知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
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反日メディアの失望が半端ない件

2021年11月01日 | 国家論
毎日新聞
「首の皮一枚つながった」波乱の衆院選 分配は最後まで曖昧
11/1(月) 6:45配信

 31日投開票の衆院選は、自民が単独過半数を維持する一方、
与野党ともに閣僚経験者らが敗れる波乱が相次いだ。
新型コロナウイルス対策などの課題が山積する中、
衆院解散から投開票までわずか17日間となった短期決戦。
政権継続は認められたものの、
岸田文雄首相にとっては党の要である甘利明幹事長が小選挙区で敗れる厳しい結果となった。
識者はどう見たか。
 ◇「アベノミクスとどう違うのか」
 経済評論家・荻原博子氏の話
 分配のあり方が大きな争点だったが、岸田文雄首相が掲げる政策には当初から具体性がなく、最後まで曖昧なままだった。
分配についての説明は選挙戦が進むにつれて後退し、「成長なくして分配なし」というアベノミクスとどう違うのか、
分からない内容に収まってしまった。
野党との論戦は最後までかみ合わなかった印象だ。
コロナ禍で格差は広がり、アベノマスクのような税金の無駄遣いが国民に不信感を生んでいる。
選挙後は、生活が少しでも良くなる実感が持てるような分配政策を、「具体的に」示してほしい。
*******

いやいや、首の皮一枚つながったというより、快勝です。
荻原博子氏の話は、結果が出る前のもの田と思います。
荻原氏も結果が出て、自民党が261議席を確保したと知っていたら、
 「国民に不信感を生んでいる」
とは、恥ずかしくて言えないはず。

不信感が強ければ、261議席という結果は出ないからです。

同じように、東京新聞は「もりかけ」での安倍、菅政権の信任を問うという論法で、
 自民党が大敗し、ほらみたことか!「もりかけ」を再調査しないから国民の信任が得られなかったんだ!
と叩く準備をしていたものの、
 国民が「もりかけ」を重視しておらず、自民単独で絶対安定多数261を確保したこと
で、
 失意のどん底にある
ようです。

岸田首相の記者会見で東京新聞の記者が岸田ノートを引き合いに出し、
 安倍元首相の「もりかけ」問題の国民の声を岸田ノートにはどのように書いたのか?
と意味不明な質問をしていたものの、 
 司法の判断を仰ぐと軽く流されていました。

いい加減、
 国益に適う質問をして欲しい
ものです。

国民は、結果として、安倍・菅・岸田の自民党政権に信任を与えた。

特に、
 現在のコロナが世界で未だ広がっているのに、日本では驚異的な低水準にあるという事実
が高く評価されていることは間違いない。
メディアは、自民党政権の手柄にされたくないので、最近はあまり報道しなくなりました。
もっぱら、「理由が分からない」で済ましている。

自民党政権のコロナ失政を攻撃材料にした立民、共産が伸びなかったのも、
 今、収まっているので、説得力が無かったため。

自民党政権下のコロナ対応は、色々、まずかった点も多かったものの、
 今はうまく収まっているし、立民がやるより、ましだったはず
と思っている国民が多かったということです。

*****
現代ビジネスより引用

自民党「圧勝」できなかったのは岸田首相の「ブレ」のせい…降ろしてはいけなかったスローガン
11/1(月) 6:02配信

 衆院選の当選者数は、自民251、立憲民主87、公明28、維新36、国民民主8、共産9となった(NHK開票速報より、1日午前1時現在)。
形式的にいえば、自公で過半数を上回ったので、自公政権は国民の信任を得たといえる。
また、議席数を減らしたとは言え絶対安定多数も上回ったので、「大負け」ではない。

 岸田政権で自民党は「新装開店」したが、岸田首相が思ったほど人気が出なかった。
一方、立憲民主は自衛隊違憲・日米安保反対の共産党と組んだ結果、一定の選挙戦術の範囲で成功した。
ただし、自民党で物足りない人の受け皿にはならず、保守系の維新が躍進することになった。

 筆者は、青木率(内閣支持率+政党支持率)に基づく総選挙予測を1、2週間前から行ってきたが、
本コラムでも、「総選挙の自民党獲得議席を予測すると、240議席をやや下回る」、
「自民党は40議席程度減少させる可能性があるが、それらは立憲民主と日本維新らの議席増になるだろう」とした
(10月25日「立憲民主、公明、共産の「お花畑」議論にもううんざり…大切にして欲しい「リアルな議論」 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88609)。

 自民党は議席数を減らしながらも単独過半数を超えたが、多くの大物議員が小選挙区で負けるなど、
「勝った」とはとても言えない。筆者なりに理由を考えれば、岸田首相の「ブレ」がこの事態を招いた。
**************

これも、自民党が単独で絶対安定多数を取ったと知った後であれば、恥ずかしくて差し替えたい内容です。
 自民党は40議席程度減少させる可能性がある
 立憲民主の議席増になるだろう
 「勝った」とはとても言えない。←単独で絶対安定多数確保
・・・恥ずかしい。

事実を受け入れ、まちがいを認めるのも、ジャーナリストの仕事だと思います。

自民党が単独で絶対安定多数を確保し、公明と維新とで、
 憲法改正に必要な3分の2を確保した
という事実。

これを受け入れられずに、思考停止になっているメディアは多い。
朝日新聞の朝刊の社説も、
 幹事長の甘利が負けたから、自民の勝利ではない的な内容
でした。

甘利の負けは、選挙区の有権者がよく見ている英断であり、
 自民党の負けには直結しない。

また、他の落選結果も、
 世代交代が必要であるというプレッシャーを与えたこと
で、日本や自民党に取ってはとても良かった。

今後、「長老外し」がしやすくなっていくはずです。
**************

選挙結果

日経新聞

衆院選で全465議席が確定 自民261、立民96
維新41、公明32、国民11、共産10、れいわ3、社民1、無所属10

衆院選は小選挙区と比例代表を合わせた465議席が全て確定した。
自民党が追加公認を含めて261議席を獲得し、単独で絶対安定多数に達した。
立憲民主党は96、日本維新の会は41、公明党は32、国民民主党は11、共産党は10、
れいわ新選組は3、社民党は1議席を得た。無所属は10だった。

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は衆院の議席を失った。
***************

共産党や共産化した立憲民主が力を付けたら・・・と正直不安でしたが、
 国民は、甘言にのるほど、バカではなかった
ということで、
 本当に良かった。

共産主義は、国民を幸せにはしない。
自由を束縛し、強制社会の実現を目指す。

民主主義は、国民の民度により、問題もあるものの、
 きちんと機能すれば、共生社会の実現を目指すことができる。

人類が多大な犠牲を払って、ようやく辿り着いた社会のシステムが、
 民主主義
です。

立憲民主の最大の敗因は、
 票が欲しくて、悪魔と手を組んだ
ことにあります。

人は、
 勝つためなら、手段を選ばない
という不誠実な人を信用しない。

維新が躍進できたのは、
 大阪で既得権益に手を突っ込んで、抵抗勢力と戦いながら、規制緩和を実行し、
 市民が目に見える形で、結果を出す
ことができたため。

維新を徹底的に毛嫌いしている人達は、
 共産党をはじめとした、利権を失った人達
です(大阪の古き自民党関係者もたくさん含まれていますが・・・)。

国民は、
 きちんと見ている。

若い世代の自民党支持者が増えているのは、
 高市政調会長を中心に、確固たる政治哲学と、若者に希望を与える積極投資を打ち出している
ため。
本は、ベストセラーになり、YouTubeが未だに閲覧数が増えている。

これから、必要となってくるのは、
 既得権益を手放さない高齢者議員や
 たいした能力も無いのに親の地盤で生き残っている議員を
 能力主義で、国民のために、きちんと仕事ができる議員に変えていく
党の改革だと思います。
 
来年の参院選に向け、高市氏の活躍に期待しています。
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