Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

生まれた時は誰でも子どもだった

2023-08-13 13:37:50 | 日記・エッセイ・コラム
子どもの声を「騒音」として扱っている人が多いと聞きます。
一部の新幹線では「親子専用車両」を期間限定で設けています。また、保育園を建てようとしたら、「子どもの声がうるさい」という苦情から中止になったところもあるようです。
生まれた時は誰でも子どもです。そんな元気な子どもたちを嫌がるとは変ですよね。「子どもがうるさい」と思っている大人に対し、「それじゃあ、あなたが子どもの頃は大声を出さずに黙ってばかりいたのですか? 公園などでワーワー走り回っていたでしょう?」と逆に聞きたくなります。
現在高校生の甥が小学生の頃、公園ではボール遊びやキックボードなどが禁止され、大声を出すのもダメだったようです。それだったら何で遊ぶかというと、屋外にもかかわらず静かにDSで遊んでいたそうです。その場合でも理解できない大人が「ゲームばかりしてけしからん」と文句を言うものだから、何もできませんよね。それなら何をして遊べばいいのでしょう? 本来なら思い切り走ったり大声を出したりして発散すべきだと思うのですが。
私も小学生の頃は近くに広い公園がなくて、自宅前の車通りの少ない道路でバドミントンなどをして遊んでいました。しかし向かい側に住む年配のご近所さんが厳しくて、彼女の自宅の庭にボールなどが入ってしまうと嫌な顔をされたものです。
そんな私も小さな子どもの甲高い泣き声や親の叱り声を耳にすると精神上不安定になり、その場から逃げたくなります。「子どもは泣くのが仕事」と分かっていても、足が震えたり泣き出したくなったりしてしまう。私には子どもを持つ資格はないですね。
子どもを産みたくない若い人が多いらしいですが、「子ども=騒音」と言われたらいくら欲しくても産むのを躊躇ってしまいますよね。若い人云々よりも子どもたちに理解のない年配の人たちが増えているのが原因の1つかと。子育て手当の支給や短時間勤務はもちろん、まずは大人の理解が必要だと思います。

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