら住所や最寄駅くらいは書いてあるものですが、その雑誌には場所の名前しか書いてありませんでした。きっとパソコンなどを持っていてインターネットにつなげられることが当たり前と考え、「場所に関する詳細はインターネットでお調べください」ということなのでしょう。今まではきちんと最寄り駅が書いてあったらしく、今回の対応には非常に困っていた母でした。

そしてこれは4年ほど前、今持っている1台目のパソコンを買ったときのこと。機種を決める前にいろいろなメーカーを比較しようと、近くの某量販店でパンフレットをもらってきました。するとどのパンフレットも当たり前のごとく「最新情報は弊社HPをご覧ください」というように記載されていました。「パソコンを持ってないのでこれから買おうとしているのに、これはなんなの?」と言いたくなりました。

翻訳のトライアルもインターネットにつながらないとお話にならない状況。求人情報を見ると、「HPより応募ください」「履歴書を添付の上下記メールアドレスまで送ってください」といったものがほとんど。一般企業への就職もそうですね。インターネット経由以外は受け付けないところも増えているようです。

たしかに現況ではインターネットのない生活は考えられないと思います。買い物をしたり、預金の残高を確認したり、電車の時刻を調べたりと、自宅に居ながらそれらがすべてできるので何かと便利です。ただいろいろな理由でパソコンや携帯電話を持たず、インターネットにつなげられない人も少なくありません。もう少しそのような人に対する配慮が必要ではないでしょうか。


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